これを聴いて死ね〜ブリティッシュ・フォーク・ナウ〜2008年の表紙コーナー騒動!


2008年12月13日更新の表紙

定期的にやってくる中島みゆきブーム。 今 正にそのブームの真っ最中で 毎日聴いています。
僕が最も好きなのはディープな楽曲が並び凄みのある1980年の「生きていてもいいですか」ですが
1977年の3rd「あ・り・が・と・う」から1983年の10th「予感」あたりまで 1980年をまたぐ時期は
どれも素晴らしいので 中島みゆきなんて・・・と思っている人も今すぐ迷わず聴かないといけません。
実際聴いてみたらびっくりする程の強力な楽曲に身震いする事でしょう・・・たぶん。

彼女は曲によって声を変えて歌い ヒット曲の「わかれうた」などはあばずれ風に歌いますが
可愛らしい声で歌う曲も多くて1982年の「寒水漁」に収録の「時刻表」なんてホント可愛らしいよなぁ。
ただ可愛らしく歌ってもその歌詞はやはり凄い事になっているので身震いする事でしょう・・・たぶん。
 
「寒水魚」ってアルバムは彼女の絶頂期のアルバムでもあるので激しくオススメする訳ですが
次作の「予感」から下降線をたどりはじめ・・・迷いの時期なんだよねぇ・・・たぶん。
ただ迷いの時期でも素晴らしい曲はたくさんあって「予感」に入っている「ファイト!」なんかは
以前CMでも使われていたのでサビの部分は知っている人も多いのではないでしょうか。

サビの部分だけ聴くと クッサーい人生の応援歌に聴こえて ケッ!てなモンでオエェー!です。
ところが丸ごと全部聴くと「あたし中卒やからね仕事もらえへんのや」って歌い出しですよ。
更に「階段で転がり落ちた子供とつきとばした女のうす笑い」だとか
「出てくならおまえの身内も住めんようにしちゃる」だとか そんなヒドい事を歌っています。

彼女くらいの知名度や売り上げのあるメジャー・アーティストで こんな強力でわかりやすい言葉で
こんなヒドい事を歌っている人っているのか?と考えると まあ 思い当たりませんねぇ。
いや 思い当たったところで中島みゆきに変わる人はいませんけどね。
さあ皆で中島みゆきを聴いて身震いしましょう。 聴けば間違いなく身震いできます・・・たぶん。
 
KansuigyoInner.jpg YokanBack.jpg
左は「時刻表」を収録した1982年作「寒水魚」のLPの見開き。 海に向かって祈る中島みゆき・・・演技派です。
右は「ファイト!」を収録した1983年作「予感」のLPの裏ジャケ。 肩もあらわにベッドに横たわる中島みゆき・・・演技派です。
 

2008年11月16日更新の表紙

東京の住宅街ってゆーのはどこへ行っても野良猫を見かけますが 現在僕が住んでいる周囲にも
どこかから湧いているのではないか?と思うほど多く野良猫を見かけますねぇ。

僕の住んでいる部屋の横の塀は野良猫たちの通路となっていて 以前よく通行していたヤツは
周りを観察しながらゆっくりと通行していたのでパトロールと名付けました。
そいつが来なくなったと思ったら今度は塀の上にじっと止まって一点を見続けるヤツが出現。
音を立てても知らんぷりで一点を見続け何かを見張っているかの如くなので警備員と名付けました。

このように野良猫ってゆーヤツは色々な人が勝手につけた色々な呼ばれ方をしているのですが
もしちゃんと自分で猫を飼うとしたらそんなテキトーな名前の付け方はしませんよね。

僕は猫を飼ったら名前はタマですね。 いまどきタマなんて名前にする飼い主は少なそうですが
古き良き伝統を守りたい僕のような人格者は ジャパニーズ・トラディショナルなタマで決定だし
もしシャム猫のような高貴な雰囲気を醸し出す猫を飼ったとしても猫の種類に関係なくタマですね。
そして同様に犬を飼った場合でもジャパニーズ・トラディショナルな名前のポチで決定です。
写真のジャケットに写るような強そうでかっこ良い犬を飼ったとしても もちろんポチですからね!
 
