これを聴いて死ね〜ブリティッシュ・フォーク・ナウ〜2018年更新の表紙
2018年12月19日更新の表紙 あ、どうも、いつだってピンチの僕です。 一体何がいつだってピンチかと言うと、毎度、毎度、お馴染みのネタで恐縮ですが、収納がいつだってピンチなのです。 そうなんです、LPが棚に入りきらず、ダンボール箱を置いてそこに50枚ほど入っていて、僕はいつだってピンチ。 そして遂にそのダンボール箱も満杯になってしまい、2箱目を導入する事になり、僕はいつだってピンチ。 しかしピンチになる事がわかっていながら欲しいアイテムがあると購入してしまうので、ピンチなってしまうのですが、 ここにきて遂に解決方法を2つ思いつき、2つも思いつくなんて凄いぜ! ピンチをチャンスに変えられるかな? その2つとは、ひとつは「もう買わない」、もうひとつは「いらないヤツを処分する」の2つで・・・どう?凄いでしょ? でもどうしても聴きたいアルバムや、集めているアーティストの新譜が出たら「もう買わない」訳にはいかず かといって「いらないヤツを処分する」の「いらないヤツ」はありません。 全部「いる」から買った訳だからさ! そんなこんなで言い訳をしている内に2箱目のダンボール箱がドカンと鎮座してしまった訳で、ピンチは大ピンチになり、 もう本当にいい加減何とかしないとダメだわー、って思いついた最新の解決方法は「聴かないヤツを処分する」です。 「いらないヤツ」と「聴かないヤツ」の違いって何だ?とも思いますが、実はこれがけっこうな違いがあり、 集めているアーティストの作品の中にも、とにかくクソ過ぎてまったく聴く気がしないクソ作品ってあるじゃないですか。 また、サウンドはクソではないけど、自分の趣味に合わない音作りのため、まったく聴く気がしないってのもあります。 で、クソなヤツと趣味じゃないヤツの「聴かないヤツ」を50枚ほど選んで思い切って売り飛ばし処理しました。 おかげ様でダンボール箱を1箱減らす事に成功! ひとまず大ピンチは脱出はしたかなぁ。 もう1箱のダンボール箱も何とかしたいので、また時期を見て更に50枚程度処分しないといけないですね。 ちなみに今回売り飛ばしたLP盤の中でも、ケイト・ブッシュのエアリアル、コステロのジュリエット・レターズなんかは えっ?って思うくらいのけっこうな高額で買い取ってもらい、ちょっとびっくりしたのですが、 なるほど、なるほど、派手ではないけれど、アナログ盤ブームは着実に進行しているようで、 店頭での販売価格を見ると、それほどなレア盤でなくても全体的に価格が上がっている印象はありますね。 一方、スターランド・ヴォーカル・バンドの3rdやダニエル・ビダルちゃんのベスト盤などの不人気盤は カス盤扱いされて、カス盤価格での買取りになり、店頭でもいきなりのカス盤コーナー行きかと思われます。 きっとダニエルちゃんの「オー・シャンゼリゼ」の「ウーイ・ウイ・ウイ」のフレーズも虚しく、カスっぽく響きそうです。 あ、売り飛ばしちゃったんで、もう聴けないのか! いっけねぇ、忘れてた! ・・・収納だけじゃなく、記憶力もピンチの僕です。 |
2018年8月19日更新の表紙 前回語ったキャンディ・オペラというバンドのLPを入手してびっくりした僕は、びっくりが止まらず、 そのままネオ・アコースティック・ブームに突入し、ここの所、そっち方面の作品ばっかり聴いているわけですが、 そんな中、ローズちゃんの「ソロウ」をゲットして、ああローズちゃん!ローズちゃん!ローズちゃーん!なのです。 「ソロウ」はローズちゃんとロバート・リーの男女2人組で、僕がゲットしたのは1993年に発表されたアルバムを 2018年のレコード・ストア・デイ用作品として世界初LP化したヤツ。おぉ!盤面が金色で、やる気満々だぁぁぁ! サウンドはアコースティックな響きの落ち着いた田園ポップスに霊的な雰囲気をふりかけたような感じだけど、 なんかもうローズちゃんの声が可愛らしくて、とろけて、にやけて、ああローズちゃん!ローズちゃーん!なのです。 ああローズちゃーん!って事で、「ソロウ」の他にも、手元にあるローズちゃんの作品をとっかえひっかえ聴きまくり! 有名なストロベリー・スウィッチブレイドはサウンド的にはエレ・ポップで全然ネオ・アコじゃねぇぇぇー!のだけど、 ネオ・アコと言われている人たちが放っている、1980年代前半の独特の瑞々しい空気感が一緒なので、 ストロベリー・スウィッチブレイドをネオ・アコの文脈で語ってもまったく問題ないって事なんです。 では、とっかえひっかえ聴いているローズちゃんの作品を並べて、更に、ああローズちゃん!ローズちゃーん! |
