これを聴いて死ね〜ブリティッシュ・フォーク・ナウ〜2023年更新の表紙


2023年12月23日更新の表紙

さて、2023年リリースの高額LPの数々。
あれもこれも全部、必死の形相で購入して、男前になる計画を立てていましたが
わたくし程のレベルの高さをもってしても、中々計画通りにはいきませんね。
何だろう、必死の形相が足りないのかな?こんなにレベル高いのに・・・

とりあえず、欲しいLPを挙げておきますと

Van Morrison 「Accentuate The Positive」
Yumbo 「鬼火」
Spirit Fest 「Bear In Town」
The Bluebells 「In The 21st Century」
Primal Scream 「Reverberations (Travelling in Time)」
Teenage Fanclub 「Nothing Lasts Forever」
Sufjan Stevens 「Javelin」
Devendra Banhart 「Flying Wig」
The Polyphonic Spree 「Salvage Enterprise」
Family 「Un Soplo En El Corazon」 (再発盤)

欲しい作品はこの他にもまだまだあって、挙げればキリがないですが
枚数的に、今回はこの10枚で許してあげよう!仕方ない!

で、この中で買えたのはブルーベルズとスフィアン・スティーヴンスの2枚。
ブルーベルズはセールで2,000円台で買う事ができ男前になれました。
スフィアン・スティーヴンスは3,000円台で買う事ができ男前になれました。
他の作品はやはり4,000〜5,000円台で販売されていて・・・ホント、無理っす!

しかし、今後もLPの価格が安くなるとは思えないので、5,000円でも6,000円でも
平気で買える収入の職業に転職するしかないなぁ・・・と今までも言ってきました。
もう細かい条件とか贅沢は言わないので、青年実業家、資産家、天才子役
あとは、一流アスリート、ドラ息子、金持ちのボンボン・・・なんかも高収入かも!
この中のどの職業でもでもいいので、募集していたら応募するので連絡下さい!
金持ちのボンボンとか募集してないかなぁ・・・もし金持ちのボンボンになれたら
人一倍頑張って金持ちのボンボンの業務をこなすので是非連絡下さい!

Javelin.jpg JavelinBack.jpg
Sufjan Stevens 「Javelin」 (2023)
米 Asthmatic Kitty Records AKR 171 (LP)

こちらは、今回必死の形相で買ったスフィアン・スティーヴンス「ジャヴェリン」。
ダウンロード・コードは付いておらず、最近ダウンロード無しのLPが増えたような・・・
この流れ、戦略的なものじゃなくて、ただの経費削減なのでしょうか?

内容は、美しく哀し気なメロディーで紡がれる、アコースティックな響きの作品で
傑作「キャリー&ローウェル」の路線という事になっています。

・・・が、弾き語りで録った音源に、後からちょっと他の音を重ねて完成させたような
柔らかい感触のある「キャリー&ローウェル」とは違って
「ジャヴェリン」は全部の楽器の音を別々に録って完璧なバックトラックを作り
最後にヴォーカルを入れた・・・かのような硬い感触があるのですよね。
実際はどうだか全く知りませんが、「感触派」のわたくしにはそんな感触でした。

この硬い音の感触は、人物写真コラージュのジャケットも似ているし
「キャリー&ローウェル」よりも「オール・デライテッド・ピープル」に近いですかね。

AllDelightedPeopleEP.jpg AllDelightedPeopleEPBack.jpg
Sufjan Stevens 「All Delighted People EP」 (2010)
米 Asthmatic Kitty Records AKR 075 (12"×2)

これは「EP」と言いながら、2枚組で、裏ジャケにはC面までしか表記が無いけれど
実はD面もあって、D面にはピアノのインスト曲が11曲も入っています。
おかげでトータル収録時間は普通のLPよりも長くなっているという
「ド変態」なEPになっています。まあ、彼の作品はどれも「ド変態」だけどね!
第175号 いつだってスフィアンのレコードは幅が太い派でこのEPも書いています。

もちろん必死の形相で購入した新作「ジャヴェリン」も「ド変態」で
人物コラージュ作品を中心にした48ページのアート作品集が封入されていましたー。
本当にたくさんの人物がコラージュされているので、もしかしたら自分もいるかも!と
今、探していて、まだ見つかっていないけれど、是非あなたも「ジャヴェリン」を入手して
自分を探してみてください!あなたがコラージュされているかもよ!

InThe21stCentury.jpg InThe21stCenturyBack.jpg
The Bluebells 「In The 21st Century」 (2023)
英 Last Night From Glasgow LNFG119 (LP)

そして、ブルーベルズの「イン・ザ・21st・センチュリー」はタワーレコードのセールで
半額で買ったのでした。やったね、自分!・・・自分、最高!・・・そして自分、必死!
なお、このLPにもダウンロード・コードは付いていませんでしたー。

しかし、セールで安くならないと買えないというのも、いい歳して情けない・・・
早く、青年実業家、資産家、天才子役、一流アスリート、ドラ息子、金持ちのボンボンの
どれかにならなきゃ!ホント、細かい条件とか贅沢は言わないし
もしこれらの求人があれば応募するので、教えて下さいね!

求人フォームへGO!
 

2023年12月4日更新の表紙

2023年11月30日、シェイン・マガウアンが亡くなりました。
長い事、ずっとヨレヨレで、今にも死にそうな感じだったようですが・・・
何だよ!本当に死んじまったのかよ!
65歳・・・まだ若かったじゃないか!そりゃないよ!

グスン・・・今日はポーグスじゃなくて、ポープスの方を聴きます。

TheSnake.jpg TheCrockOfGold.jpg AcrossTheBroadAtlantic.jpg
左から
Shane MacGowan & The Popes 「The Snake」 (1994/CD)
Shane MacGowan + The Popes 「The Crock Of Gold」 (1997/CD)
Shane MacGowan's Popes 「Across The Broad Atlantic」 (2001/CD)


どれを聴いても、ポーグスと何が違うんだ?と思ってしまうような
ポーグス・サウンドが炸裂していて、つまり、これがポープス・サウンド!
一番右側のライブ盤では、ポーグス時代の曲も多く演奏していますしね。

そしてどれを聴いても、シェインの歌声は相変わらずヒドいヤクザ声で
これはホントにヒドい!・・・つまり最高!って事ですよ!

そして、ポープスの3枚だけじゃ、聴き足りないので
かなり久々に映画のサントラ盤のこちらも引っ張り出してみました。
StraightToHell.jpg StraightToHellBack.jpg
「Stright To Hell - Original Soundtrack」 (1987/LP)

「ストレート・トゥ・ヘル」は全11曲中、ポーグスが5曲も入っています。
5曲共、他のアルバムなどでは聴けない曲〜別ヴァージョンになっていて
フィドルが入った「If I Should Fall From Grace With God」の
カントリー・ロック・ヴァージョン(?)とか入っていて楽しいですねぇ。

映画自体にも、ポーグスの皆さん全員、激ワルな風貌で出演していましたねぇ。
他に、デニス・ホッパー、グレイス・ジョーンズ、コートニー・ラブ、ジョー・ストラマー
エルヴィス・コステロ・・・など変な仲間たちも出演していた変な映画でした。
昔、観ましたが、西部劇のパロディになっている部分とか多かったようで
当時ヤングだったわたくしは、あまり意味がわからず
何これ?変な映画!変なの!・・・と、なっていました。


では、シェイン関連作を書いた素敵なウェブ・ページへリンク!
わたくし、けっこうウェブ・ページを書いていますね。
そう、けっこうなファンでした・・・グスン。

第203号 2023/3/5 魅惑のエイティーズ・トゥエルブ・インチ・シングル
→The Pogues 「Fiesta」

2021年12月30日更新の表紙
→Shane MacGowan And The Popes 「Christmas Party E.P. '96」

2019年1月19日更新の表紙
→The Pogues 「Fairytale Of New York」

第170号 2010/12/12 日本独自企画盤で隙間産業を検証
→Shane MacGowan 「You're The One」

第176号 2011/6/28 制服から放たれるスターのオーラがまぶしくて・・・夏
→The Pogues 「Red Roses For Me」

第161号 2010/3/31 CDWOW!による深刻な資金不足解消法
→The Popes 「Outlaw Heaven」

第85号 2004/4/16 1988年、僕の心はアイルランドへ
→The Pogues 「If I Should Fall From Grace With God」

第84号 2004/3/19 ホープ・サンドヴァルの虚ろなロリータ・ヴォイスであの世行き
→The Jesus & Mary Chain 「Stoned & Deathroned」


ポーグスのライブは1回だけ、シェイン脱退前の来日公演に行きました。
1991年くらい?会場は新宿の厚生年金会館だったかな?記憶があいまい・・・
最後にメンバーが、履いていたズボンを脱いで客席に投げ入れ
パンツ姿でステージを去っていきましたー。楽しかったなぁ!
 

2023年11月12日更新の表紙

そう、そうなんですよ!
キス・ザ・ギャンブラーのヴォーカルって
すっとんきょうな感じで、好きなタイプじゃないです。

そう、そうなんですよ!
キス・ザ・ギャンブラーの歌詞って
「ユニクロのワイシャツ」「アイポッド」「セブンティーンアイス」「ハーゲンダッツ」
「ストーリーにいいね!」とか出てきて、商品名、企業名、ネット用語など
今現在は有効だけど、20年、30年後に聴いて、これ何の事?となってしまうような
普遍性が無さそうな言葉も多く使われていて、このタイプ、好きじゃないのです。

製造終了した「アイポッド」なんて、すでに何の事?の領域に入りつつあるしね!
あ、でもわたくし、ホイール回転時代からのアイポッド使いなので
今もアイポッド、バリバリ使っていますよ。(今はアイポッド・タッチ256GBです。)
しかし、ホイール回転アイポッドの使いやすさ、フィット感はホント良かったな。
もし復刻したら間違いなく購入します!是非大容量で!