ABoyAndHisDog.jpg
LEONARD SCHAEFFER
「A BOY AND HIS DOG」 (1968)

マスクラット RATCD-4623 (CD/2006)
 
 で これは米国のレナード・シェイファーという人の作品で
 ジャケットからしてやってくれそうなナイス犬ジャケですね。
 けっこうその界隈では評判の良いノスタルジックな雰囲気の
 ポップス・アルバムで まあ悪い作品ではないですが
 聴いていると何かイマイチ入り込めないビミョーさもあります。

 しかし犬ジャケって思いつくだけでもけっこう多いんだよなぁ。
 猫ジャケはあまり思いつかないので割と少ないのかも。
 そして馬ジャケってゆーのもかなり多いですね。
 うーん 馬を飼ったら名前はどうしたらいいんだろう。

 古き良き伝統を守りたい人格者としてはタマ・ポチ・レベルの
 ジャパニーズ・トラディショナルな名前をつけないとなぁ。
 くっそー思いつかねー・・・もっと勉強してから出直してきます。
 

2008年10月21日更新の表紙

ボブ・ディランのブートレグ・シリーズの新しいヤツが店頭に並んでいるのを見かけました。
通常盤は2枚組CDで その他1枚ものもあり 豪華版仕様の3枚組も並んでいました。
しかしこの3枚組はいくら豪華版とはいえ価格が2万円程度という暴力価格!
当然一般庶民は購入不可能な価格設定だけど3枚組を入手しないと3枚目のディスクの
曲が聴けないというジレンマが! さあ どうする? そこのディラン・ファンのアナタ!

まあ今回のブートレグ・シリーズは1989年〜2006年の未発表曲や別ヴァージョンや
ライブ音源って事で「声が潰れてお聞き苦しくなっております」な最近のディランなので
僕としてはそんなに食指を動かされるアイテムでは無いのですけどね。

ただ今まで出たブートレグ・シリーズを聴いていると 何でこの曲がボツ曲だったんだ?
何でこっちのヴァージョンをアルバムに入れなかったんだ? というような凄みを放つ
強力な曲も多くて 今回も聴いたらきっとエキサイティングしちゃうんだろうなぁ。

そんなディランのブートレグ・シリーズで僕が期待しているのはジョージ・ハリスンに提供した
最高にゴキゲンな1曲「I Don't Want To Do It」のボブ・ディラン・ヴァージョンですよ。
まあボブ・ディラン・ヴァージョン自体が存在しないのかも知れないですけどね。

このジョージ・ハリスンの「I Don't Want To Do It」は映画「ポーキーズ・リベンジ」の
サントラ盤に収録されていて レトロなオルガンが印象的に響くゴキゲンなフォーク・ロック。
当時シングル・カットもされていて サントラ盤収録のヤツとは別ヴァージョンらしいので
いつの日かそのシングル・ヴァージョンも聴いてゴキゲンになってみたいものです。
 
PorkysRevenge.jpg
「PORKY'S REVENGE !」 (1985)
CBSソニー 28AP 3033 (LP)
 
 で もし「I Don't Want To Do It」ディラン・ヴァージョンが
 存在するのであれば どんな音だろうと想像するのですが
 時代的に「タイト・コネクション」のように女性コーラスが入って
 ダンサンブルでもあるという 1985年を感じさせる
 何じゃこりゃ?な音であって欲しいです。

 ディラン・ファンが全員何じゃこりゃ?と叫んだとされる
 「タイト・コネクション」という曲 僕は昔からけっこう好きで
 1985年というこの時代はまだディランの声に張りもあり
 「声が潰れてお聞き苦しくなっております」ではありません。
 
 なお「ポーキーズ・リベンジ」のサントラ盤はCD化もされて
 いるようなので「タイト・コネクション」と共に聴いて
 最高にゴキゲンになって下さい。
 

2008年9月16日更新の表紙

コンパクト・ディスクの整理をしていたら あれー?この人のアルバムこんなに持っていたっけ?
こんなに枚数があっても長い事聴いていなくて放置プレイなので内容を覚えていないし
これからも聴くとも思えないんだけど・・・なんてのがけっこう多くありました。

そんな聴きもしないのに沢山所有しているシリーズで最も多い枚数を所有していたのは
アメリカン・フォークの女王ジョーン・バエズでしたねぇ。 いや 枚数を数えてはいないけれど
並べたらジョーン・バエズが一番幅をとっていました。 やはりソロで長い事活動している人は
枚数が多くなりますねぇ。 バンドだと解散したらニュー・アルバムは出ないもんなぁ。

それにしてもジョーン・バエズという人。 そんなに何枚も所有する程好きかというと
そうでもないのです。 彼女の歌声は変なクセもなく清楚で美しくて良い事は良いのですが
何か一本調子だし クソ真面目な感じだし アルバム1枚最後まで聴くと疲れちゃうんだよね。