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Sorrow 「Undre The Yew Possessed」 (1993) 英 Piski Disk/Night School PIX001/LSSN061 (LP/2018) これは、いまどきのLPだけど、ダウンロードのサービスは付いていません。 ジャケットに貼られたステッカーはディスク・ユニオンのRSDの キャンペーンのステッカーです。ユニオンで購入したので・・・ ローズちゃんはこのアルバムと同時期、カバー曲をやる「スペル」っていう 男女2人組もやっていて、僕は当時「スペル」のLPも購入したのだけど、 全然良くねぇぇぇー!と叫んで、速攻で売り飛ばしてしまい、ああ、後悔・・・ |
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Rose McDowall 「Cut WithThe Cake Knife」 (2015) 米 Sacred Bones SBR-3017 (LP) 2015年にLPで出たローズちゃんのソロ名義のアルバム。 ストロベリー・スウィッチブレイドと同様のエレ・ポップで 新録ではなく、1986年〜88年の録音を収録・・・ああ、感動。 来日時の「日本デノ思イ出写真」満載の解説文が封入され、 更にポスター(っつーか、白黒コピー?)も付いています。 ストロベリー・スウィッチブレイドが好きな方、これ聞いたら、 感動します。泣きます。もちろん僕も泣きながら聴いています。 いまどきのLPらしく、ダウンロード・コードも付いています。 |
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Strawberry Switchblade 「Strawberry Switchblade」 (1985) 独 Korova KODE 11 (LP+7") そして本家のストロベリー・スウィッチブレイドも聴きます。 A面1曲目から大ヒット曲「Since Yesterday」で、そりゃー、もう、大興奮! オマケの7インチはデビュー曲の「Trees And Flowers/Go Away」で 「Trees And Flowers」には、ロディ・フレイム、ケイト・セント・ジョンが参加。 ストロベリー・スウィッチブレイドがネオ・アコで語られる要因である 重要な1曲であり、本気で泣ける田園ポップスの鬼のような名曲! |
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Strawberry Switchblade 「The 12" Album」 (1985) 日 ワーナー・パイオニア P-6219 (LP) あと、こんなのも手元にあります。 ロング・ヴァージョンを中心にした日本のみで出た全7曲の編集盤。 「Since Yesterday」や「Trees And Flowers」のロング・ヴァージョンは かなり強引な感じで・・・このアルバム用に作ったのでしょうか? 何じゃこりゃ?・・・とかなんとか言いながら、これも聴きまくっています。 モータウン調でポップな井上大輔作曲の「Ecstasy」も絶賛収録中! いまではコンパクト・ディスクのボーナス部分で全部聴けるようですね。 |
ストロベリー・スウィッチブレイドに関しては、4人組ガールズ・バンド時代の1982年の音源を収録した7インチも登場し、 「Trees And Flowers」の初期デモも入っています。あ、購入はしていないので、bandcampで聴いているのですが、 初期オレンジ・ジュースだとか、初期パステルズだとか、同時期のスコティッシュ・バンドと同じ感覚のバンド・サウンドにびっくり! おかげで、その周辺はザワついています。いや、誰もザワついていませんが、僕の中ではザワつきが始まっているので、 是非あなたもザワついて、ああローズちゃん!ローズちゃん!ローズちゃーん!と叫んで、一緒に嫌がられましょう。 |
2018年5月2日更新の表紙 ネオ・アコ〜ギター・ポップの発掘音源をこれでもか!これでもか!と発掘しまくるドイツのファイヤーステーション。 当時何もリリースしなかったキャンディ・オペラという英国はリバプールのバンドの音源がリリースされ、 もろプリファブ・スプラウトなそのサウンドに全員びっくりして、えっ?これプリファブでしょ?とびっくりした訳ですが、 もちろん僕もびっくりして、えっ?これプリファブ?いやディーコン・ブルーかな?と言ったとか言わないとか・・・。 キャンディ・オペラはコンパクト・ディスクとLPでリリースされ、僕は少々高額のLPを気合いで購入し男前になりました。 でもコンパクト・ディスクの方が曲数多いし、いまどきのLPなのにダウンロードが付いていなくてクッソーと思ったけど、 LP盤なんだからダウンロードのサービスなんて付いていない事が当たり前っちゃー当たり前だし 自分への慰めで、ジャケットの大きいLPで購入して良かった!LPサイコー!と言ったとか言わないとか・・・。 