あ、どうも、これを聴いて死ね〜ブリティッシュ・フォーク・ナウ〜2019年更新の表紙です。


2019年12月31日更新の表紙

あ、どうも、どうも、年末ですね。

という事で年末恒例、2019年の再生回数ランキングの発表です! ジャジャーン!
ただ「年末恒例」といっても今回が最初の試みだし、きっと最後になる事でしょう。
そう、ランキングとは刹那な事柄なので、最初で最後なのがランキングの本来あるべき姿!
・・・って、わたくし何を言っているのでしょう? 頭大丈夫? 大丈夫じゃないかもね! ジャジャジャーン!

いや、7月くらいに、使用しているアイ・ポッド・タッチに「ソングスインフォ」というアプリを入れてですね、
色々と集計が出るので、出してみたのです。 ただ7月以前のデータは反映されていないし
アイ・ポッド内にローカルで保存されている曲のランキングなので
スポティファイだとかユー・チューブだとかで再生したヤツも反映されていません。
当然、実際のLPやCDをオーディオでかけて聴いた曲も反映されていないし
2019年通して、本当に本当に激しく聴いた曲は実は別の曲かも知れないのでした。
 
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そんなこんなで、ソングスインフォによる栄えある第1位は・・・ジャジャーン!
ランドリーズの「I Call Your Name」、再生回数81回でした! ヒューヒュー!

b-flower/The Laundries
「Another Sunny Day (flexi short edit)/I Call Your Name」 (2018)

日 Seeds Records Flexi 001 (7'Flexi)

AnotherSunnyDayICallYourName.jpg
「I Call Your Name」が収録されているのはこちらの2曲入りフレキシ。
1曲目はビー・フラワーのすーんごく良い曲「Another Sunny Day」。
そして2曲目が「I Call Your Name」で、電話にドキドキするという曲だけど
何かねぇ、高校生の頃、クラスメートの女子とした電話なんかを思い出してねぇ。
当時は固定電話なので、相手の親が電話に出て取り次ぐというドキドキもあり
もうホント電話する事が一大イベントだったあの頃の甘酸っぱい青春の思い出が
疾走感たっぷりの最高峰なギター・ポップと共にバーストする最高な一曲!

で、更に!ゲスト・ヴォーカルで小林しのちゃんが途中から入って
歌い出した途端、可愛らしい歌声にドキッとしてキュンとなってドキドキ倍増!
ホントにこの曲の歌詞の如く「破裂の、胸ドキドキ」で、た・ま・り・ま・せーん!
で、更に更に!最後はパッパラ・コーラスが入って盛り上がるという凄い展開!

これ、形態はフレキシだけどダウンロード・コード付きなので
レコード・プレイヤーを持っていないあなたにも安心な1枚になっています。
悪い事は言いません、手遅れになる前にゲットして聴いて、ドキドキしましょう。

続いて第2位は小林しのちゃんの「夢色のスプーン」、再生回数63回。 やった!
ふむふむ、以下、27位までは、アルバム「Looking For A Key」からの曲と
7インチ「Havfruen Nat」の特典CD-Rからの曲、
弾き語りデモのCD-Rからの曲が続き、小林しのちゃんばっかり聴いている
最近のわたくしの傾向が明らかに! 以前から明らかか・・・

この中でMP3ファイルのみの曲が2曲あるので、それに触れると
10位「星の色に似た海(Demo)」はサウンド・クラウドからダウンロードした曲。
ギター1本のデモで、しのちゃんと近藤健太郎さんがデュエットする凄く良い曲!

19位「さよならの花」もサウンド・クラウドからダウンロードした曲。
この曲は本当はダウンロードできない設定なのだけど
「サウンド・クラウドからのダウンロード方法」みたいなサイトを見つけて
その通りやってみたらダウンロードできて・・・このように激しく聴いています。
「さよならの花」は2007年発表作で、ピアノ系のしっとり切ないポップスです。

そして、28位と29位にはベリンダ・メイが登場!
Belinda May 「beautiful days」 (2019)
日 Fastcut Records FCEP-027 (7")

BeautifulDays.jpg
これは3曲入りの7インチ。 ダウンロード・コード付きです。
男女ヴォーカルのシューゲイズ系ギター・ポップ。 3曲とも切ないメロディーと
ツボを押さえたバンド・サウンドが魅力的な美しい曲で、素晴らしいです。
是非ユー・チューブで「beautiful days」のビデオを見て確認していただきたい。
なおビデオに出演している女の子はバンドのヴォーカルの人ではない模様です。
あ、ベリンダ・メイは日本のバンドです・・・念のため。

そして30〜32位にはアンブレラ・マーチ!
umbrella march 「polka-dot puddle」 (2016)
no label no number (CD)

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英語詞だけどなぜかフランス語に聴こえてしまうという
そんな、ナチュラルで可憐な女性ヴォーカルが歌うギター・ポップ・バンド。
ガチャガチャした感じではなく、よく整理されたサウンドは耳に心地良く
皆大好きなタイプの7曲が入ったCD。 全曲ナイス!捨て曲ナイッス!なのに
なぜか一般流通していないのが不思議・・・CDを買わない、CD屋自体が無い
という時代のせいでこんな事になっているとしたらもったいないよね。
あ、アンブレラ・マーチも日本のバンドです・・・念のため。

てな感じの2019年再生回数ランキングでした! じゃ!