それでもこんなに集めてしまったのは最も初期に購入した彼女の作品がとても素晴らしくて
ジョーン・バエズ!アンタ良いよ!アンタ良い!・・・と次から次へと入手していったからですが
今冷静になって聴き返してみても最も初期に購入したアルバムを超えるのは無いなぁ。

一番最初に購入したボブ・ディラン・カバー集の「Any Day Now」(1968)で凄くやられて
その次か次くらいに購入した「One Day At A Time」(1970)にも凄くやられてしまいました。
両アルバムともカントリー・ロックの時代を感じさせる音づくりなのが僕の好みだし
楽曲自体の良さが他のアルバムに比べて群を抜いていて この2枚は今でもよく聴きますね。

元々カバー曲が大半を占めるジョーン・バエズですが「One Day At A Time」の方には
彼女の自作曲の中でも最高峰な名曲「Sweet Sir Galahad」が収録されていてやられたぁ!
そして「Any Day Now」は第11号でレヴューを書いているので読んでみるのもいいかもね。
AnyDayNow.jpgAny Day Now  OneDayAtATime.jpgOne Day At A Time

しかし全く聴く気のおきない朗読アルバム「Baptism」(1968)とか 1970年代後半〜80年代の
聴いていて疲れるポップス・アルバムとか ホントどうしてくれよう。 処分しちゃおうかな。
でも聴かなくても持っている事が嬉しいし 1stから順番に並んでいたら嬉しんだよねぇ。
うーん もっと嬉しくなりたいので 逆に持っていない何枚かを揃えたりして・・・聴かないけど。
 

2008年7月16日更新の表紙

ロバート・フォスターとグラント・マクレナンの双頭バンドだったオーストラリアのゴー・ビトゥイーンズ。
2005年に出たアルバム「Oceans Apart」があまりに素晴らしくて大興奮していたのですが
翌年突然グラント・マクレナンが亡くなってしまって・・・自分でもびっくりする程ショックを受けました。
ゴー・ビトゥイーンズにそこまで思い入れは無いと思っていたけど もう泣きそうな程のショックで
このショックの受け方はきっと自分でもびっくりする程思い入れの強いバンドだったのでしょうね。

そして今年2008年 ロバート・フォスターがソロ作「The Evangelist」を発表しました。
主に演奏をしているメンバーは「Oceans Apart」時のゴー・ビトゥイーンズのメンバー4人から
グラント・マクレナンを抜いた3人! ああ「Oceans Apart」の次のアルバム的で また泣きそうです。
もちろんロバート・フォスターの語り系ヴォーカルが全編歌うので彼のソロ作ではあるけれど
数曲で生前グラント・マクレナンが作ったパートを取り入れて完成させた楽曲も入っていて
確かにその数曲にはグラント・マクレナンが作りそうな覚えやすいメロディーがありますねぇ。

で このアルバムのクレジットを見ていたら「Designed by Brooke Sietinsons」ってありました。
ブルック・シーティンソンズってエスパーズのメンバーでジャケットのデザインもしている女性ですよ。
こんなところにもエスパーズが進出中! ブックレットの最後のページを開いた写真を載せましたが
グルグル渦巻きを多用したデザインがエスパーズっぽいといえばエスパーズっぽいかなぁ。

TheEvangelist.jpg TheEvangelistBook.jpg

飛ぶ鳥を囲むグルグル渦巻きの左側の歌詞はアルバムの最後を飾る曲「From Ghost Town」で
ピアノとストリングス そしてハーモニカによる演奏でゆるやかに穏やかに流れて行く名曲です。
これが グラントいなくなってしまって俺は寂しいよ・・・そんなロバートのつぶやきのような響きで
聴くとまた泣きそうになってしまいます。 うぇーん・・・でも実際は何を歌っているかはわかりません!

あと過去に書いたのでこんなんあります。
ゴー・ビトゥイーンズが来日した時書いたヤツ・・・レヴュー第70号
「Oceans Apart」が出た時書いたヤツ・・・2005年12月15日更新の表紙
 

2008年6月2日更新の表紙

英キッシング・スペル社から出る出るとアナウンスがあってから中々発売されなかった
マック・マーロウのCD3種がやっと出ました。 でも うわぁ 1枚2500円級の最高級品だぁ!
どうしよう・・・でも今購入せず手遅れになって聴けなかったら悔やんでも悔やみきれないし
あー どうしよう・・・えーい! 面倒臭ぇ! 気合いで3枚まとめて購入しちまえ!
・・・と気合い入れて3枚購入しました。 どうです? 俺って気合い入っているでしょ?