しかし、こんなのを聴いていて思うのは、発掘されなければ一生聴く事のなかった音楽を聴いている不思議さで、 何もリリースしないで終了するアマチュア・バンドなんて腐るほどいるし、そのアマチュア・バンドが作った曲の中に 凄い名曲はゴロゴロ転がっているという事実をキャンディ・オペラはあらためて教えてくれました。 では以下、手元にあるファイヤーステーションのLPを何枚か紹介します。 キャンディ・オペラは何もリリースしなかったですが、他のバンドは当時シングルをリリースしていていた模様。 いずれも存在はアマチュアかセミプロかって感じですが、どれもクオリティ高く、凄い名曲がゴロゴロ入っています。 全アルバムともダウンロードのサービスは付いていません。そんなの当たり前っちゃー当たり前の事です。 |
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Candy Opera 「45 Revolutions Per Minute」 (2018) 独 Firestation Records FST154 (LP) プリファブ・スプラウトにそっくりに聴こえる理由はヴォーカルが似ているのもあるけど 基本がギター、ベース、キーボード、ドラムスという楽器編成というのと、 都会的で洗練されたアレンジがあり、そこもプリファブを感じる部分ですね。 初期ペイル・ファウンテンズ風のヨレヨレなのに瑞々しいネオ・アコ・ナンバーや、 インディ・ダンス風ナンバーなども絶賛収録中で、AB面8曲ずつの全16曲を絶賛収録中。 これだけたっぷり入っているのに捨て曲が無いという、本気の奇跡の発掘音源。 1983年(!)〜1993年の録音を絶賛収録中。 |
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The English McCoy 「A Collection」 (2017) 独 Firestation Records FST148 (LP) 出た!イングリッシュ・マッコイ!「ア・コレクション」のアルバム・タイトルがダサ過ぎだし スポーツバッグを持ったオヤジが真ん中にいるジャケットもカス盤臭を放つ英国バンドですが、 内容はカス盤ではなく、ネオ・アコ〜ギター・ポップの良い部分を凝縮したような凄い内容! 当時のリリースは1988年のシングル1枚だけらしく、そのシングルの曲も収録しているけど、 AB面9曲ずつの全18曲入っていて、ほとんどが発掘音源って事ですね。 ブッ飛ばしのビート・ナンバーから、しっとりと聴かせる曲まで、 グッド・メロディーの連発が凄いけど、 演歌系熱血ロック・ヴォーカリストみたいなヴォーカルに クセがあるので注意が必要です。 キーボードがけっこう印象的に入るのもこのバンドの特徴でしょうか。 |
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The Man Upstairs 「Home From The Picnic」 (2016) 独 Firestation Records FST140 (LP) マン・アップステアーズはアコースティックでスゥインギーでジャージーな英国バンド。 バンドの写真を見ていると、ロカビリー系な感じがして ザ・テンペストやジム・ジミニーといったグループとイメージがかぶります。 ・・・って、例えに出したバンド名が、それ誰だよ?て感じでもありますが・・・ 彼らは1980年代に、シングルを数枚出していた模様。 そのシングル収録曲も含む、A面10曲、B面11曲の全21曲という大ヴォリューム。 男女のヴォーカルで、小さなクラブで演奏しているような、良い雰囲気があります。 |
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The Reflection A.O.B. 「The Complete Collection 1985-87」 (2015) 独 Firestation Records FST119 (LP) リフレクションA.O.B.という英国バンドのコンプリート・コレクション。 コンプリートといっても当時リリースされたのはシングル1枚とコンピレーション盤収録曲だけで、 つまりAB面8曲ずつの全16曲のほとんどが発掘音源って事ですね。 ホーン隊がいて、初期デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズのようなホーンの入り方です。 どの曲も疾走感があり、全部同じに聴こえてしまったりもするけど これだけブッ飛ばしナンバーが並んだら興奮するしかないぞ! 本当に素晴らしいので、興奮しながら興奮して聴いています。 |