あ、あと、ついでに実際にレコード・プレイヤーでかけたLPだと
たぶんこれが再生回数、一番多いです。
斉藤美和子「Girl Meets Boy」 (1988)
徳間ジャパン 28JAL-3171 (LP)

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デジタルなアイ・ポッドだと正確な再生回数が数字で出るけど
アナログ盤は正確な回数が出ません。 それがアナログのいい所・・・なのか?
体感的にはアルバムをフルで聴いた回数は30回くらいかなぁ。
このアルバムは恋愛に関するとっても恥ずかしい歌詞が恥ずかしいけれど
斉藤美和子ちゃんのヴォーカルが、とってもとっても可愛らしくてデレデレー。
サウンドは大瀧詠一のロング・ヴァケイションみたいなナイス・ポップスです。

てな感じの2019年再生回数ランキングでした! 今度こそ本当に、じゃ!
 

2019年11月26日更新の表紙

あ、どうも、必死です。

いや、毎度お馴染みの必死ネタで申し訳ないですが、レコードを安く入手するためとにかく必死でして・・・
と言っても、何万円もする高額なオリジナル盤を必死で入手するような話ではなく、
新譜をとにかく安く買うために必死になっているという、低レベルな話で、ホント申し訳ない!

特に近頃のレコードは普通に3〜4000円が当たり前のシャインマスカット級の最高級品なので
2019年秋のリリース作品も、少しでも安く入手するため凄く必死で、以前よりも必死度は増していますよ。
 
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Devendra Bahart 「MA」 (2019)
米 Nonesuch 075597924077 (LP)


最初の必死作品は9月に購入したデヴェンドラ・バンハートの「MA」。
各店価格をチェックしたら、どれも3500円程度のシャインマスカット級の最高級品!
何とか最も安いのを探して必死で購入したけど・・・ギョエー! もっと安いヤツを
後から発見してしまって、もう大変! けっこう安い! けっこうな差額!
あれだけ必死にチェックして安く買う努力をしたのに・・・もう気が狂いそうです。
だからデヴェンドラを買ったとか買わなかったとか、それは、聞かないお約束!
ちなみに内容は最高に心地良い、フォーキー・シティ・ポップの大傑作!
日本語詞も飛び出す超絶な名曲A2「Kantri Ongaku」も絶賛収録中!
なお、このLPはダウンロード・コードは付いていませんので要注意です。
 
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Cigarettes After Sex 「Cry」 (2019)
米 Partisan Records PTKF2173-1 (LP)


そして次の必死作品は、只今、アメリカのバンドで第1位(自分チャート)の
シガレッツ・アフター・セックス! 2nd「Cry」が出たのでLPを必死で入手!
これはシャインマスカット級の最高級価格ではなく納得・・・といっても2350円で
他のが高いので、この価格でも激安!と思ってしまう感覚麻痺した感覚が・・・
で、聴いたら今迄と一緒の、スロー〜ミディアム・テンポのグッド・メロディーの曲を
無駄を削り落としたバンド・サウンドでセクシー&ムーディーに歌うスタイルでした。
あまりにも1stと一緒で以前程の興奮は無いけれど、でもやっぱり良いぃぃー!
B1に「Hentai」という曲を絶賛収録中! これは変態エロアニメの事なのか?
そんなこんなで、このLPはダウンロード・コード付き。 やったぜ!
 
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Tim Bernardes 「Recomeçar」 (2017)
日 Think! Records THLP-540 (LP)


で、これ。 ブラジルの新世代シンガー・ソングライター、チン・ベルナルデス。
このLP、今年の春に新宿のタワー・レコードで手に取って、迷って、迷って、
でもやっぱり新品3240円の価格がネックとなり買わず、気付いたら入手困難!
そうなると余計気になり出して・・・あの時買わずに後悔・・・しょんぼり。
・・・が!2019年11月に突然再プレス! 今度は迷わず必死でダッシュで購入!
それも定価(現在は消費税上がって3300円)よりもかなり安い2000円台でゲット!
やったぜ! ヒャッホーイ! ああ、必死でダッシュ購入して良かった!
内容は音と共に美しい風景が流れて行く、優しい風の如くなフォーキー・ポップで
とてつもなく素敵な傑作です! いやぁ、良い! 歌詞はポルトガル語、
日本盤なので解説・歌詞・対訳付。 ダウンロードは付いてないので要注意です。
 
そして更に2019年秋のリリースで、まだ入手できていない必死作品が2枚。
アメリカのバンド、ホイットニーと、北アイルランドのベテラン・シンガー、ヴァン・モリソンです。

ホイットニーの2nd「Forever Turned Around」のLPは、発売前にアマゾンで予約注文しましたが
価格が安くなったのでキャンセル→再注文→更に価格が安くなったのでキャンセル→再々注文を繰り返し
結局、計7度の再注文となりました! これだけ必死にやって、どれだけ安くなったかって?
それは聞かないお約束。 2〜30円安くなっただけで何度も再注文をする必死な姿を想像してみて下さい。
そんな恥ずかしい姿、想像しただけで気分が悪くなるでしょ? だから聞かないお約束・・・
そして挙句の果て「入手できなくなったのでキャンセルさせていただきます」のメールが来て
いまだに購入できていないという有様。 こんな恥ずかしい事ありません! もう何も聞かないで!

そしてヴァン・モリソン「Three Chords & The Truth」のLPもゲットするため必死で安いのを探したのだけど・・・
LP高い! 物凄く高い! 4000円近いシャインマスカット級の最高級品価格! 泣きそう! でも注文した!
・・・と、決死の覚悟で予約注文したのですが、発売直前になり、その価格をもう一度見たら、やはり高いな・・・
僕の収入では買ってはいけないシャインマスカット級の価格だ・・・と思い直しキャンセルしたのです。
入手困難になる前に、もう少し安い価格で買いたいけれど、うーん、安くなりそうにない・・・くっそー!

まだホイットニーとヴァン・モリソンは継続中ですが、2019年秋の必死祭りは、こんな感じで終了しました。
・・・いや? 最も必死だった作品を何か忘れているような気がするけど・・・えぇと、何だったかな?