しかし英キッシング・スペル社は一時期はレア・フォークの再発ぶりが凄い事になっていて
このページでもキッシング・スペル社のCDについて無駄に興奮して無駄に大騒ぎして
自分でも何を言いたいのかよくわからない無茶苦茶な文章を書き散らかしていた訳ですが
まあ今はリリース・ペースもガクンと落ちてしまい 何と落ち着いてしまった事やら。

でもキッシング・スペルが失速しても 英サンビーム社とか韓国ベラ・テラ社が出てきて
サンビーム社はCD再発に加えLPでの再発もやってしまうという気合いの入れようですよ。

何かパッケージ商品は無くなって音楽はデータ化するのが当たり前になる時代が目前だ
というような事がちょっと前に言われていたけれど データ化するどころか
ひとつレコード会社が失速しても新たにレコード会社が登場してCD化作業を
ガンガンやるというこの現状。 いつになったらパッケージ商品は無くなるのでしょうかねぇ。

いやもうパッケージ商品の無い時代に移行してくれても構わないとも思いますよ。
出なければ購入せずに済むからねぇ。 出るから今回も気合いで購入するハメに!
 
CarrigRiver.jpg 
 
 で 気合いで購入したマック・マーロウはアイルランドの
 トラッド・フォーク・グループで 購入した3枚は
 どれもけっこうディープなトラッド曲が並んでいました。
 その中で「Shades Of MacMurrough」名義の1st
 「Carrig River」が可愛らしい響きの楽曲が多くて
 3枚中最も聴きやすいし すっげー良かったです。

 手遅れにならない内にお早めに!
 ・・・ってパッケージ商品の無い時代になれば
 気合い入れてそんな事も言わずに済むんだよね。
 

2008年4月8日更新の表紙

2008年4月6日 渋谷のO-NESTってライブ・ハウスでスコットランドのシンガー・ソングライター
アリー・カーのライブを見てきました。 今回は あと 福岡 広島 大阪の公演もありました。
彼は今回が3度目の来日で 気がついたら僕は3度とも見に行っていて凄い大ファンかのようですね。

今年の3月に2ndアルバム「Off The Radar」が出て アルバム発売に合わせての来日だったのだけど
アルバムはまだ2枚しか出ていないのに既に3度目の来日で人気が爆発しているのか?と思いきや
実際はそれ程人気爆発はしていなくて 今回のライブも客入りは6〜7割ってところでしたねぇ。
おかげで隣の人とぶつかる事も無くゆったりとステージから近い場所でじっくり見られてよかったけど。

で 3回見たら正直もういいかなーって感じになっています。 今回は前半は弾き語りで
後半バンドが入る構成だったけれど あまりにもネオアコ〜ギター・ポップの枠にはまっている気がして
あまりにもはまっているモンだからオエェー!ですよ。 僕がもし17歳だったらこのギター・ポップな音に
アリー最高!キャー!となるのだろうけど残念ながら僕は17歳では無いんだ・・・。

前半のアルペジオでの弾き語りも もう少し工夫したら英国フォークのイケてるヤツになりそうだし
後半のバンド構成も もう少し工夫したらルーツ・ロックのイケてるヤツになりそうだし
そして何といっても彼の作る楽曲自体にギター・ポップ・ファン以外も取り込んでいけそうな
魅力があるので 今後を期待して あえてもういいかなーと言っているんですよ!

そう・・・彼の作る楽曲はホント素晴らしくて 2004年の1stから4年空いて発表された2ndも
多少サウンドの変化はあるものの 結局のところ彼の優しげなヴォーカルとナイスなメロディーが
輝きを放ち 1stもそうだったけれど びっくりする程全曲覚えられるという作品だったのでした。
 
OffTheRadar.jpg
 
 いやぁ近年のヤング芸人のアルバムで
 ここまで全曲覚えられる作品って中々無いよなぁ。
 実際アリーはそんなヤングでもないらしいけど・・・

 写真は2ndアルバム「Off The Radar」になります。
 いまのところ日本盤CDしか出ていないようですね。

 1st「Calling Out To You」のレヴュー・・・第103号
 

2008年3月12日更新の表紙

インターネットで見るページは 気に入っているページを見回る程度のパトロール状態で
新たに検索し新たなページを見つけて読むなんて行為はめったにしません。 受験生諸君!