とにかく、色々と好きじゃない部分が多いキス・ザ・ギャンブラーですが
何となく聴いた曲が何だか知らないけど、頭の中でグルグル回り出してしまってねぇ。
仕方ないので何度か聴いて確認してみたら、やっぱりこの曲はグルグル回るんだな・・・

まあ、グルグル回ってしまったので、仕方ないから別の曲も聴いてみるか・・・
と、別の曲を聴いたら、何だか知らないけど、その別の曲もグルグル回り出して
仕方ないので更に別の曲を聴いたら、それもグルグル回って・・・ああ、グルグル!

主にユー・チューブと、スポティファイ(無料プラン)で聴いていましたが
これだけグルグル回っている事だし、仕方ないから記念に「台風のあとで」の
7インチ・シングルくらいは、買っておこうか・・・ジャケットも可愛いしね!

TaifuNoAtode.jpg
kiss the gambler 「台風のあとで」 (2022)
日 雷音レコード RHION-28 (7")

これがいけなかった。

何だか知らないけど、シングル盤を入手したら、あの曲も、この曲も
更に、今まで以上にグルグル回り出し、まさかあの曲までグルグル回り出すとは!

好きなタイプじゃないのに、キス・ザ・ギャンブラーばっかり聴く日々が続き
もうこうなったら仕方ないので、キス・ザ・ギャンブラーに会いに行って
好きなタイプじゃないのを確認してやる!という事で、行ってきましたー。

2023年11月3日(レコードの日)、下北沢のTHREEでの昼公演
アメリカのシンディグズ(Shindigs)とキス・ザ・ギャンブラーのライブへ行ってきました!

最近のわたくしの中で最も突き刺さる曲として有名な
8分の6拍子の曲「カルダモン」も演ってくれて・・・ああ、良い曲・・・
大ヒット間違いなしのすっごく良い曲「コロネ気流」も聴けた・・・ホント良い曲・・・
大ヒット間違いなしの3拍子の新曲「ふまじめ」も聴けた・・・良い曲だ・・・
駅のベンチでサラダを食べる女の話の新曲「サラダステーション」も良い曲だった!
長期に渡り突き刺さり続けている「台風のあとで」も聴けました・・・しみじみ良い曲・・・

そして、シンディグズのステージにも上がり、コラボ曲「Pass The Time」も歌ってくれたし
シンディグズとは、あともう1曲、竹内まりやのカバー「セプテンバー」も歌ってくれました!
シンディグズは「ユルーいシティ・ポップ」といった趣があり、とても良かったです。
それ、一体どんなんだ?的ですが、正にそんな感じの魅力的なサウンドでした。

また、今回は貴重な「金髪時代のキス・ザ・ギャンブラー」を目撃したわけだし
シンディグズと一緒の「Pass The Time」は今後中々観られないだろうし
これは貴重なステージを観た!と、自慢できるね!・・・誰に?

そして、ライブ会場でCDを買い、サインもしてもらいましたー。
頭の中でグルグル回り出して止まらなくなる曲ばっかり入っています。
今、一番グルグル回っている曲は10曲目に入っている「ペペロンチーノ」で
かなり変な曲ではありますが、かなり盛り上がる、楽しくてかっこいい曲でもあります。

こちらのCDは一般流通はしておらず、通販かライブ会場でしか買えないようです。
ちなみに、このアルバムはLPでも出ています。LPは一般流通していますね。
・・・あ、実はわたくしLPも持っていて・・・好きなタイプじゃないのにね!

WhatAmISayingCD.jpg WhatAmISayingCDBack.jpg
kiss the gambler 「私は何を言っていますか?」 (2023)
日 City Bike Records CBRK-0005 (CD)
 

2023年10月29日更新の表紙

2023年、秋・・・レコードの価格が高過ぎで、まったく購入できていません。
いや、購入できていないというか、価格が高過ぎで購入する気が起きないのです。
数枚分であれば使える資金はあるので、購入を諦めている訳じゃないのですが。

実際にはどんな感じで購入する気が起きないのか、例えを出すと・・・

ユンボの2枚組LP「鬼火」などは、2枚組とはいえ定価5,500円・・・
5,500円なんて、レアーでプレミアのついた中古LPの価格という認識があるので
やっぱりどうしても新品で5,000円超えていると手が出ないという貧乏性。
また「鬼火」はCDを所有しているので「遂に初LP化!」と言われても
音源的には聴けるし、気楽にポン!とは購入できない・・・という貧乏性。

・・・などと、色々と買わない理由を考えて、よし!やっぱり買わないぞ!と決め
改めて「鬼火」のLPをチェックしてみると・・・えっ?どこも売り切れですよおぉー!
発売2週間くらいで、もう各ショップ売り切れなんてびっくりしましたー。

そんなに人気の盤だったのか・・・うーん、ユンボってそこまでの人気だったか?
しかし、買わないと決めたのに、一瞬で入手困難になると欲しくなっちゃうよね!

この気持ちわかるでしょ?・・・いや、わからないよね。
音楽を聴くのと、レコードを買う事が、繋がっているというかね・・・
だから、音源だけ聴けてもダメって事で、各サブスクリプション・サービスや
ユー・チューブなどで聴けても、タダで聴けてサイコー!とはならないし
あと、自分でお金を出して買わないとダメっていうのもあって
誰かにプレゼントしてもらいました・・・とか全然嬉しくないのですよねー。

とは言ってみたけど、プレゼント大歓迎なので・・・誰かちょうだい!
・・・以上、面倒臭くて、気持ち悪いオヤジのつぶやきでした。

Onibi.jpg
yumbo 「鬼火」 (CD/2016)

アルバムのオープニングを飾る強力な名曲「悪魔の歌」の
素晴らしいライブ映像はこちら!・・・素晴らしい!
https://www.youtube.com/watch?v=zAuSND2UtBE

しかし、この「鬼火」というアルバム。以前も掲示板で書いたけど
ディスク2の2曲目「悲しきマグロ」の間奏のギターがとてつもなくカッコ良くてねぇ。
まるで、カサカサと暗闇に潜むゴキブリのようなギター・ソロ!
・・・って意味不明な例えで本当に本当に申し訳ないですが
そんなゴキブリ・ギターが、「ここから演奏して下さい、はい、今です、どうぞ!」
・・・という感じで切れ込んでくるのが、また、たまらなく最高ですねぇ。

「悲しきマグロ」、是非どこかで聴いてみて下さい。
普段は大音量で聴いて下さいと言うところですが
この曲に関しては、できるだけ小さい音量でお願いします!
 

2023年9月25日更新の表紙

ライブ会場の物販コーナーを覗いてみたら
カセット・テープしか売っていないので、仕方なく、渋々、テープを買ったのです。
・・・いや、本当は渋々ではなく、わーい!って喜んで買いましたけどね!

それは2023年9月10日、日曜日の話。
それはアメリカからやって来たエイプリル・マガジンの来日公演での話。
会場は八丁堀の七針。共演は大石裕美、ペルヴァンシュ、ボーイズ・エイジ。

ああ、ペルヴァンシュとエイプリル・マガジンを一度に観られるなんて!
テイストの違う大石裕美ちゃん、ボーイズ・エイジも同時に観られるなんて!
ペルヴァンシュは凄ーく良かったし、4組も観られてとても幸せ!わーい!

で、カセット・テープしか売っていなかったのはエイプリル・マガジンの物販で
他のアーティストはカセット・テープ以外も置いていましたよー。
で、こちらが今回購入したカセット・テープ2種。
2本も買っちゃった!わーい!

WesleysConvertibleTapeForTheSouth.jpg
April Magazine 「Wesley's Convertible Tape For The South」 (cassette/2023)

TambourineEP.jpg
April Magazine 「Tambourine EP」 (cassette/2023)

上の白黒ジャケットの作品は片面4曲ずつの8曲入り。
テープの収録時間に強引に合わせたかのようにAB面とも最後の曲が
いきなりブツッ!と途切れて曲が終わり、うわっ!かっこいいー!
下のカラフルなジャケットの作品は片面2曲ずつの4曲入りの最新作。
こちらはブツッ!と途切れません。

実際ライブでも、ノイジーでうるさいギターが鳴り響く中
スタッフがアンプのスイッチをブツッ!と切って音を止めるという
カセット・テープと同様の演出があり、うわっ!凄ぇ!かっこいいー!

しかし、これ、マニアしか買わないであろう、カセット・テープという形態だし
一般流通もしていなさそうだし、一体何本売れて、何人が所有しているのか・・・
持っている人がとても少ないと思われるこんな作品が
今、自分の手元にあって、聴いているなんて何か不思議ですね。

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そして、ライブの数日後に、届いたのがこれ。
クラウド・ファンディングで出資したリターンとしての品です。
出資したのは半年以上前で、それが完成し届きました。わーい!

TokyoRecital.jpg TokyoRecitalBack.jpg
Colin Hare 「Tokyo Recital」 (LP/2023)

英国シンガー・ソングライター、コリン・ヘアの来日ライブ音源がLP化!
名盤「March Hare」からの名曲連発!ハニーバス時代の名曲も連発!
帯付き!カラー盤!レコード取り出し口の封印シール!
コリン・ヘアさんの直筆サイン!ライブのチケット&チラシのレプリカ!など
デラックス・エディションですか?的なオマケ満載の充実のパッケージング!
出てくる音も素晴らしいし、モノとしても素晴らしい宝物レベルの1枚です。

プレス枚数は400枚で、今後、一般発売もされる予定のようですが
クラウド・ファンディングの出資には27人しか参加しておらず
今の時点ではこのLPを所有しているのは30人もいないのですよねー。
つまり、エイプリル・マガジン同様、持っている人がとても少ない作品が
今、自分の手元にあって、それを聴いているのが不思議でもあります。

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そして更に数日後、また何か届きました。
これが何と!またもやのカセット・テープだぁ!わーい!わーい!

HandCream.jpg
Lilly Chilly Blue Stars 「Hand Cream」 (cassette/2023)

荷物を開封すると、カセット・テープの他に、サイン入りポストカードと
ラムネとせんべいのおやつ付き!スペシャルで可愛らしいったらありゃしない!