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・・・と、ネオ・アコ〜ギター・ポップの発掘音源をリリースするファイヤーステーションを興奮気味に語りましたが、 その昔、このページでは英国フォークの発掘音源をリリースしていた、キッシング・スペルを興奮して語ったり、 ヘロンやヴァシュティ・バニヤンの発掘音源を興奮して語ったり、結局何年経っても、発掘音源を興奮して 語るのは一緒で、僕はまったく成長していません・・・と、誰かが言ったとか、言わないとか・・・。 |
2018年3月31日更新の表紙 アイルランドの女性歌手でエンヤという人がいますが、エンヤなんてのはあまりにも誰もが知っていて、 普段洋楽を聴かないような人でも聴いていて、聴いたら癒されちゃうヒーリング・ミュージックだったりして、 トンがった音楽ファンは絶対に聴いてはいけない、ダサくて恥ずかしい音楽の内のひとつですよね。 私はトンがった音楽ファンを自負しているので普段はまったくエンヤなど興味のないふりをしていますが 実は誰にもバレないようにこっそりと聴いていて、聴くと興奮してしまい、フガフガと鼻息を荒くしてしまいます。 もちろんまだこっそりと聴いている事はバレていませんが、これだけは言いたい! エンヤ、いいわぁー。 滅茶苦茶癒されて、とってもいいわぁー。 エンヤ大好き! フガフガー! そんなエンヤですが、コンパクト・ディスクしか存在しなかったアルバムがちょっと前に、世界初LP化されまして、 LP化に、フガフガー!フガッ!っと鼻息を荒くしてしまい、思わず3枚、フガッと購入してしまったわけです。 なお、いまどきのLPですがどれもダウンロード・コードは付いていませんよ。 悪しからず。 |
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Enya 「The Memory Of Trees」 (1995) 米 Reprise 46106-1 (LP/2016) 2016年に世界初LP化されたのは「The Memory Of Trees」。 実はこのアルバム、以前コンパクト・ディスクを所有していたけれど、 売り飛ばした経緯があり、こんなに良いアルバムを、あの時どうして 売り飛ばしてしまったのか理由は思い出せませんが、 今聴くと、ビューティフルなグッド・メロディーの連発に鼻息フガフガー! 爆発的に癒されまくって、これぞエンヤの最高傑作でフガッ! |
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Enya 「A Day Without Rain」 (2000) 米 Reprise 85986-1 (LP/2017) そして2017年に世界初LP化されたのが「A Day Without Rain」。 「The Memory Of Trees」のコンパクト・ディスクを売り飛ばした後は エンヤの作品は購入していなかったので、 世界初LP化されたLPで初めてこの大ヒット・アルバムを聴きました。 しかしもうここまでぶれずにエンヤ・サウンドを徹底してやってくれると、 参りましたっ!って感じで、鼻息フガフガー! 名曲がたっぷり入っていて、もちろんこれも良くて、癒されるフガッ! |
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Enya 「Amarantine」 (2005) 米 Reprise 49474-1 (LP/2017) こちらも2017年に世界初LP化された、2005年の作品「Amarantine」。 ロクシャンとかいう特殊言語で歌う曲が入っていたり、 まったく日本語に聴こえないけれど、日本語で歌う曲も入って ちょっと変化球のアルバムなのでしょうか? ・・・と、変化球とか言っても、聴いてみたら全然変化球ではなく まったくブレの無いエンヤ・サウンドが美し過ぎて、鼻息フガフガー! |
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で、これ以前の3枚、「The Celts」(1987)、「Watermark」(1988)、「Shepherd Moons」(1991)は 旧盤LPを所有しているので、今回のエンヤがLP化されたシリーズでは購入しませんでしたが、 残りの最近の作品、「And Winter Came...」(2008)と「Dark Sky Island」(2015)もLP化されているので 購入したいけど、価格が高いので迷っています。 あまり迷っていると手遅れになるかも・・・フガッ! さて、今回エンヤの世界初LP化作品を聴いてわかった事がたったひとつだけあります。 それは彼女のスカートの裾がありえないくらい長いという事です。 屋外を歩く時は、道に落ちている汚物を徹底的に気をつけて歩かないと事件になる長さですよ。 例えば僕などは3回に1回は犬のフンやゲロを気付かずに踏んでいるので、 ああ、事件になる前にエンヤにもこの危険をはやく教えてあげたい・・・フガッ! |