たまーに何となく適当に色々なページを徘徊してみてびっくりするのは自分の食べた物の
写真を撮ってそれをページに載せている人がヒジョーに多い事です。 あーゆー写真って
ちゃんとフレームに納まって 綺麗に撮れるように食器の位置を並べ替えたりして
写真を撮っているんだろうなぁ・・・と思うと寒気がしてくるんです。 受験生諸君!

しかーし! 所詮人間なんて生まれてから死ぬまで 食って クソして 寝る という
3つの事だけしていると言ってしまっても良いし その3つの中で食事とクソと寝る事を
比べると 大半の人は食事に断然興味があるじゃないですか!
なーる程 食べた物でページを更新している人が多いのには納得ですし
何か俺も負けていられねぇ!と思い出してきましたよ。 受験生諸君!

そんな受験生諸君のために今お気に入りの食品の写真を撮ってみましたよ。
「トーステッド・ココナッツ」ってゆータイ国からの輸入食品でココナッツを炙った(焼いた?)
だけのチップス状の食品で少々塩味があり これがバカみたいに美味いのです。
そのまま食べても良し アイスクリームなんかに乗っけて食べても良しの美味さです。
 
ToastedCoconut.jpg
 
 ココナッツって噛んで飲み込んだ後 口の中にキュッキュッとした
 繊維がビミョーに残って それが嫌いな人は嫌いだろうし
 ココナッツの香りってサンオイルのコパトーンと一緒なので
 まるでコパトーンを食べているかのようで嫌いな人もいそうです。

 ただ生きている間に食べられる食品の数なんてたかが知れているので
 これを食べずに死んでしまうか その味を確認してから死ぬのと
 どっちがいいか?といったら そりゃー食べてみた方がいいでしょう。
 
 かといって他ページでオススメの食品を僕が食べるか?といったら
 まず食べないよな・・・世の中そんなモンですよ受験生諸君!
 

2008年1月23日更新の表紙

1月22日にスフィアン・スティーヴンスの初来日公演を渋谷のクラブ・クアトロに見に行ってきました。
今まで彼の事はサフジャン・スティーヴンスと発音していたのだけど ステージに登場してすぐに
「アイム・スフィアン・スティーヴンス」と自己紹介しやがった! その発音はカタカナ表記しても
「スフィアン」としか書けない程はっきり「スフィアン」と発音したし 本人がそう発音している訳だから
スフィアンが正解だよなぁ・・・という訳で たった今からサフジャンではなくスフィアンに決めました!

彼のアルバムで僕が所有しているのは「ミシガン」「セブン・スワンズ」「イリノイ」の3枚で
ライブ前の数日間この3枚のLPを何度か聴いて予習していたのですが
何かどの曲も同じように聴こえてしまい 曲を覚えられない状態のままライブを見に行きましたよ。

そんなんで きっとダラダラと同じような曲が垂れ流しになる かったるいライブを予想していました。
が! ライブはヒジョーに良かった! びっくりです。 レコードで聴くのとは違うライブならではの
楽しい演出が盛り沢山で楽しかったというのもあるだろうけれど 家でレコードを聴くのとは違う
スフィアンって凄い!と思わせてしまう「天才肌を感じさせる何か」がそこにはありましたよ。

また予習の効果が出たのか9割くらいは聞き覚えのある曲で「イリノイ」からの曲が多かったかな。
前座の「マイ・ブライテスト・ダイアモンド」も中々面白かったし 今回のチケット代は5800円だったけど
たった1回のライブに5800円払っても全然高いと思わない充実のナイス・ライブでした。
というのも5800円あればレアーなオリジナル盤LPとか平気で購入できるじゃないですか。
・・・とは言ってみたものの そこまでの金額のレアーなLPを購入した事無いんだけどね。
 
SufjanStevensJapanTour2008.jpg SufjanStevensJapanTour2008Back.jpg
で これが今回の来日公演のチラシの表と裏です。 裏側は写真が小さくて文字が読めませんね。
もちろん裏の写真と同じように 背中に羽根をつけてみせるというパフォーマンスも飛び出しました。

ただ会場のクアトロはいつ行ってもダメな会場だなぁという印象があります。
ステージ前にドーンと立つ太い柱・・・あれは最悪だし サイドから見るとステージ全体が見えないので
ど真ん中に陣取らないと100%楽しめないし 今回もチケット完売か何か知らないけれど
観客詰め込み過ぎで満員電車状態のためあまり動けずけっこう辛かったし
・・・としんみりしてしまったので 次来る時はもっと良い会場をヨロシク! スフィアン・・・また見たいぞ!
 

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