キラキラとラメ入りボディーのカセット・テープは見た目もとても素敵で
出てくる音もキラキラと輝きながら浮遊感を持った素敵なポップスで最高!
ジャケットの絵は小林しの画伯(キャー!)だし
もちろん、しのちゃんも歌っています。ヤバい!素敵過ぎて泣きそうですよー。

これも販売サイトでは、販売数45本ってなっていました。
うーむ、45人しかこの素敵な作品を持っていないのか・・・
それが今、自分の手元にあって、聴いているなんてとても不思議です。

それにしても、どうした事か、この2週間程で入手したアイテムはすべて
持っている人が少ないと思われる作品ばかりになってしまいました。

ただ、どれも最新のリリースなので、2023年9月の新譜でもありますよね。
まあ、新譜といっても多くの人にとっては「裏新譜」なのだろうけど
わたくしにとっては全部「表新譜」ですからねー。
どれも内容バツグン!これ、マジで。わーい!わーい!
 

2023年9月7日更新の表紙

  ---先生!シガレッツ・アフター・セックスの新しい7インチ・シングルが
  10月に出るのですが、各ショップの価格を見たら、2,500〜3,000円位で・・・
  この価格でも買った方が良いでしょうか?

「それは良い質問ですね。
確かに、2曲しか収録していない7インチが2,500円もすると購入を躊躇しますよね。
ただ問題は価格では無く、本当に必要なのか、必要無いのかという事なので
もう一度胸に手を当てて、考えてみてはいかがでしょうか。」

  ---先生!それと、シガレッツ・アフター・セックスのフロントマンの
  グレッグ・ゴンザレスの別プロジェクトのEPも出ているのですが
  5曲入りで3,500〜4,500円という価格で・・・買った方が良いでしょうか?

「それも良い質問です。
確かに、5曲しか収録していないEPが3,500円もすると購入を躊躇しますよね。
ただ問題は価格では無く、本当に必要なのか、必要無いのかという事なので
もう一度胸に手を当てて、よく考えてみてはいかがでしょうか。」

  ---先生!胸に手を当てて考えてみたら
  どちらの作品も必要だ!と胸に当てた手が言っていました。
  でも、どうしてもこの金額を、えいっ!と出せるような度胸が無いので
  もし、少しでも安く買えるような裏技があったら教えて欲しいのですが。 

「それは良い質問ですね。
各ショップの割引きキャンペーンは色々ありますが、HMVのオンライン・ショップで
輸入アナログ盤2枚同時に買うと20パーセント引きというのがありますよ。
20パーセント引きなので3,500円→2,800円になりますよ!どうです!」

  ---先生!HMVは配送料が必ず330円かかりますよね。(2023年9月時点)
  幾ら以上買うと、配送料無料!とかは無いのですね。
  コンビニ受け取りにすれば配送料はかからないようですが
  LPサイズだとコンビニ受け取りが利用できないし・・・
  当然、配送料も込みで価格を考えているので、これは利用できないかな・・・

「それは良い所に気が付きましたね。
実はHMVのコンビニ受け取りは7インチサイズだと利用できるのですよ。
12インチ・サイズの作品を買うのは諦めて、7インチ専門で行ったらどうですか?」

  ---でも、HMVは輸入盤の7インチってそんなに扱っていないし
  今、7インチで欲しい作品は無くて、無理に2枚選んでもしょうがないし・・・

「それは良い所に気が付きましたね。
そういう場合の裏技があるので、お教えしましょう。
まず、1枚はあなたが欲しい、シガレッツ・アフター・セックスの7インチを選びます。
もう1枚は、けっこうリリースが古くて、取り寄せになっていて
さすがにもうこれは取り寄せても入荷しないだろうなぁというヤツを選ぶのです。
それが結局入荷せずに、HMV側からキャンセルさせていただきますと連絡があり
見事、シガレッツ・アフター・セックスの7インチだけ、20パーセント引きで
コンビニ受け取りで購入きるという、パーフェクトな裏技です。どうですか?

  ---でも、もし、もう1枚選んだのが入荷してしまったら
  欲しい作品でも無いのに、そちらも買わなければいけなくなりますよね。

「それは良い所に気が付きましたね。
そこら辺は、長年レコードを買ってきたあなたの勘で、うまく選んで下さい。
まあ、何を選んでも構いませんが、インディーズ作品だと
どっかから在庫が出てきちゃう場合があるので
メジャーな有名アーティストを選んだ方がいいでしょうね。」

  ---うーん、何だかリスキーな裏技ですね・・・って、これは裏技なのですか?

「それは良い質問ですね。
間違いなく裏技です。伊東家の食卓に応募すれば採用されるレベルの裏技です。
是非、伊東家の食卓に応募して下さい。採用されれば賞金も貰えますよ!
20パーセント引きで安く買えて、更に賞金も貰えるなんて完璧な計画です!」

  ---伊東家の食卓・・・古っ!
  ところで先生、あなたは一体誰なのですか?

「・・・それは良い質問ですね。」


HmvOnline.jpg
HMVのサイトより。
シガレッツ・アフター・セックスの10月発売予定の7インチシングルです。
元々が2,969円なので、20パーセント引きでも2,376円か・・・うーん。
これに何かもう1枚、絶対入荷しない7インチを探して注文して
強引に20パーセント引きにしないといけない・・・ちょっと無理そうな裏技です。

まあ、伊東家の食卓には応募するつもりですけどね!
 

2023年7月29日更新の表紙

2023年7月23日、日曜日、天気は晴れ。
高円寺のライブハウス、ジロキチへ行きました。

階段を下りて地下に行き、受付を済ましたら
何と!小林しのちゃん(キャー!)がいるじゃないですか(キャー!)
しのちゃんは髪をバッサリと短くしていて、とても素敵(キャー!)でした。

3日前の7月20日には髪をバッサリ短くした青葉市子ちゃんも見ていたので
これは髪をバッサリ・ブームの到来を告げる、2023年の夏の夢か幻か・・・
いや、幻なんかじゃない!人生は夢じゃない!僕達ははっきりと生きてるんだ!
・・・と、ヒロトも歌っていました。ブルーハーツ「夕暮れ」で歌っていました。
つまり、市子ちゃんもいいけど、しのちゃんが第1位(キャー!)なのです。

・・・ああ、わたくし、一体何を言っているのでしょう。気持ち悪いし意味不明ですが
ただひとつだけ言えるのは、気持ち悪いオヤジのくせに、キャーキャー言ってしまい
でもたくさんキャーキャー言えて満足です・・・気持ち悪いオヤジだけどね!

という事で、この日はネオ・アコースティック・パビリオンのライブ・イベントでした。
スノー・シープ、サイクリング・イン・マーマレード、ランドリーズの3バンドが出演。
昼の1時に開場〜夕方までのライブで、ジロキチのオフィシャルなスケジュールには
載っておらず、貸し切りの自主企画的な感じだったのでしょうかね。

着席ライブで、ゆったりと楽しめて、ステージと客席も激近で良かったよー。
とても近いので演者と目線が合ったりして・・・恥ずかしくて目線そらしたりして・・・
幻なんかじゃない!人生は夢じゃない!そう、僕ははっきりと目線をそらしました!

ライブはまずスノー・シープが登場。
ご存知だとは思いますがスノー・シープは
小林しのちゃん(キャー!)がメンバーの3人組。
今回はサポート・メンバーも加わり、計6人での演奏。
スノー・シープのフル・バンド編成って中々やらないと思うので
今回は貴重だったんじゃないかな?
目線?合いましたよ!キャー!赤面です。

続いてサイクリング・イン・マーマレード。今、売り出し中(?)の若手バンドです。
12弦のアコギをガシャガシャと高速でかき鳴らし、勢いがありました。
ヴォーカルがエモーショナルで、声を張り上げると、ちょっと尾崎豊に似ていたかな?
曲は変化球無しでストレートに攻める、王道のロック系ネオアコ!良かった!

最後に登場はランドリーズ。
今回、ドラムスとリズム・ギターはサポートでしたが
やはり貫禄ありましたし、どの曲もしみじみ良い曲で、素晴らしかった!
とても楽しかったMCによると、解散の危機(?)を乗り越え、久々の演奏!

で、これもご存知だとは思いますが、ランドリーズには小林しのちゃん(キャー!)が
ゲスト・ヴォーカルで歌う「I Call Your Name」という曲があり
今回、小林しのちゃん(キャー!)もいるという事は?
しのちゃんも登場して一緒に歌うのではないか?
もし、しのちゃんが出てきたら、出てきた瞬間、キャーキャー言わないと!

まあ、結局恥ずかしくてキャーキャー言う事はできませんでしたが
ランドリーズ&しのちゃんヴァージョンの「I Call Your Name」を観る事ができました。
これは幻なんかじゃない!人生は夢じゃない!やったぜ自分!
 
NeoAcousticPavilionVol31.jpg
 
こちらが今回のフライヤーです。

ライブを観終えて僕は思いました。
改めて、小林しのちゃんのヴォーカルは第1位!

はて、しかし、どうして、どこら辺が第1位なのか?
今年の春に出たスノー・シープの1stアルバムと
ランドリーズの「I Call Your Name」を
もう一度聴き返して、検証してみます。
 
WhiteAlbum.jpg
 
Snow Sheep 「White Album」 (2023)
日 blue-very label blvd-034 (CD)


こちらがスノー・シープの8曲入りアルバム。
穏やかな表情のアコースティック・ポップを
小林しのちゃん、近藤健太郎さんの男女ヴォーカルの
優しい響きで聴かせてくれます。全曲英語詞。
1曲目から鳥のさえずりが聴こえてきて、ああ・・・
5曲目「A Way To The North Land」はかなりの名曲。
なんて素敵な曲・・・ああ・・・
 
AnotherSunnyDay.jpg
 
b-flower/The Laundries
「Another Sunny Day/I Call Your Name」 (2018)

日 Seeds Records Flexi 001 (7'Flexi)


ランドリーズ&小林しのちゃんの
「I Call Your Name」はここでしか聴けません。
もう何度も何度もしつこく書いていますが
この強力な2曲入りのフレキシ、最高峰の1枚です。
まだ、ギリ、入手できるのかな?どうだろう?
とにかく手遅れになる前に是非!
 