あ! 思い出した! 最も必死だったのは、小林しのちゃんの新曲デモを収録したCD-Rでした。
今回紹介した、必死で入手した作品の中でも最も必死だったのに、忘れるとは何事だ!
てなわけで、またまた、小林しのちゃんの事を書かせていただきます。 必死に書かせていただきます。
 
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小林しの 「弾き語りデモ」 (2019) (CD-R)

9月16日、小林しのちゃんの出演したライブの物販コーナーで必死に入手!
これは本気で必死だったため、実物のディスクを手に取ったら、
ドキドキして、焦って、ドモって、「こ・・・こ・・・こ、これ、下さい!」と、
かなり挙動不審の状態で、いただいてきました。
いただいた、というのは無料配布だったからですが、
新曲のエレキで弾き語りデモが4曲! マジか!ってくらい、全部良い曲!
ジャケット(?)は、しのちゃんが絵の具で手描きしていますし
凄く嬉しくて、幸せいっぱいです。 ああ、感謝。 ありがとうございます。

収録曲は以下の4曲で、音のバランスが悪く歌詞は聴き取りづらいけれど
しのちゃんの可愛らしい歌声が、花の香りと幸せを運んでくれ、もうホント幸せ!

1 風は花の香りを運ぶ
2 forget me not
3 青い夜を浮かべて
4 ライラックブライド

英詞の曲「forget me not」では、コザクラインコちゃんの鳴き声が
かなり大きく、ピィ!と入っていて、ドキッ!とします。
もちろん鳥のさえずりで興奮して昇天する特異体質の僕にとっては
最高峰の楽曲ですけどね!・・・ん?これ、さえずりと言っていいのか?
参考ウエッブサイト→第89号 2004/8/29 鳥のさえずりに興奮、そして昇天

「ライラックブライド」は初期ビリー・ブラッグしまくる荒々しいギターが炸裂ヅラ
参考サイト→第163号 2010/6/10 夏はちょいと小粋にエレキで弾き語りヅラ
 
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the time capsules/harmony hatch 「nostalgia」 (2019) (CD-R)

そして、その新曲「forget me not」を目の前で聴く事になるとは!
11月9日、高円寺のレコード店、ディスクブルーベリーでの
インストア・ライブで演奏してくれました。
ランドリーズの「I Call Your Name」を
しのちゃんがひとりで歌う激レア・ヴァージョン(?)も!
しかし、特にリリースも無いのに、突然のインストア・ライブ。
店内に30人くらいは入ってギュウギュウ詰めで
ナイスなメンバーが演奏に、トークに、全部良かった!
本当に最高に楽しく幸せな時間を過ごす事ができました。
今もたまに、あの楽しさを思い出して、ニヤニヤしています。

で、これはそのインストアの時に用意してくれた、昔の音源を収録したCD-Rで
ジャケットの絵もしのちゃんが描いていますよー。
ハーモニー・ハッチはしのちゃんが以前やっていたバンドで、3曲収録。
1999〜2000年にリリースされたもので、現在入手困難なヴァージョンですね。
アルヴィーシンガーさんのバンド、タイム・カプセルズは4曲。
結成した日に作って結成した日に録音したという「love」他を絶賛収録中!
本物の初期衝動の塊! 凄ぇ! また1枚何か凄いのが我が家に来たので
必死に激しく聴いています!
 
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過去の表紙2019年(このページの事)では、小林しのちゃんの事ばかり必死で書いていますので呆れて下さい。
シャインマスカットでも食べながら読んで、呆れてね。
 

2019年9月4日更新の表紙

あ、どうも、虫歯だらけです。

その「だらけ」ぶりは、ドキッ!女だらけの水泳大会(ポロリもあるよ)と同じか、それ以上の「だらけ」で
ほぼ全部の歯に治療の手が入っているという状況の「虫歯だらけ」ぶりなのです。

そして歯に関するトラブルは虫歯だけではなく、歯に挟まる食べかすが大量な、歯クソだらけでもあります。

この間も急いで食べなければいけない場面が発生したので、ダッシュで食べ、5分で食べ終えたのですが
その後、歯に挟まった食べかすを楊枝で取り除くのに15分もかかってしまうという事件が発生!
トータル20分かかってしまい、5分のダッシュ食べが全く生かされないという事件が発生!
(この話、以下、「楊枝15分事件」とします)

また別の日にはギョーザを食べた後のニラが左下の奥から2本目に挟まり、いくら楊枝を突っ込んでも取れず
最終的に歯茎から出血するほど楊枝を出し入れしたけど、結局取れずニラが挟まったまま
残りの半日を過ごすという事件が発生! つまり、もしニラ臭いヤツが横を通り過ぎたら、それは僕です。
(この話、以下、「ニラ臭いヤツが通り過ぎた事件」とします)

そりゃー誰だって、ある程度の年齢になったら、歯や歯茎にもガタが来て、隙間に挟まりやすくなります。
でも僕の場合は、えぇー!そんなに挟まるの?っていう位、全部の歯の隙間に挟まるレベルで
歯クソだらけもさる事ながら、当然冷たい物は滲みてキーンとするし、もちろん固い物は噛めないし・・・
いや、固い物に関しては、歯が欠けそうで怖くて噛んでいないだけで、実際は噛めるかどうか不明です。

ああ、冷凍から出した直後のカッチカチの井村屋のあずきバーを躊躇なく噛んでみたいよ。
いや、あずきバーは冷たい&固いのダブル・パンチでハードル高いから、せめてもう少し柔らかいもの・・・
ウサギが生のニンジンをかじるみたいにカリッと、野菜スティックくらいなら何とかかじれるかな? 