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Clannad 「Fuaim」 (1982) 愛 Tara TARA3008 (LP) そしてついでにこれも聴いて更に鼻息荒くフガフガしています。 アイリッシュ・トラッド・バンド、クラナド1982年の「Fuaim」。 クラナドはこの次のアルバムから完全に音がメジャー化してしまうので これが「クラナド最後の輝き」ともいえる感動的な作品でフガッ! エンヤはキーボードとヴォーカルで参加・・・と、聴いていても その存在があまりわかりませんが、ジャケット写真に登場していて この頃からショートカットでボーイッシュ! エンヤ大好き! フガフガー! |
2018年2月6日更新の表紙 もうコンパクト・ディスクなんか買うモンか!と決め、購入するのをやめてから1年以上経ったわけですが、 コンパクト・ディスクを購入しなくても、何とかなるもので、実際、何とか、かんとか、何とかなっています。 そう、そうなんですよ。近年のアナログ盤ブームのおかげか、新譜に関してはコンパクト・ディスクとLP、 両方発売されるのは当たり前って感じだし、1990〜2000年代にコンパクト・ディスクのみで発売された 作品のLP化も盛んに行われていますし、1960〜80年代作品に関しても、LP再発盤が続々登場し、 中古を探さなくても、新品で手に入れる事ができるという、LP派の僕には嬉しい時代がやってきたのです。 ただ、リリース状況としては何とかなっているけれど、何ともならないのが、毎度おなじみ価格問題。 最近のLPの高額設定には、頭を痛め、度肝を抜かれ、腰を抜かし、目ン玉も飛び出し、ふところが寒くなり、 ・・・と、これだけ痛い事や、寒い事が並んでくると、もう体だけでなく心もおかしくなってきています。 てなわけで、体の節々が痛いのはもうどうにもならないので、、LP派で良かった作品を聴いて、 気分だけでも良くして、おかしくなった心を正常に戻そうじゃないですか。 |
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SUFJAN STEVENS 「THE GREATEST GIFT MIXTAPE」 (2017) 米 Asthmatic Kitty AKR134 (LP)
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まずは、アメリカのシンガー・ソングライター、スフィアン・スティーヴンスの2015年の感動の名作 「Carrie & Lowell」のスピンオフ作品、「The Greatest Gift Mixtape」を聴きます。 リミックス&未発表曲&デモ音源をブチ込み、おまけにジャケットは3Dメガネの子供スフィアン!(だよね?) 何がLP派で良かったかというと、この作品はLP、カセット・テープ、ダウンロードの3種販売で、 コンパクト・ディスクは存在しないのだぁぁー!やったぜ!コンパクト・ディスクの購入をやめて良かった! 更にこのLPにはダウンロード・コードが付いていて、ダウンロードすると、LPには収録されていない 「Carrie & Lowell (iPhone Demo)」という曲が12曲目に付いてくるオマケがあり、ああ、LP派で良かった! |
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WHITNEY 「LIGHT UPON THE LAKE DEMO RECORDINGS」 (2017) 米 Secretly Canadian SC359 (LP)
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そしてもう1枚。アメリカのバンド、ホイットニーの2016年の素晴らしき名作「Light
Upon The Lake」のスピンオフ、 「Light Upon The Lake Demo Recordings」を聴いてみます。むむむ・・・これはデモと言いながら完成品だし 各曲のアレンジが「Light Upon The Lake」収録ヴァージョンとほぼ一緒じゃあないですか!げげーっ! A5、B5は「Light Upon The Lake」未収録曲だけど、騙された感満載の1枚・・・でも、がっつり聴いているけどね! そして何がLP派で良かったかというと、この作品はLPとダウンロードの2種販売になっていて、 コンパクト・ディスクは存在しません。つまり、コンパクト・ディスクの購入をやめて良かった!って事です。 更にこのLPにはダウンロード・コードが付いていて、レコード・プレイヤーを持っていない人も聴けるので とりあえず買っとけ、買っとけ!そのうち、ああ、LP派で良かった!と思う日が来るから!今がチャンス! |