LookingForAKey.jpg
 
小林しの 「Looking For A Key」 (2016)
日 Philia Records PHA-13 (CD)


今回のライブでは、ここからは演奏しませんでしたが
どさくさ紛れで、小林しのちゃんのソロ・アルバムも!
各種配信でも聴けるアルバムですが
聴いたら一瞬でとろけちゃうカバー曲
「夢色のスプーン」はCDにだけ収録されているので
CDも入手しないといけない事になっています。
こちらも入手困難になる前に是非!
 

しかし、ここら辺のインディーズのライブとか、いきなり参加するのって
いつもの仲間の中に部外者が入って行くような感じで、気軽に行きにくいですよね。

僕なんかも、部外者がいきなり参加したタイプで、いまだに馴染めていない口ですが
よし行くぞ!と決断して行ったら、何か良い事があるかも知れないですよー。
とにかく、行くぞ!の決断が大事。行かなきゃ何にも起こりませんからねー。
 

2023年7月5日更新の表紙

ふぅー、やっと復習が終わりました。

予習せずに臨んだマイケル・ヘッド&ザ・レッド・エラスティック・バンドの来日公演。
2023年5月29日、月曜日、下北沢のライブハウス、シャングリラで観て来ましたが
激!感動の素晴らしいライブで、感動が止まらないので
予習せずに行ってしまったのを反省し、復習をしていたのです。

では、日光猿軍団風に・・・反省!

・・・よし!しっかり反省もしたし、手元にあるマイケル・ヘッド関連作品を全部聴き
復習も終わりましたが、やはり、これだけ枚数聴いたらジャケットを並べたいなぁ。
だって、わたくし「ジャケット並べ隊」に参加していますからね。
という事で、今回、復習で聴いた全13枚、リリース順に並べちゃいました。

えっ?あなたもジャケットを並べて楽しみたいって?
どうせ私なんて・・・と、すねているそこのあなた!
そんなあなたも「並べ隊」に参加する事が可能になりました!
こちらの入力フォームを使うと簡単に登録でき、とても便利ですよ。
並べ隊入力フォーム

なお、女性は「並べたガール」への参加になってしまいますが
今なら審査も無いし、登録無料、年会費無料、更新料だって無料です!
1回契約したら、毎月商品が送られてきて、解約方法もよくわからないとか
そんな事も無いので、この機会に是非どうぞ! →並べ隊入力フォーム

では、全13枚、並べるのが目的なので、各作品について
適当な事しか書いていませんが、この機会に是非どうぞ!→並べ隊入力フォーム
 
ThankYou.jpg The Pale Fountains 「Thank You」 (1982)
英 Virgin Records VS 557 (7")


マイケル・ヘッド絡みで持っている唯一のシングル盤。
A面「Thank You」、B面「Meadow Of Love」。
AB面共にソフト・オーケストラル・ポップの名曲!
AB面共にアルバム未収録です。
 
PacificStreet.jpg The Pale Fountains 「Pacific Street」 (1984)
英 Virgin Records OVED 143 (LP)


ペイル・ファウンテンズの1stアルバム。
今回のライブではA1「Reach」をやってくれて
何だか知らないけど、わたくし、大号泣してしまいました。
このアルバムにそこまで思い入れは無いのだけど
ライブでこれ程の号泣は初めて、自分でもビックリです。
 
FromAcrossTheKitchenTable.jpg The Pale Fountains
「...From Across The Kitchen Table」 (1985)

日 東芝EMI 25VP-1022 (LP)


1stよりビートが効いてロックぽくなった2nd。
ライブではA3「Jean's Not Happening」をやってくれ
この曲では泣かずに、思い切り楽しませてもらいました!
ライブでやったペイル・ファウンテンズの曲は「Reach」と
「Jean's Not Happening」の2曲でしたー。
 
Zilch.jpg Shack 「Zilch」 (1988)
英 Ghetto Recording Company GHTT 1 (LP)


ペイル・ファウンテンズからシャックへ。
シャック1stはペイル・ファウンテンズからの流れを感じる
青春の香り漂う、とても素敵なアルバムで凄く良いです。
そう、これ、まだ1980年代の作品だったんですねー。
ああ、青春はいちどだけ・・・
 
Waterpistol.jpg Shack 「Waterpistol」 (1995)
独 Marina Recordings MA 16 (LP/1999)


シャックの2ndは1995年にCDのみでリリースされ
その後、1999年にLP化されました。
僕はこのLPを購入したので
持っていたCDは処分してしまいました。
何だか地味な曲が並んだアルバムです。
 
TheMagicalWorldOfTheStrands.jpg Michael Head & The Strands
「The Magical World Ofthe Strands」 (1997)

英 Megaphone Music LP MEGA01 (LP)


マイケル・ヘッド&ザ・ストランズ名義で出た作品。
マイケル・ヘッドだけの名前でも良いはずなのに
近作もザ・レッド・エラスティック・バンドで出しているし
徹底してソロ名義にせず、バンドと共にって感じです。
マイケルさん、バンド活動が好きなんだね!
 
LongshotForYourLove.jpg The Pale Fountains 「Longshot For Your Love」 (1998)
独 Marina Recordings MA 37 (LP)


シングル曲やBBC音源などによる
ペイル・ファウンテンズの編集盤。
シングル「Thank You」と同じ時に撮影したであろう
ジャケット写真が凄く良い!内容も素晴らしい!
「Just A Girl」の1985年ヴァージョンも絶賛収録中。
 
 
HMSFable.jpg Shack 「H. M. S. Fable」 (1999)
日 East West Japan AMCE-7073 (CD)


マイケル・ヘッド&ザ・ストランズになったと思ったら
またシャックに戻りました。シャックとしては3rdです。
今回並べた中でこれだけCDしか発売されていません。
今後LP化される事は無いかなー。
名曲「Comedy」を収録。日本盤CDはボーナス1曲追加。
 
HeresTomWithTheWeather.jpg Shack 「...Here's Tom With The Weather」 (2003)
英 North Country NCLP002 (LP)


ペイル・ファウンテンズの頃の音が戻ってきた!と
一部で話題になったシャックの4th。
確かに!これは良い!ペイル・ファウンテンズというより
純粋に良い曲が並んだナイス・アルバムです。
最新作「Dear Scott」にハマった人はこれも聴いてみて!
 
TheCornerOfMilesAndGil.jpg Shack 「...The Corner Of Miles And Gil」 (2006)
英 Sour Mash Records JDNCLP006 (LP)


シャックの5thのアナログ盤は全12曲を
強引に2枚組にしたタイプの2枚組。
アルバムとして全然悪い事は無いのだけど
何だか印象に残らない曲が多い・・・
B2「Black & White」は凄く良いね!
 
SomethingOnMyMind.jpg The Pale Fountains 「Something On My Mind」 (2013)
ベルギー Les Disques Du Crépuscule TWI 119 (LP+CD)


1982年のデビュー12インチを元にした編集盤。
初期のライブ音源もたっぷり収録。
ここで聴けるライブにはラヴのカバーが入っているけど
今回の来日公演でも最後にラヴのカバーやりました!
この作品は第187号 2013/12/21で書いています。
 

AdiosSenorPussycat.jpg Michael Head & The Red Elastic Band
「Adiós Señor Pussycat」 (2017)

欧 Violette Records VIO-025(LP)


シャックは終了し、ザ・レッド・エラスティック・バンドに!
微笑むマイケル・ヘッドのジャケットもイイね!
ライブでも彼は笑顔たっぷりでした。
こんな笑顔と、良い演奏で楽しませてくれて
そりゃー観客も幸せな気分になるよね。
 
DearScott.jpg Michael Head & The Red Elastic Band
「Dear Scott」 (2022)

英 Modern Sky M4826-UK-LP (LP)


そして、ザ・レッド・エラスティック・バンドの2ndは
トランペットが印象的に入る曲が多くて
これ、これ、これが聴きたかったんだよー!
とにかく良い曲満載!1982年のデビューから40年後の
2022年にこれか!やったね!本当に素晴らしい!
 

「Dear Scott」のLPには、ちゃんとした参加メンバー・クレジットが無いのですが
インナーのレコーディング風景の写真を見ると、レコーディング参加メンバーが
ほぼそのまま今回の来日メンバーだったようで、バンドの一体感も出ていました。
ズバリ!ザ・レッド・エラスティック・バンドのライブ演奏、抜群に良かったです!

今回、オープニング・アクトで、ギターを担当しているナットさんが数曲披露。
前座なんていらない!という人もいると思いますが
僕はオープニング・アクトは好きで、いつも楽しみにしています。

ライブ本編では途中にアコースティック・セットを挟んだり
マイケルの妹さんがメインで歌う曲があったりと、色々ありましたねぇ。
そして「Dear Scott」のジャケットのように、片膝ついてギターを弾くのは
彼の定番スタイルのようで、けっこう長い時間、片膝ギターをやってくれました。
「ほら、今からしばらく片膝ギターやるから、シャッター・チャンスだよ!」ってね!

彼は1990年代前半にシャックで来日した時も片膝ギター、やっていましたね。
あの時は、髪型がチリチリ・パーマになっていて、誰ですか?って感じだったなぁ。
あと、同じく1990年代前半、初来日のモノクローム・セットを観に行ったら
ビドもチリチリ・パーマだった・・・あれっ、誰ですか?

ライブ・チケットは新宿のレコード店、ヴィニール・ジャパンの店頭でのみ販売で
2023年とは思えないアナログ度高い販売方法でした。
(最終的にeプラスでも販売されました)
おかげ様で、いまどき絶滅危惧種である
ちゃんと印刷されたチケットの半券が手元に残りました。嬉しいな!