ん、ウサギ? ウサギといえばウサギ・ジャケで重要な作品がありましたね。
せめてウサギ・ジャケを見て生のニンジンをかじった気にならないとね!・・・えーと、これだったかな?
 
LookafteringLP.jpg
 
Vashti Bunyan 「Lookaftering」 (2005)
米 DiCristina Stair Builders STEP06 (LP)

そうそう、ウサギ・ジャケといえば、儚く美しい囁きヴォーカルの
英国女性フォーキー、ヴァシュティ・バニヤン様の
「ルックアフタリング」ですよねー。
ヴァシュティ様にサインをしていただいたこのLPと共に
「ああ、生きていて良かった」級の感動の初来日公演が思い出されます。

感動の来日公演の模様はこちらで書いています。
第124号 2007/3/9 全米が泣いた!ヴァシュティ・バニヤン来日公演
 
RunRabbitRun.jpg
 
Osso performs Sufjan Stevens 「Run Rabbit Run」 (2009)
米 Asthmatic Kitty Records AKR 049 (LP)


そして更に、ウサギ・ジャケといえば、これもありました。
米国の素晴らしきシンガー・ソングライター、スフィアン・スティーヴンスの
エレクトロニカ・アルバム「Enjoy Your Rabbit」の曲を
ストリングス・カルテットが演奏するという企画アルバムですね。
スフィアン自身は演奏に参加していないこの作品は「うーん?」って感じですが
スフィアンの来日公演も「ああ、生きていて良かった」級の
素晴らしいものでした。 うん、あれは本当に良かった。
2008年1月23日更新の表紙で来日公演について書いています。

あと、このアルバムも書いていましたー。
第175号 2011/5/26 いつだってスフィアンのレコードは幅が太い派
 
あれ?ウサギ・ジャケといえばこの2枚だったっけ? 何かまだ忘れているような気が・・・
あっ!そうだった、いけない! 最も重要なアルバムを忘れていました。
そうそう、こちら、現在、私の音楽史の中でも絶対に忘れてはいけない最重要アルバム
小林しのちゃんの「Looking For A Key」を忘れていました。 忘れっぽくていけませんねぇ。 てへっ。
てなわけで、またもや、小林しのちゃんの事を書きます!
 
LookingForAKey.jpg 小林しの 「Looking For A Key」 (2016)
日 Philia Records PHA-13 (CD)


何と!このアルバムでは、とても可愛らしい、しのちゃんの囁き系の歌声が
14曲も聴け、収録時間もたっぷりな「しのちゃんだらけ」で、ドキッ!です。
しのちゃんのヴォーカルは本当に可愛いらしくてドキッ!とします。 これ本当!

曲調はギター・ポップ〜アニソン〜エレ・ポップ〜歌謡曲といった感じで
隙間の無い音作りが、何だか耳にうるさいな・・・と、思いながらも
何度か聴いている内に慣れてきてドキッ!としますよー。 これ本当!

もろアニソン風な「Yes, my lord」、本当のアニメ曲カバー「夢色のスプーン」もあり
ロックな生き方の音楽ファンにしてみたら、アニソン?何じゃそりゃ?的だけど
このアルバムを聴かぬまま死んでしまったら、もったいない。 これ本当!

実は僕も、普段は英米の音楽を中心に聴いているので、
日本のインディーズ・ポップスである、このアルバムの存在すら知らぬまま
一生聴く事もなく通り過ぎて行った可能性もあったのです。
このCDに出会えたのは、必然だったのか、偶然だったのか分からないけれど
今こうやって聴いていて感じるのは「ああ、生きていて良かった」級の幸せです。

「赤い目のジル」・・・「銀曜日にみた夢は」・・・「花時間」・・・「雪虫」・・・
ああ、どれも凄い名曲だと思います。 これは本当に本当!
そして今は9月・・・夏が終わるから「夏の踊り子」を聴くんだ!

「Looking For A Key」を聴いていたら、こんな、スリーアウト!チェンジ!な
虫歯だらけの僕でも、ウサギがニンジンをかじるように、野菜スティック程度なら
かじれる気がしてきましたよ。 いや、今なら井村屋のあずきバーも、いけるかも。
すぐに買いに行かなきゃ! もう、こうなったらあずきバー全部ください!
そう、あずきバーだらけの「だらけ」ぶりで、ポロリもあるよ!・・・歯がポロリね。
 

2019年6月30日更新の表紙

あ、どうも、変な髪型です。

今まで短髪、長髪、ストレート、ゆるいパーマネント、きついパーマネントなど色々試してきました。
しかしどの髪型も似合わず、イヤなアイツに「変な髪型!」と言われても、その通りなので文句も言えず
涙をこらえて変な髪型と付き合ってきましたが、もう限界です。涙が止まりません!

でもまだパンチパーマはやった事がないので、もしかしたら似合うかも!チャレンジしてみようかな・・・
あと、美川憲一さん風の髪型もやった事ないので、もしかしたら似合うかも!チャレンジしてみようかな・・・
「今日はどのようにしますか?」「美川憲一みたいにしてください。」のやりとりができるぜ!ワクワク。
「噂ですが、美川憲一はカツラらしいので、ちょっとできませんね。」の返事があったりして・・・ああ、ワクワク。

・・・と、ワクワクしながらも涙の限界が近付く中、最近やっと変な髪型の原因がわかってきました。
どうやら僕は頭の形がおかしく、そのためどんな髪型を試してもバランスが悪く見えているようなのです。

そういえば英国フォークのドノヴァンさんの髪型も、バランスが悪くて何か変だなぁと思っていたけど、
きっとドノヴァンも髪型じゃなくて、頭の形がおかしいタイプだったんだね。
そう、ドノヴァンは僕と同じ症状に悩んでいる仲間!もう僕らは友達!仲良しさ!
じゃあ、涙をふいて、ドノヴァンのアルバムを3枚ほど並べて、変な髪形を確認してみますね。
 
HMSDonovan.jpg EssenceToEssence.jpg Donovan.jpg
「HMS Donovan」 (1971)、「Essence To Essence」 (1973)、「Donovan」 (1977)と
1970年代の作品を並べました。全部CDです。真ん中の「Essence To Essence」の髪型が特に変かも!
左のおとぎばなしフォークの傑作「HMS Donovan」は帽子被っているし写真じゃなくて絵ですけどね!

ん?おとぎばなしフォーク?・・・はて?おとぎばなしといえば・・・えーと、何か重要な事があったけど・・・
あっ!思い出した!おとぎばなしといえば小林しのちゃんの「人魚の夜」じゃないですか!
そうなんです、またまたの小林しのちゃんの登場ですが、アンデルセン童話の人魚姫を歌った
「人魚の夜」という曲、只今大ヒット中で24週連続1位を続行中!(※自分チャート調べ)
遂に「ルビーの指環」も抜く連続1位記録を達成した事になり、もちろん、来週も再来週も1位ですよ!
 


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小林しの 「Havfruen Nat」 (2018)
日 Philia Records PHA014 (7")
A 人魚の夜
B 雪虫 (White night version)


いや、ホント、何度聴いてもいいわぁー。AB面共、本気で素晴らしいです。
しのちゃんの甘えん坊で囁き系の歌声は本当に本当に可愛らしくて
骨抜きになって、腰砕けになって、とろけて、参っていますが
それに加え、楽曲自体の持っているメロディーと歌詞の素晴らしさ
様々な音が重なる凝ったつくりのアレンジも秀逸!
「物」としても気合いの入ったアートワークが素敵過ぎて
すべてがビューティフルでワンダフルな家宝級の7インチ!
そして、下の写真は封入されているオマケのCD-R。
6曲も入っていて、サービス満点!凄いよ!ディス・イズ・家宝!

「Havfruen Nat 特典CD」
1 人魚の夜
2 雪虫 (White night version)
3 人魚の夜 instrumental
4 雪虫 (White night version) instrumental
5 星にゆく汽車 (Harmony hatch セルフカバー)
6 sleepy snoopy (Harmony hatch セルフカバー)

 
さて、アンデルセン童話の人魚姫、魔女と契約して人間になった人魚は愛する王子と結婚できれば
人間の姿のままでいられ、もし結婚できなければ海の泡になってしまうという契約をしました。
しかし王子は隣国の姫と結婚してしまい、泡にならずに人魚の姿に戻るには王子を殺すしかありません。
人魚姫は愛する王子を殺す事ができず、海の泡になって消えてしまう・・・と、こんな話なのですが
しのちゃんの「人魚の夜」は、王子を殺して人魚の姿に戻って行くという展開で・・・

すでに僕の中で「人魚の夜」は、谷山浩子さんの「ねこの森には帰れない」や
イルカさんの「サラダの国から来た娘」といった、おとぎばなしポップスの超絶な名曲と肩を並べています。
いや、出て来る曲が昭和の古い曲で申し訳ないけれど、「ねこの森」も「サラダの国」も「人魚の夜」も全部
住み慣れた場所を離れ、女の子が恋をするという共通したテーマがあるのが面白いです。
・・・とかなんとか、こんな変な髪型の僕が言っても説得力が無いですね。

やはり、説得力を持つためには変な髪型から脱却しないと、どうにもこうにもいけません。
明日さっそく散髪に行って「美川憲一みたいな髪型にしてください。」と言おうかな・・・ワクワク。
 

2019年5月19日更新の表紙

あ、どうも、「なで肩」です。

いや、ホント、わたくし、ヒドいなで肩で、バッグを肩に掛けると10秒でズリ落ちます。
どうしても肩掛けをしなければいけない時は、バッグを掛けた方の肩を高く上げる技で対処するのですが
おかげで、それ程重いバッグでもないのに左右の肩の高低差が激しくなり、挙動不審の危ないヤツ度がアップ!
元々アウト!な見た目が、更にアウトー!な見た目になり、スリー・アウト!チェンジ!

・・・って事で、野球で思い出すのは与田剛さん(中日ドラゴンズ)の「いかり肩」ですね。
絶対にバッグがズリ落ちないであろう驚異的な肩幅芸の与田さんは僕らの憧れ、みんなの希望です。
コールド・ゲームにならないように与田さんの肩幅を見て日々研究の毎日です。

まあ、僕のような小汚いオヤジのなで肩など、どうでもいい話で「なで肩」や「柳腰」でいいのは女の子だけで
つまり何が言いたいかというと、最近は「なで肩」「柳腰」の女の子ヴォーカルばかり聴いているという事です。

さて、では、スペインのクリスティーナ・ケサダちゃんの2019年の新譜を入手したので、さっそく聴いてみて
なで肩サウンドかどうか確認・・・えっ?なで肩サウンドって何かって?それ聞かれると困るので聞かないで!
 