MichaelHeadLiveInJapan2023Ticket.jpg

迷って迷って、けっこう遅く買いに行ったので、チケット・ナンバーは084番でした!
084!・・・オハヨーですね!語呂がいい!明日良い事あるかも!
・・・いや、オハヨーとか語呂合わせで喜んでいる時点でわたくしアウト!なので
明日良い事無いな・・・
 

2023年6月22日更新の表紙

3回の内、1回は必ず言っているので、ご存知とは思いますが、わたくし必死です。

なので今一度、改めて言わせていただきます。

・・・あ、どうも、わたくし必死です。

・・・はい、という事で、今一度、改めて何が必死なのか言っておきますと
レコードが高額で発狂しそうなので、安く買うために必死になっています。

当然、欲しいレコードの価格は毎日のように必死でチェックしています。
特に価格が変動するアマゾンのチェックは怠りませんが
価格がいつ変わるかわからないので、1日1回のチェックでは不安で
なんなら2〜3時間おきにチェックするくらいの勢いですね。

また、いくつかのオンライン・ショップでは、急にセールが開始される場合があり
当然こちらも2〜3時間おきのチェックなんか当たり前、なんなら睡眠時間も削って
・・・いや、もう睡眠などせずにチェックするくらいの勢いなのです。

どうしてこれ程までに必死なチェックに臨んでいるかというと
もし安くなったレコードが、僕と同じくらい必死でキモいライバルに
先に買われてしまったら、もう悔しくて、悔しくて、夜も眠れなくなるでしょ?

・・・あ、でも睡眠などせずにチェックをする勢いなので
キモくてキショいライバルに買われて悔しくて眠れなくなっても
眠っていないのは元々一緒か・・・いっけねぇ、気付かなかった・・・ガッハッハ!

・・・で、この必死のチェックが、この度やっと、遂に、実ったのです!
なんと!前日まで5,000円を超える価格だったレコードが急に値下げされ半額に!
なんと!2,000円台で買える!やったぜ!・・・と思って注文しようとしたら
配送料がかかって3,000円超えの価格になり発狂しそうに!
そこで、こんな時のためにとっておいた500円引きのクーポンを利用して
何とか2,000円台にして買ってやったぜ!ざまあみやがれ!

そして配送されてきた、必死さの塊のようなレコードはこちら!

TheSpaceBetween.jpg TheSpaceBetweenBack.jpg
Alice Boman 「The Space Between」 (2022)
欧 Play It Again Sam PIASR1300LP (LP)


はい、スウェーデンのキーボード系シンガー・ソングライター、アリス・ボーマンです。
こちらは1st「Dream On」(2020)に続く2ndアルバムになります。

で、針を落として聴いてみたら・・・あれ?アリスちゃん、こんなんだったっけ?
ポップで覚えやすい曲が並んだ1stは凄く良くて、よく聴くのだけれど
この2ndはキーボード・メインの薄い音で、ニュー・エイジ・ミュージックみたいだ・・・

.・・・と、予想していたのと違う音が出てきて、発狂しそうになりましたが
10回くらい聴いたら、良く響き出して・・・ギリギリ・セーフで発狂せずに済みました。
うん、バックの音が薄い分、彼女の可愛らしい囁き系ヴォーカルに耳が行きますね。

しかし、今どきニュー・エイジ・ミュージックとか言われても何の事やら・・・でしょうか?
ああ、古くてごめんちゃい、アリスちゃん。

あ、そうでした・・・「ごめんちゃい」の言い回しがムカつきますよね。
謝っておきますね、もしムカついたら、ごめんちゃい!
 

2023年6月4日更新の表紙

  ---しかし毎回毎回、レコードの価格が高くてシャインマスカットでドリアン!とか
  収納ピンチなので幅が太い見開きジャケットは買わない!買わせない!だとか
  ホント、毎回毎回、同じような話題で、読む気が失せますよね。

「それはわかっていますが、価格高い問題や、収納ピンチ問題は
風化させちゃいけないので、言い続ける事も大事かな・・・と。」

  ---それ、何かよく耳にするフレーズですが、使い方間違っています。

「最近、思うのですが、昔から追っている人の新譜は出たら買うから
確実に枚数増えるわけですよ。追っている人の作品を買うのは仕方無いとして
問題は新しいバンドなんかにも手を出してしまうところで・・・

  ---確かに!新人さんは最初は1stしか出ていないのでアルバム1枚だけど
  2nd、3rd・・・って順調に出たら、どんどん枚数増えて行きますよね。
  そんな新人さんを何組も手を出したら、そりゃー枚数、増える、増える。

「そうなんですよ。ついこの間デビューしたばかりだと思っていたイギリスのバンド
ラサムズなんかも、すでに手元にアルバムが3枚もあって、びっくりです。
その内1枚は2枚組、見開きジャケットで幅が太く、収納ピンチに一役買っています。」

  ---ラサムズの見開きジャケットって、1stアルバムのデラックス版ですよね?
  つまり1stアルバムは通常版とデラックス版、2枚持っていると・・・
  そんな変な買い方しているから、収納がピンチになるんじゃないですか?

「変な買い方とは失礼な!
同じアルバム、3枚、4枚と持っている人もいますからね!
3枚、4枚、買っている人はド変態だとでも言うのですか!まったく失礼な!」

  ---失礼ついでに言うと、新しいアーティストも買っていて俺凄いだろ!的な事を
  言いたいようにも聞こえますが・・・実際はそれほど買っていないんじゃないですか?
  女性ヴォーカルしか聴きましぇん!とも豪語しているようですが
  今、女性ヴォーカルといえばこれ!なボーイジーニアスやそのメンバーのソロ
  他にもクライロだとかビーバドゥービーなどは、もちろん買っていますよね?

「それは・・・答えられません!個人情報が含まれるので・・・」

  ---それもよく耳にするフレーズですが・・・使い方おかしいです。

「とにかく新しいのを聴かない人は、老いぼれリスナーというイメージがあって
いつまでも若いヤング気取りの僕は、老いぼれリスナーになるつもりは無いので
けっこう頑張って、新しいのもバンバン買っているのですよ。」

  ---なるほど。ただ今何組か挙げた女性アーティストはどれも買っていないし
  言うほどバンバン買っていないですよね?

「・・・記憶にございません。」

  ---それも定番フレーズですが・・・使い方、おかしいです。
  


  この話は次回へ続きます。

  次回では更に掘り下げて
  ドリアン価格のLPを買うのか、ドリアンを食べるのか、など
  究極の2択で追い込んで、真相に迫っていきます。

HowBeautifulLifeCanBe.jpg HowBeautifulLifeCanBeDoubleVinyl.jpg FromNothingToALittleBitMore.jpg
The Lathums
「How Beautiful Life Can Be」
(2021)

欧 Island Records 3830588 (LP)
The Lathums
「How Beautiful Life Can Be」
(2021)

欧 Island Records 3830562 (2LP)
The Lathums
「From Nothing To
A Little Bit More」 (2023)

欧 Island Records 4844910 (LP)

今回、Lathumsの発音は、主流になりつつある「ラサムズ」にしましたが
ヴォーカルのアレックス・ムーアが実際喋っているのは「ラサムス」に聞こえるし
別のメンバーは「ラザムス」って言っているようにも聞こえ、もうわかりません!

2ndのサウンドは1stと変わらず、とにかく良い曲満載の素晴らしい内容でした。
フレンドリーで楽しいけれど、ふっと泣かせちゃう楽曲は感動を運んでくれて
つまり、楽しいけれど最後に泣かせちゃう「フーテンの寅さん級」でもあります。

1stからベースのメンバーが抜けて、2ndのインナー写真ではメンバー3人でしたが
すぐに新メンバーが加入して、今はまた4人組に戻りました。
そして、2ndにもデラックス・ヴァージョンの2枚組LPが存在して・・・
もちろん欲しいけれど、1枚ものでもドリアン価格な昨今なのに
2枚組でダブル・ドリアン・・・いや、トリプル・ドリアン価格で絶対買えないのでつらい・・・
・・・というか、2枚組LP、どこにも売っていないのですけど!ああ、男はつらいよ・・・
 

2023年4月30日更新の表紙

さて、レコードを買わないと生きていけない僕やあなたを悩ませるレコード・ストア・デイ。
2023年4月22日に開催され、今回も魅力的なアイテムが並んでいましたねぇ。

あ、並んでいたといっても、わたくし実店舗へは出動しなかったので
ネット上で並んだ販売作品リストを見て、ああ魅力的だね!と思っていたのでした。
レコード・ストア・デイは実店舗を盛り上げる企画なので店頭販売が基本で
店頭で売り切れなければ翌日からネット注文できるシステムになっています。

特に欲しいと思った作品は以下の輸入盤3枚。
プリファブ・スプラウトのスティーヴ・マックイーン・アコースティック、LP。
ポーグスのスティッフ時代のシングルB面曲コンピレーション、LP2枚組。
ジャズ・ブッチャーのレア曲コンピレーション、LP2枚組。
うーん、何か1980年代の英国物ばっかりですねぇ。

で、レコード・ストア・デイの翌日、ネット注文できるかどうかチェックしてみたら
ポーグスは売り切れ、プリファブ・スプラウトとジャズ・ブッチャーは在庫ありでした。

輸入盤なので、レコード屋によって価格が違いますが
ポーグスは価格が7,500〜8,500円くらいのヤベー価格設定だったので
もし売り切れていなくても買わなかったでしょう。
2枚組とはいえ新品LP8,500円なんてどう考えてもヤベーでしょ?

プリファブ・スプラウトは各店6,000円前後かぁ・・・これもヤベー価格設定ですよね。
冷静に考え、僕の生活レベルでは買ってはいけない価格と判断して購入を断念。

ジャズ・ブッチャーはディスク・ユニオンのサイトでしか見つけられなかったけれど
税込みで4,290円・・・うーん、ビミョーだけど2枚組だし、まあ、ギリ買える価格・・・
5,000円以上買うと配送料無料になるので
何かもう1枚・・・と探していたら、いいの見つけちゃいました!