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Cristina Quesada 「Think I Heard A Rumour」 (2019)
スペイン Elefant Records ER-1242LP (LP)


ケサダちゃんを聴いたのは今朝だ!こと、クリスティーナ・ケサダちゃん。
先行シングルがシンセ・ポップだったので、まさか?とは思っていましたが
本当にまさかの全編シンセ・ポップ〜ユーロ・ビートのアルバムでした。
前作がアコースティックな響きだっただけに、その落差にびっくり!
ただヴォーカルは相変わらずとっても可愛らしくて、なで肩〜。

A5にウェイクというバンドのカバー「クラッシュ・ザ・フラワーズ」が入っていて
アルパカ・スポーツの男性とのデュエットで聴かせてくれます。
もちろんシンセ・ポップにアレンジされていて、うーん、そうなのか?
オリジナルのウェイク・ヴァージョンも、たまたま手元にあったので
ちょっと聴いてみて、どれ程のなで肩なのか確認してみます。
 
CrushTheFlowers.jpg
 
The Wake 「Crush The Flowers/Carbrain」 (1989)
英 Sarah Records Sarah 21 (7")


この両A面シングルって、まだ1980年代だったんだ・・・古くてびっくり。
ウェイクはスコティッシュ・バンドでファクトリー・レーベル時代のアルバム
サラ・レーベル時代のアルバムもかつて所有していたけれど
レコードが溢れ、収納場所に困り、内容もイマイチだったので、処分してしまい
手元に残っているのはこのシングルだけなのです。

アルバムは硬質なニュー・ウェイヴ・バンドのイメージだったけど
本作は両面とも男女ヴォーカルによるキャッチーなギター・ポップで
この疾走感は盛り上がるね!でもやはり少々ニュー・ウェイヴ感も漂い
肩肘張っているので、なで肩男女デュオとは言えないかな。
 
AnotherSunnyDayICallYourName.jpg b-flower/The Laundries
「Another Sunny Day (flexi short edit)/I Call Your Name」 (2018)

日 Seeds Records Flexi 001 (7'Flexi)


そして、なで肩男女デュオといえば、現在第1位はこれです。
これは片面盤で2曲収録の7インチサイズのフレキシ(盤は正方形)ですが
2曲目のランドリーズに小林しのちゃんがゲスト参加して大変な事に!

ほとばしる青春が炸裂するアップ・テンポのキャッチーなギター・ポップに
間違いなく全員が「こんなのが聴きたかった!」と叫ぶような凄い曲です。
そして途中から登場する小林しのちゃんのヴォーカルがぁぁぁぁぁー!
囁き系で甘えん坊で可愛らしい、しのちゃんの歌声がすうーっと耳に入ってきて
もう、とろけ過ぎて骨抜きになります。これは嘘ではありません。本当です。
肩に掛けたバッグも10秒どころか、0.01秒でズリ落ちる、究極のなで肩サウンド!

そしてそして更に!1曲目のb-flowerがまた恐ろしいほど良くてねぇ。
プライマル・スクリームの「ジェントル・チューズデイ」しまくる
ミディアム・テンポのフォーク・ロック・ナンバーで、12弦ギターがキター!
日本語に聴こえない日本語詞もイカす!何すかこれ?凄くない?

そんなキャリアのある2バンドの最上級の2曲が収録された宝物のような1枚。
フレキシというマニア向けのリリース形態のため、多くの人の耳に届かないのは
仕方なく、こっそり楽しむのもアリだけど、とても素晴らしいので言わせて下さい。
そう、これを聴かずに死んでしまうのは禁止です。嘘ではありません。本当です。

なおこの作品は嬉しいダウンロード・コード付きになっているので
ああ、君は最高!(I Call Your Nameの歌詞より)って事なのです。
つまり、なで肩〜。骨抜き〜。まだたった200回しか聴いていませんけどね。
まだまだ聴きます。毎日聴きます。これは嘘ではありません。本当です。
 

2019年4月9日更新の表紙

あ、どうも、どケチです。

一体どこら辺がどケチかというと、どケチの基本中の基本として、中々新しい物を買わないというのがあります。
あらゆる物、消耗して使えなくなったら、買い換えないといけないのですが、まあ、買いませんね。
消耗系のヤツは、使えているのか使えていないのか、わからない状態でも、なんとかかんとかごまかして
気合いで使う!という技で乗り切っていますが、困るのが機械系のヤツが壊れた場合です。

実はコンパクト・ディスク・プレイヤーが中々起動しなくなってきたので、叩いて直そうとしたのです。
が!・・・叩いても叩いても直らず、そのうち完全に動かなくなり、当然中も開けてガチャガチャやって
更に激しく叩いて、あれやこれやを激しくやったけれど、もう動きません。これは壊れたな・・・困った・・・

「電化製品は叩けば直る」の法則は昭和の時代しか通用しない法則だったのでしょうか?
あるいはまだ叩きが足りなかったのでしょうか?いや、へこむくらい叩いたんだよ!
そんなこんなで、その結果、動かなくなったコンパクト・ディスク・プレイヤー、邪魔なので捨てました。

そして買い換えない事に決めました!もう、消耗系のヤツも機械系のヤツも徹底的に買い換えません!
なぜコンパクト・ディスク・プレイヤーを買わないかって?それは、どケチだから・・・。
仕方無いのでコンパクト・ディスクを聴く時はパソコンで聴く事にしましたよ!

そんなどケチな私、新宿のタワーレコードにアナログ専門フロアがオープンしたので、行ってきたのですよ。
タワーレコードといえば昔々は、安ーいアメリカ盤LPを扱う、どケチの人に優しい輸入盤店でしたが
店頭に並んでいた最近の新品LPは3000円、4000円、中には5000円だとぉー?これは高いわぁー。
中古も大量に扱っていましたが、ロック、ポップスの中古コーナーは1960〜70年代のロックから、
2000年代のヤツまで一緒にブチ込んであって、見づらかったのでちょっとだけ見て、見るのをやめました。

で、アナログ盤ブームに乗っかってオープンするタワーみたいな店もあると思えば閉店する店もあり
高円寺のレアが2019年4月末で閉店するという事で覗いてきました。
半額セールをやっていて、普段カス盤として100円で売っているカス盤も半額の50円と、どケチに優しい設定!
そんなキング・オブ・カス盤コーナーとも言える50円のカス盤コーナーからベーヤンのナイスなソロを発見!
 