それはこちら!
TimeOnEarth.jpg Pete Astor 「Time On Earth」 (2022)
欧 Tapete Records TR511 (LP)


価格がちょい高めだったので見送っていた
ピート・アスターの2022年作品を発見!
アウトレット・コーナーで安くなっているのを発見!
2,000円台前半の価格で発見!
良い曲満載!のとても良い内容でしたー。

このアルバムの歌詞カードを見ていたらB面最後の「Fine And Dandy」という曲に
「In Memoriam Pat Fish」なんて文字があるじゃないですか!
パット・フィッシュとは2021年に亡くなってしまったジャズ・ブッチャーの中心人物ですね。

配送料無料にするために選んだ1枚が、もう1枚と繋がりました!凄い、俺!
クリエイション時代にレーベル・メイトでもあったジャズ・ブッチャーとピート・アスター。
偶然なのか必然だったのか、僕は2023年のレコード・ストア・デイで
ジャズ・ブッチャーとピート・アスターを同時に購入したのです!凄い、俺!

ジャズ・ブッチャーのレコード・ストア・デイの作品はこちらです!
DrCholmondleyRepents.jpg The Jazz Butcher 「Dr Cholmondley Repents
A-Sides, B-Sides And Seasides」 (2021)

英 Fire Records FIRELP565 (2023/LP)


これは2021年にCD4枚組で出た作品から
セレクションした2枚組LPになります。
CDは全58曲入り、LPは24曲入り。
変な(失礼!)12インチ・シングル・ヴァージョンとか
たくさん入っている、変な(失礼!)内容でした。

で、これ、ダウンロード・コードが付いていたのでダウンロードしてみたら
CD4枚組ヴァージョンの58曲がダウンロードできるというサービス満点ぶり!やった!
 
DrCholmondleyRepentsPostcard.jpg LPにはこんなポストカードも封入されていました。
マドロス時代のジャズ・ブッチャーですね。
これの裏側にダウンロード・コードが付いています。
ああ、マドロス・・・

パット・フィッシュさんが亡くなった時に書いた文章
・・・2021年11月14日に更新した表紙
 

2023年4月8日更新の表紙

現在アメリカのバンドで第1位(自分チャート)の、シガレッツ・アフター・セックス。
彼らの2023年2月の来日公演に行けなかった僕は、悔しくて、悔しくて、泣きそうで
涙がこぼれないように上を向いて歩こう状態で日々過ごしていたのは有名な話です。

もうこれ以上、上を向いて歩こう状態を続けたくない僕はいい事を思いつきました。
シガレッツ・アフター・セックスに激似な音楽性&グループ名も似ている!でお馴染み
バブル・ティー&シガレッツの来日公演に行けば涙も止まるのではないか?
うん、これはいい事を思いついた!よし、バブル・ティー&シガレッツへ行こう!
 
Live2023Fryer.jpg という事で、3月29日、代官山のスペース・オッドで
バブル・ティー&シガレッツを観てきました。

これが、ズバリ!凄く良かった!

客入りはまずまずといったところで
100人くらいだったのかな・・・隙間アリで
スルスルーと、前の方へ行ける感じだったので
スルスルーと前の方へ行って
バッチリ、ガッツリ、良い位置で観ちゃいました!

まず、急遽数日前に発表されたオープニング・アクトに香港のシンガー・ソングライターで
現在、日本に住んでいるというケビン・カホ・ツイ(Kevin Kaho Tsui)さんが登場。
アコギ弾き語りで数曲演奏・・・あれ?この曲、シガレッツ・アフター・セックスのカバー?
いや違う、オリジナルだ!・・・と、彼もシガレッツ・アフター・セックス似の曲を連発!
優し気な歌声もゆったりと美しいメロディーに合っていて、とても良かったです。

そして、バブル・ティー&シガレッツはジャズ・ドラマーの小田桐和寛さんがサポート。
・・・これがねぇ、クールにやっているようで主張するドラムが入った事によって
ユーチューブに上がっている、アメリカでやったライブなどとはまた違うグルーヴ感があり
今日、ここでしか観られない、聴けない、プレミア感のある音を体験でき、おおっ!
・・・まあ、このプレミア感は、完全に僕の思い込みかも知れませんけどね!

で、男性の方のアンディは幼少の頃日本に住んでいたとの事で
流暢な日本語によるMCもとても楽しかったですねぇ。
女性の方のキャットは、ひとつひとつの仕草が何とも可愛らしくて
ライブを観たら、好きになっちゃうヤツで、僕も好きになっちゃいましたー。
たぶん会場にいた全員、好きになっちゃったんじゃないかな?

そして、何と言っても彼らは曲が良い!
ゆらゆらと漂う曲調に、淡々と紡がれる切ないグッド・メロディー!
今回はこれでもか!というくらいヴォーカルにリバーブかかっていて、ゆらゆら度アップ!

1stアルバムは8曲入りなのでレパートリーが少なく、新曲も数曲やりましたが
1時間程度で終了。もう少し彼らの音にゆらゆらと揺れていたかった・・・そこだけ不満。

さて、バブル・ティー&シガレッツを観る事ができて
涙がこぼれないように上を向いて歩こう状態を脱したかというと・・・
やっぱり、シガレッツ・アフター・セックスを観られなかったのは悔しく、泣きそうで
涙がこぼれないように上を向いて歩こう状態がまだ続いているのは有名な話です。
 
TheresNothingButPleasure.jpg Bubble Tea And Cigarettes
「There's Nothing But Pleasure」 (2022)

スペイン Elefant Records ER-1281LP (LP)


こちらの1stアルバムは2022年のアメリカン・アルバムの
第1位(自分チャート)でしたが、アメリカンといっても
アメリカ在住ではあるけど、お2人は中国の方のようだし
リリースは、男女デュオといえばエレファント
エレファントといえば男女デュオ、でお馴染み
スペインのエレファント・レコードから出ていて
アメリカンで語っていいのか?感もありますね。

バブル・ティー&シガレッツが2022年のアメリカン・アルバム第1位になった時の話
・・・2022年12月15日に更新した表紙
 

2023年3月21日更新の表紙

わたくし、それ程ライブを観に行く方では無いのですが
2023年になってから観に行きたいライブが続いたので何本か行きました。

レコードは買っちゃうと収納に困るから
レコードを買う代わりにライブに行って音楽の欲求を満たすっていうのもあります。
が!・・・ライブに行ってみたら・・・ああ、大変な事に!

まず、年明け2023年1月7日、ドイツから来日したスペース・ケリーのジャパン・ツアーへGO!
スペース・ケリーも好きですが、ペルヴァンシュが出演する日もあり、これは行かないと!
・・・という事で、こんな駄目駄目な僕にもペルヴァンシュを観るチャンスが到来したのです。

いやねぇ、ペルヴァンシュは本当に素晴らしくて、倒れそうになりましたし
スペース・ケリーは凄く楽しくて、幸せな気分が暫く持続していたし
もう一組出演したストリップ・ジョイントも凄く良かった・・・ああ、行って良かった。

で、レコードを買う代わりにライブに行くぞ!という事だったのに
物販コーナーでレコードを買ってしまうという大失態をしてしまいました。
 
ComeToMyWorldEP.jpg Space Kelly 「Come To My World: A Tribute To Sarah」 (2023)
日 KiliKiliVilla KKV-152VL (7")


まあ、このスペース・ケリーの7インチ盤は
ライブ会場限定で販売します!とアナウンスがあり
元々買う気満々でいたので
予定通りの購入ではありましたけどね。
(その後に一般発売もされています。)

ジャケットは同タイトルのLPと同じ図柄の色違い、ダウンロード・コード付き。
ジャケット内側にはLPにあった英文ライナーの日本語訳が載っています。

・・・と、レコードを買ってしまったけど、まだ7インチ盤の収納場所には若干余裕があるので
アウトかセーフかでいったらセーフ、7インチ盤の購入はセーフなのです。

そして2023年2月26日に小林しのちゃんのライブへGO!
着席ライブで、けっこう前の方の席に座り観る事ができ
じっくりと、しのちゃんのワールドに浸る事ができました。

終始、僕の目はハートで・・・こんな駄目駄目な僕の目がハートなんて
そりゃー、とても気持ち悪いですが、もう自分では止められない・・・
しのちゃんの歌声を聴いたら、体が勝手に反応してデレデレしてしまうので
こんな目の前で歌うしのちゃんを観られたら、そりゃー目もハートになっちゃいます。
うーん、元々気持ち悪いオヤジの目がハートで、更に気持ち悪くなってごめんちゃい!
あっ、「ごめんちゃい」発言にもしムカついたら、それはごめんちゃい!

で、レコードを買う代わりにライブに行くぞ!という事だったのに
物販コーナーでCDを買ってしまうという大失態をしてしまいました。
 
WhiteAlbum.jpg Snow Sheep 「White Album」 (2023)
日 blue-very label blvd-034 (CD)


しのちゃんが参加している3人組、スノー・シープ。
まあ、このスノー・シープのCDは
会場で先行販売します!とアナウンスがあり
元々買う気満々でいたので
予定通りの購入ではありました。

それにこれ、ジャケットが7インチ盤サイズなので
収納場所はCDの棚ではなく7インチのコーナーです。
7インチ盤の収納場所にはまだ若干余裕があるので
アウトかセーフかでいったらセーフです。

そして2023年3月11日、7e.p.レーベル20周年の企画で渋谷のWWWへGO!
テニスコーツとユンボのライブを観てきました。

先に登場したユンボはどの曲も「感動力」が凄くて、出てくる音はユルユルなのに
ステージ上には緊張感も漂うという、見逃し禁止度高い演奏が素晴らしかった!

後に登場したテニスコーツはそうなのか!今日はそれをやるのか!な
作られたバックトラックを流して、そこにギター(エレキ!)やサックスが乗っかるタイプ。
聴きたかったアコギとヴォーカルだけのヤツとは違ったけど・・・楽しかったですよー。
最後はテニスコーツとユンボの共演にざやえんどうも加わり盛り上がりました。

入場特典で7e.p.のセレクション曲(40曲!)のダウンロード・コードとステッカー付きで
もはや物販コーナーで何も買う必要は無いはずだったのに・・・買ってしまった。
 
Onibi7Inch.jpg Pocopen + Koji Shibuya 「鬼火/たのもしい王子」 (2022)
日 現実レコーズ maboroshi-03 (7"/2023)


これ、物販コーナーで現物の7インチを見たら
ジャケットのピカピカした印刷がとても綺麗で
うっ・・・欲しい・・・「鬼火」は名曲だし
まあ、7インチはまだ収納できるからいいか・・・と購入。
こちら、2022年にデジタル・リリースされていた2曲を
ディスク化した両A面扱いの7インチ盤になっています。

で、パッケージの印刷も素晴らしいけど、聴いたら内容もヤバいくらい良くて震えました。
「鬼火」のオリジナルはユンボの曲、「たのもしい王子」のオリジナルはポコペンさんの曲。
「たのもしい王子」のオリジナルは、僕は聴いた事が無いけれども
ユンボの激・名曲「鬼火」がポコペンさんのヴォーカルで迫ってきて、うわああああぁぁー!
33回転盤、ダウンロード・コード付き。素晴らし過ぎて震える1枚・・・震えたい方は是非!

さて、物販コーナーに振り回されながらも、以上3枚、全部7インチ・サイズだったので
収納的には大丈夫な買い方でした・・・と、言いたいところだけど
実は他にも買ってしまい、収納できませーん!もうビョーキですね。

他に何を買ったかって?それは・・・
ちょっと買い方がマジか?って感じで、ヒド過ぎで、恥ずかしくて言えません。
言える事はひとつだけ・・・もうビョーキです!
 

2023年2月28日更新の表紙

2023年2月26日(日曜日)、下北沢のモナ・レコードへ
小林しのちゃんのワンマン・ライブを観に行ってきました。

しのちゃんのヴォーカルはずーっと第1位(自分チャート)なので
そりゃー、もうねぇ・・・こんな「しのちゃん祭り」を体験して
もう、ただ、ただ、幸せな気分に浸るのみ!

オープニングの「フォレストブルー」から最後の「雨をひとさじ」まで
ゲストも多数登場して、あんな組み合わせや、こんな組み合わせ
あんな曲や、こんな曲を3部構成で計18曲、たっぷりやってくれました。

聴けたらいいなぁーと思っていた「人魚の夜」もやってくれて、おおっ!だし
弾き語りデモ音源で聴いていた「青い夜を浮かべて」もやるのか!おおっ!
ハーモニー・ハッチ時代の曲「星にゆく汽車」も飛び出して、おおおっ!

別ユニット「スノー・シープ」で2曲、更に別ユニット「シノティーズ」でも2曲!
そして終盤、ランドリーズのヴォーカル木村さんが参加し
ランドリーズの曲「エンゼルフィッシュ」をやって、ああ、良い曲・・・
これはググッと突き刺さり、締まりましたねぇ。いや、素晴らしかった・・・

で、このライブには裏テーマがあって、しのちゃんがソロの他にやっているグループ
スノー・シープのレコ発ライブでもあったのです。レコードじゃなくてCDだけどね!
超(?)先行販売(本当の発売日は3月15日)にてゲットしましたー。

WhiteAlbum.jpg WhiteAlbumSticker.jpg
Snow Sheep 「White Album」 (2023)
日 blue-very label blvd-034 (CD)


スノー・シープはアコースティックな響きの大人なギター・ポップという感じかな。
打ち込みじゃなく、ちゃんと楽器演奏しているので、バンド感もあり、良いですねぇ。
全8曲、歌詞は英語、ヴォーカルはどちらかがメインという訳ではなく
しのちゃんと近藤健太郎さんがバランスよく登場する男女ヴォーカルです。

ジャケットは7インチレコード盤サイズ、見開きジャケになっています。
ほぼ真っ白(下の方はほんのり紫っぽい)な、この色合いに
アルバム・タイトル文字はエンボス加工されていて(凸じゃなくて、凹んでいる)
これに似たデザインの真っ白なジャケット、どこかで見た事があるような・・・
紙質はツルツルじゃなくてちょっとザラザラした紙・・・と、見て触って楽しい作品。
しのちゃんが描いた動物たちの絵のシールも付いています!嬉しいな!

・・・という事で、しのちゃんファンのわたくし
以下の記事で、しのちゃんに登場してもらっています。
ヤバいくらい同じ事を、何度も書いていて・・・わたくし、ヤバいっす。
2019年1月19日更新の表紙
2019年3月9日更新の表紙
2019年5月19日更新の表紙
2019年6月30日更新の表紙
2019年9月4日更新の表紙
2019年11月26日更新の表紙
2019年12月31日更新の表紙
2020年4月11日更新の表紙
2020年5月23日更新の表紙
2020年6月16日更新の表紙
2020年8月15日更新の表紙
2020年9月30日更新の表紙
2020年12月18日更新の表紙
2021年1月4日更新の表紙
2021年3月5日更新の表紙
2021年3月28日更新の表紙
2021年6月6日更新の表紙
2021年9月23日更新の表紙
2021年12月3日更新の表紙
2021年12月30日更新の表紙
2022年2月19日更新の表紙
2022年7月2日更新の表紙
2022年9月7日更新の表紙

・・・って、このリンク貼り、意味がよくわかりません。
実際にリンクをクリックすると、意味が無い事がよーくわかります。

LiveProgram.jpg
 
こちらは今回のライブで配られたパンフレット。
開くと、参加メンバーが写真入りで紹介されていて
演奏者だけでなく、DJ、物販も紹介されています。

裏面にはセット・リストが載っていて
まあ、何気なく、ふたつ折りチラシだと思ったら
チラシだけど・・・これ、けっこうな労作だと思います。

とにかく、観に来た人に楽しんでもらおうという
思いがこういったパンフレット作成にも表れています。

あ、あと、ライブが行われたモナ・レコードは
以前はライブ・スペースとレコード・ショップが
併設されていましたが、現在はライブ・スペースのみ。
店名が変わっていないため、ここレコード屋でしょ?
みたいな事になっているので要注意ですね。
 

2023年2月12日更新の表紙

  ---ジョー・ボクサーズのLPを処分したと聞きましたが

「おっとー!遂に出たな!ジョー・ボクサーズ!
ここら辺の1980年代のメジャー系バンドはどれもビミョーですよね。
同系統のヘアカット・ワン・ハンドレッドというバンドも
いつも聴くたび何かビミョーだなぁと思うのですが・・・」

  ---好き好きシャーツが入っている1st「ペリカン・ウエスト」はともかく
  ニック・ヘイワードが抜けてしまった2ndはどうですか?

「遂に出た!好き好きシャーツ!
2ndのLPも一応まだ処分はしておらず、手元にありますが
地味で、どんな曲が入っていたか、まったく覚えていませんねぇ。」

PaintAndPaint.jpg
Haircut One Hundred 「Paint And Paint」 (1984)
英 Polydor HCLP 1 (LP)


  ---処分する時は、そのアーティストまとめて処分という感じですか?

「思い切って持っているアイテムを全部処分した方が未練が残りません。
チャイナ・クライシス、デペッシュ・モード、OMDなんかはまとめて処分しましたが
フィクション・ファクトリーは2ndは処分したけど、どうしても1stは手放せず・・・」

  ---1stには超名曲フィールズ・ライク・ヘヴンが入っていますものね。

「遂に出た!フィールズ・ライク・ヘヴン!
1stの日本盤はエピック・ソニーから・・・海外レーベルと日本の会社が合体した
ワーナ−・パイオニアだとか東芝EMIだとか・・・色々ありました。
ソニーはエピック・ソニーもあって、CBS・ソニーもありましたからね。
あと、太陽神戸三井っていう3社合体もあったし・・・」

ThrowTheWarpedWheelOut.jpg
Fiction Factory 「Throw The Wrapped Wheel Out」 (1984)
日 Epic Sony 28-3P-550 (LP)


  ---太陽神戸三井はレコード会社じゃなくて銀行です!
  ワム!みたいなジャケットのジミー・ジミーもまだ処分できていない?

「遂に出た!ジミー・ジミー!
アイドル的な売り出し方をして、ワム!に続けって事だったのですかねぇ。
レコード会社もワム!と同じエピックですし
ファン・レター出してね!って事で、裏ジャケットには
ファン・クラブの住所が印刷されています。
元々フォーク・デュオ的な2人が、エレポップをやらされた感じもあり
ヴォーカルも郷ひろみ系の変な声だし、ビミョーですが・・・処分できません。」

HereInTheLight.jpg
Jimmy Jimmy 「Here In The Light」 (1986)
英 Epic EPC 26713 (LP)


  ---他に、ビミョーな内容だけど処分できずにいる作品などはありますか?

「アズテック・カメラの3rd、ラヴなどは冷静に聴くと
かなりの80'sメジャー系ビミョー・サウンドな訳ですが
アズテック・カメラなので処分できません。」

Love.jpg
Aztec Camera 「Love」 (1987)
英 WEA WX 128 (LP)


  ---なるほど・・・つまり話をまとめると、レコード棚には
  このようなビミョーな1980年代サウンドの作品がズラリと並んでいると?

「いや、本当に、たくさん処分したけれど、まだこんなに残っているのです。
さだまさしなんかも全部処分したけど、やっぱり収納スペースが無くて・・・」

  ---えっ?さだまさし?好きだったのですか?
  トンがったヤングなら、絶対聴いちゃいけないヤツでしょ?