WasurekaketeitaLoveSong.jpg
 
堀内孝雄 「忘れかけていたラブ・ソング」 (1977)
日 東芝EMI ETP-7233 (LP)


これはベーヤンのソロ2nd、1977年作。
盤は傷ひとつなくピカピカで税込54円!どケチ冥利に尽きるぜ!
シンガー・ソングライター作品っぽいシンガー・ソングライター作品で
カントリー・ロックとニュー・ミュージックの良い所取りな素晴らしい内容。
大らかで温かみがあって伸びやかなヴォーカルも
とっても魅力的なので、皆さん聴いたらびっくりしますよ。
ベーヤンのソロは1stから1980年の「デラシネ」あたりまでが同様のテイストで、
どれもヒジョーに素晴らしいびっくりアイテムなので、見つけたら買いましょうね。
 
あ、新宿のタワーレコードに行った日と、高円寺のレアに行った日は別の日なのですが、
新宿地区はディスクユニオンが新店舗を何店かオープンして大変な事になっているので
タワーに行った日はユニオンも何店も回り、グルグル目が回るほど回って発見したのがこれ。
中古扱いの新品未開封品で税込800円で発見!凄いぞ俺!どケチ冥利に尽きるぜ!やった!
  
SunnyDaysAtSalem.jpg
 
A Strange Desire 「Sunny Days At Salem」 (2018)
独 Firestation Records FST161 (LP)


以前こちらでも書いたけど、これはネオアコ〜ギター・ポップの発掘音源を
次から次へリリースしまくるドイツのファイヤーステーションからの1枚。
内容は青春がほとばしる1980年代英国のジャングリー・ギター・ポップで
ありがちっちゃー、ありがち、どうでもいいっちゃー、どうでもいいけど
そんなアルバムを800円でゲットして聴いている私がここにいて
新品800円はやっぱり凄い!凄いぞ俺!どケチ冥利に尽きるぜ!
ああ、どケチで良かった・・・と、言ってみますが
本当は少々高くても迷わず買える経済力が欲しくて・・・もう泣きたいです。
 

2019年3月9日更新の表紙

あ、どうも、
いつも、いつだって残念な僕です。

一体何が残念なのかと言うと、自分が面白いと思ってボケると、まったく面白さが伝わらず
「え、何が言いたいのこいつ?」みたいな感じになって、これがこーだから面白いでしょ?と説明するハメに!
ボケの説明なんかしたら、もうそこに笑いは生まれないし、ボケを説明している自分が恥ずかしいです。

こちらとしては、面白さを理解してくれない皆さんに対して、笑いの要素が少なすぎ!突っ込みが下手!
ボケた人に対してはちゃんと突っ込んであげるのがマナーだろ?と思う訳ですが
現実は、いつも、いつだって、皆さんと話が合わず、皆さんの輪に入れず残念な結果になる僕がいて
「何考えているか分からないヤバいヤツ」に分類され、クラスの班分けの時はどの班にも入れず・・・

・・・と、誰にも相手にされずひとりで過ごす事が多かったので、音楽に逃げて生きてきたのかも知れません。
音楽は残念な現実世界から、一瞬にして幸せな自分だけの世界へ連れていってくれますものね。
けっこういい大人になった今でも、やっぱり皆さんと話が合わないし、皆さんの輪に入れないし、
どの班にも入れず、いつも、いつだって、残念な結果が待っていて・・・ああ、すんなりと班に入りたい・・・

そんな残念な僕を今、幸せな世界に連れて行ってくれているのは、前回の表紙で登場してもらった、
小林しのちゃんの7インチ盤「Havfruen Nat」(2018)で、AB面共、赤丸急上昇中で、大ヒットの予感!
まあ、もちろん自分チャートで大ヒット中なのですけど、この大ヒットに引っ張られ、しのちゃんの系譜にある
可愛らしくて萌える女性ヴォーカルばっかり聴いて、残念な現実から逃げている昨今なのです。
 
LookingForAKey.jpg
 
小林しの 「Looking For A Key」 (2016)
日 Philia Records PHA-13 (CD)


小林しのちゃんは、こちらのアルバムも激しく聴いています。
基本はネオアコ〜ギター・ポップ・サウンドですが、
それだけにとどまらない、良く出来たファンタジー・ポップス・アルバムです。

中盤の「赤い目のジル」〜「夢色のスプーン」〜「銀曜日にみた夢は」の
素晴らしい流れで、熱したバターの如く、とろけて戻って来れない事確実!

カバー曲「夢色のスプーン」は松本隆と筒美京平の黄金コンビ作の中でも
最も素晴らしい曲の内の1曲で、エレポップ・アレンジもとても良いし
彼女の可愛らしいヴォーカルに、とろける!とろける!とろけるぅー!
そう、こんな曲聴けるなら、班に入れなくても私、ちっとも淋しくないし!
 
YouAreTheOne.jpg
 
Cristina Quesada 「You Are The One」 (2015)
スペイン Elefant Records ER-1196LP (LP)


ケサダちゃんをいつ聴いたかって?それは今朝だ!こと、スペインの
クリスティーナ・ケサダちゃんのヴォーカルも、また可愛らしくてねぇ。
A1のジーザス&メアリー・チェインの「Just Like Honey」のカバーを
聴いた瞬間に、熱したバターの如くとろけて、まだ戻って来ていません。

このアルバムはアコースティックな感触のポップスが基本になっていて
カバー曲中心に、スペイン語、英語、フランス語、日本語の曲を絶賛収録中。
日本語カバーはアグネス・チャンちゃんの「ひなげしの花」をやっていて
香港出身のアグネスの危うい日本語の曲を、更に危うい日本語で
カバーするスペイン人という構図が何とも不思議な気がしますが
ズバリ、凄く可愛らしくて萌えるので細かい事は気にせず、とろけましょう。

こちらのLPはダウンロード付きなので、ダウンロードしてまた聴きました。
え?ダウンロードしたケサダちゃんをいつ聴いたかって?それは今朝だ!
 