「あっ!違うんです!
もう、かなり昔に処分済みだし・・・
まあ、好きか嫌いかで言うと、嫌いではないくらいで・・・
とにかく、さだまさしの事は絶対に内緒でお願いします!
1stの「帰去来」から「うつろひ」までのLPを持っていた事は絶対に内緒!
ライブ盤「随想録」やベスト盤「昨日達」も持っていた事も絶対に内緒!
ホントに絶対に内緒です。絶対に言っちゃダメです。」

  ---ちなみに一番好きな曲やアルバムは?

「帰去来に入っていた夕凪が凄く良い曲で好きでした。
ちなみに、この曲、作詞はさだまさしですが、作曲は違います。
アルバムだと夢供養が全体的に明るめで良かったですね。
他のアルバムは、今思うと、何かジャケットがムカつくヤツが多くて・・・
印象派のジャケットとか凄くムカつくし、アルバム・タイトル漢字3文字と
うつろひの、曲名が全部漢字3文字というのも何かムカつきますね。」

  ---はあ、詳しいですね・・・



  パート4へ続く・・・

  パート4では、どうしてもガマンできず
  まさかの場所で野グソをしてしまった話をします。

  パート4は近日公開。
 

2023年1月26日更新の表紙

  ---CDだけで出ていた作品が遂にLP化!とか最近多いですよね。
  
「結局、LP化すればそれなりに売れるので、商売として出しているだけかと・・・
僕はもう、いちいちそんな事に振り回されないようにしています。」

  ---でも、ちょっと手を加えて、ボーナス曲追加でLP化!はどうですか?

「ああ、もうそれも、いちいち振り回されませんね。
もはや、ボーナス曲ごときでは動じません。
シングル曲をドーンと追加したデラックス版2枚組!とか言われても
だから何?って感じですよ。ホント、いちいち動じませんので。」

  ---他にも、リマスターされていたり、ジャケットの図柄も変わったり
  見た事も無い写真満載のブックが付いていたり・・・

「本当にもう、相手がどんな手で攻めてきても動じませんね。
冷静に考えたら、CDを持っていれば音源的には聴ける訳ですから
もしLPを買っても1〜2回聴いて終わりじゃないですか!バカらしい!」

  ---でも、マックラスキー・ブラザーズは買ったらしいですね。

「あ、あれは・・・値段がね。
けっこう安くて・・・たまたまセールの時に見かけてですね・・・
いや、本当に安かったのですよ!元々5,000円超で売っていたヤツが
セールで2,000円台になっていて・・・凄くないですか?
それと、ジャケットもCDと違う図柄で、ボーナス曲も1曲入っていて
それがトッド・ラングレンの「I Saw The Light」のカバーで、凄くないですか?

  ---結局、あれこれ言い訳して、買っていますよね。

「いや、いや、いや、言い訳とかじゃ無いですよ!
だって元々5,000円超だったのが2,000円台で売っているなんて
こんなチャンスはもう無いかも知れないでしょ?
だからこれは言い訳じゃ無いです!」

  ---はあ、そうですか。

FavouriteColoursLP.jpg
The McCluskey Brothers 「Favourite Colours」 (1992)
英 Past Night From Glasgow PNFG05 (LP/2021)


「LPのジャケットはこちらです。ジャケット変更が良かったのかどうか
ちょっとわからないのですが・・・収録曲はすっごく良い曲ばっかりだし
CDだとショボかった音が、LPで聴くと良い音で響くのですよ!
ヒット曲も多くあったブルーベルズのファンは多そうだけど
さすがに、マックラスキー・ブラザーズまでは手を出す人は少なそう・・・
素晴らしい内容なので、今回のLP化のこの機会に是非!と言いたいです。」

FavouriteColours.jpg
The McCluskey Brothers 「Favourite Colours」 (1992)
英 Kingfisher Records KF 001 CD (CD)


「で、こちらがCDのジャケットです。
やっぱりLPもこっちの図柄の方が良かったかも・・・
第95号 2005/1/22 おーいキクチくーん!マックラスキー・ブラザーズだよー
で、マックラスキー・ブラザーズのアルバムを3枚、書いています。」

  ---マックラスキー・ブラザーズをLP化したのは
  Past Night From Glasgowというレーベルですね。
  その名の通りスコティッシュ物のLP化を凄い勢いでやっていますよね。

「トラッシュキャン・シナトラズのLP化は素晴らしかったですね。
カタログを見ていたら、フレンズ・アゲイン、ユージン・ケリー、スーパースター
ビフ・バン・パウ・・・などなどLPで出るみたい・・・もう出ているのかな?
あと、チャイナ・クライシスの1stもあったのですが
チャイナ・クライシスってスコティッシュ・バンドでしたっけ?」

  ---チャイナ・クライシスは1st〜5thのLP、まとめて処分していましたよね?

「チャイナ・クライシスの処分は・・・ちょっと後悔。ああ、1st、聴きたい・・・
買っては処分して、また収納スペースができたら買ってしまう
この繰り返しはもうやめようと思っています。
まあ、新譜の場合は新しい音源なので仕方なく買いますけど
CDで持っている作品のLP化なんかは、絶対に手を出しませんよ!」

  ---今回のマックラスキー・ブラザーズは買ってますよね?

「まあ、まあ、そんな事より、言い忘れていた事が・・・
暗いところ大好き、真っ暗好きブラザーズ!」

  ---はあ、ダジャレですか。



  パート3へ続く・・・

  パート3では、遂に憧れのマッシュルーム・カットにして
  仕上がった時、美容師さんのお子さん(小学4〜5年生くらいの女子)が
  用事があったようで店に入ってきて、僕を見た瞬間「プッ!」と吹き出した
  いわゆる「マッシュルーム・カット事件」の話などをしています。
  本当にマンガみたいに「プッ!」と声が出て、店内に響きわたり
  その後も、彼女の笑いをこらえた顔が、元に戻る事はありませんでした。

  パート3は近日公開。
 

2023年1月11日更新の表紙

  ---ブリティッシュ・フォーク作品の紹介が減って
  インディー〜ギター・ポップ作品ばかリ登場している気がしますが。

「きっかけは、キャンディ・オペラです。
キャンディ・オペラは1980〜90年代に活動していたリバプールのバンドで
当時はリリースが無く、2018年に出た発掘音源の編集盤LPを聴いたら
プリファブ・スプラウトがストレートなギター・ポップをやっているような音で
何これ?凄い!凄いよ!って事で、ギター・ポップ熱が再燃しました。
ただ収納ピンチ、そしてドリアン価格なので、多くは買えませんけどね。
・・・ん?ドリアン価格って何だ?」

45RevolutionsPerMinute.jpg
Candy Opera 「45 Revolutions Per Minute」 (2018)
独 Firestation Records FST154 (LP)


  ---キャンディ・オペラは大好評でその筋の間では大ヒット、即売り切れでした。
  その好評を受けて、急遽、発掘音源盤LP、第2弾も出ましたね。

「この第2弾は、相当期待して針を落としたのですが
A面は2010年の録音で、ちょっと残念でした。
B面も1980〜90年代の音源でしたが、残り物で急遽リリースした感満載で・・・」
  
Rarities.jpg
Candy Opera 「Rarities」 (2018)
独 Firestation Records FST162 (LP)


  ---まあ、レコード業界も、儲けないとやっていけないですからね。
  今だ!出せ!今なら売れる!何でもいいから出せ!
  ・・・と思ったら、新譜まで出ましたね。

「新譜というか、これが本当のデビュー・アルバムになるのですよね。
メンバーは、けっこう年齢もいっていると思うし、初老でデビュー!
ところが初老とは思えない瑞々しい音が出てきて、凄く良かったです。
2020年に配信&CDがリリースされ、2021年にアナログ盤も出ています。」

ThePatronSaintOfHeartache.jpg
Candy Opera 「The Patron Saint Of Heartache」 (2020)
独 A Turntable Friend Records TURN73LP (LP/2021)


  ---他に、これは!という近年の
  インディー〜ギター・ポップ作品があれば教えて下さい。

「近年・・・というか、やっぱりベテランになっちゃいますが
アリソン・スタットン&スパイクのこのアルバムとか・・・
インディー〜ギター・ポップ熱が再燃していない時期だったら
ここら辺の作品はスルーして、買わなかった可能性が高いですね。」

BiminiTwist.jpg
Alison Statton & Spike 「Bimini Twist」 (2018)
英 Tiny Global Productions PICI-0012-LP (LP)


  ---アリソン・スタットン、そして、スパイク・・・レジェンドですよね。

「レジェンドにしては素人っぽいヴォーカルとサウンド・・・
ヤング・マーブル・ジャイアンツ〜ウィークエンド〜ディヴァイン&スタットン・・・
ウィークエンドはまあ、プロっぽいけれど、アリソンは素人っぽさが売り・・・」

  ---他には何か買いましたか?

「やはり、レジェンド級ですが、2022年に
マイケル・ヘッド(ペイル・ファウンテンズ〜シャック)
ピート・アスター(ロフト〜ウェザー・プロフェッツ)の新譜も出ましたね。
ただ、2枚ともドリアンなのでまだ買えていなくて・・・」

  ---ドリアン?

「あ、果物の王様ドリアン並みに高額なLPの事です。
ただ、僕がいまだにドリアンだ!と言っている価格のLPは
一般的には通常価格として流通しているのですよね。
そう、僕の金銭感覚がおかしいので、もう2度とドリアンって言いません。
もし言っていたら、すぐ通報して下さい。」

  ---もう、しました。



  パート2へ続く・・・

  パート2では、靴のかかとが削れたので
  靴屋に持って行ったら、靴屋のオヤジに
  「こんなに削れるまで修理に来ないなんて、どうにかしている!」と怒られ
  約束の2週間後、完成品を取りに行ったら
  「ああ、あれね、まだやってないよ、ガッハッハ!」と笑われ
  更に完成まで2週間待たされ、挙句の果て高額請求された
  いわゆる「かかと事件」の話などをしています。

  パート2は近日公開。
 

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