RockingHorse.jpg
 
Kelli Ali 「Rocking Horse」 (2008)
英 One Little Indian Records TPLP975CD (CD)


残念な僕を、長い間支えてくれている可愛らしくて萌える女性ヴォーカルは
イギリスのケリー・アリちゃん。このアルバムは非トラッドの英国フォークの
感触に包まれた儚く美しいサウンド&可愛らしいヴォーカルという
あるようでなかった作品ですが、世に出たのが2008年なので、
フリー・フォーク・ブームの最後の最後を飾り、あまり話題にならず
素晴らしい内容だったけれど、多くの人の耳に届かなかった気もします。

いずれにせよ、いまだに僕はこの作品を聴いて、熱したバターの如くとろけ
とろけてごめんなさい!ごめんなさい!と謝りながら聴いていますよ。
何で謝るかっていうと、ケリー・アリちゃんは見た目がYO!YO!系で怖くて・・・
でも実は、こういう見た目の人ほどいい人だったりするので、
班分けの時、どの班にも入れない僕をそっと誘ってくれるかも知れません。

いつかケリー・アリちゃんに班に誘われる事を夢見て、残念な僕は思います。
こんな可愛らしくて萌える3人の曲が聴けるなら
班に入れなくても私、ちっとも淋しくないし!
 

2019年1月19日更新の表紙

あ、どうも、クソジジイです。

一体何がクソジジイかと言うと、ナウいヤングのスピードについていけなくて、ジジイ化が進行中なのですが、
かといってジジイならではの、威厳や知識も無いし、見た目もアウト!とくれば、もうホント、それはクソジジイ。

しかし、ナウいヤングのスピードっていうのは本当に早くて、気が付いたら2018年は終了して、
2019年が始まっていたという有様!・・・という事は当然、気が付いたらクリスマスも終了していたという有様!
これはいかん!と思い立ち、年が明けた今、クリスマスの曲を聴いているという有様で・・・
ああ、ナウいヤングのスピードにはついていけませんよ。

しかし、ナウいヤングのスピードから遅れた時間を取り戻すために、クリスマスの曲を聴いてみたのに、
レコード棚からとり出したのは30年以上前のクリスマス曲という有様!もう本当にクソジジイです。
 
FairytaleOfNewYork.jpg
 
The Pogues 「Fairytale Of New York」 (1987)
英 Pogue Mahone Records NY 12 (12")

はい、まず取り出したのは、1987年の曲です。古いです。ジジイです。
ポーグスが最も輝いていた時期の12インチ・シングルで、
ヤクザ声ヴォーカルのシェイン・マッガワンと
なんでもこなす粋な女性ヴォーカル、カースティー・マッコールの
絶妙な掛け合いがイカす名曲!そしてもはやクリスマスの定番曲!
B面の2曲は両方ともアルバム未収録のインスト曲になっています。
 
WinterWink.jpg
WinterWinkBack.jpg
 
斉藤美和子+Hysterics/川喜多美子+D-Day 「Winter Wink」 (1987)
日 Balcony Records BOYS 9 (12")


次に取り出したのも1987年の12インチ・シングル!古いです。ジジイです。
A面の「Winter Wink」という曲はメロディー、歌詞、アレンジ、どこを斬っても
定番のクリスマス・ソングになり得る要素が満載です。
何かきっかけがあれば再浮上しても不思議ではない名曲で、
インディーズとメジャー、サブカルチャーとメインストリームを
繋ぐ強力な参加メンバーなど、盛り沢山な1曲なのです。

まあ「インディーズとメジャーを繋ぐ」とかいう発言がもうジジイの証拠で
いまどきは、インディーズも飛び超え、個人発信の時代ですものね。

B面は川喜多美子ちゃんの愛らしいヴォーカルをたっぷり味わえ、
昇天しそうになりハラホロヒレハレーな「僕には特別なクリスマス」と
ナウくてヤングな女の子が聴いたら、絶対的に支持しそうな
ホイチョイ・プロダクション級の名曲、斉藤美和子ちゃんの「Kiss!」を収録!

しかし、今聴くと2人の歌声は声優さんが歌っているかのようで、萌えます。
ああ、ケンカの後は長めにキスをする13歳に戻りたい!(B2「Kiss!」より)
 
HavfruenNat.jpg
 
小林しの 「Havfruen Nat」 (2018)
日 Philia Records PHA014 (7")


前項の「Winter Wink」を聴いていたら、この7インチとイメージが被ったので、
2018年の最近の作品が登場!これでナウいヤングのスピードに
ついていけそうなので、クソジジイと呼ばないで!お願い!

いや、この、小林しのちゃんの可愛らしい囁き系ヴォーカル!どうよ?
声優っぽくて萌えて萌えまくるし、何といっても楽曲自体の素晴らしさがあり、
もうたまらーーーん!と叫びたくなるポップスになっています。

A面「人魚の夜」、B面「雪虫」とも、クリスマス・ソングではありませんが、
楽曲のアレンジ、ジャケット意匠などからクリスマスを想起する1枚で
254kbpsのMP3ファイルがダウンロードできるコードも付いていて、
更に6曲入りCD-R、ライナーノーツもパッケージされているという、
萌えて悶絶するスペシャルな1枚なので、あなたも聴いて、レッツ悶絶!
あ、「雪虫」はアルバム収録のとは別ヴァージョンですよ。

・・・さて、僕は悶絶しすぎて疲れちゃいました。もう寝ますよ。
体力ないなぁ・・・やっぱりクソジジイだ・・・見た目もアウト!だしね。
 

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