2006年の表紙コーナー沙汰!



2006年12月23日更新の表紙

わぁ! いつの間にやら年末だぁ。 ちっきしょー! 年末かぁ。
仕方ないので2006年を振り返ってみると 2006年はLPやCDの購入枚数が
激減した年でした。 激減といってもそれなりの枚数は購入しているけどさぁ。

購入枚数激減の真相は 音楽に対する興味が薄れたという事では無く
何だか知らないけれど忙しくてじっくりとレコード屋に入り浸る時間が無いのです。

下らない用事が忙しくて自分の趣味の時間がとれないとなると イライラしたり
ため息が出たりしちゃうのですが イライラで血管が切れたり ため息で暗くなるのは
精神衛生上良くないので とりあえずそんな時は笑っておく事に決めましたよ。

笑うといってもニヤリ笑いもよろしく無いので ガハハハ・・・と笑っています。
街中でガハハハ・・・とひとりで笑いながら歩いているヤツがいたらそれは僕です。
気持ち悪いので近付かない方がいいね。 びっくりする程気持ち悪いですよ!

で 写真は最も最近購入したバート・ヤンシュの新譜「The Black Swan」のLPです。
このLP 米国のドラッグ・シティというレーベルから出ていて
レーベル・カラーから行くとキーワードはフリー・フォーク〜アシッド・フォークですね。

デヴェンドラ・バンハートやエスパーズのメンバーも参加していて
また そのパターンかよ!的ですがしみじみと良い内容のアルバムではあります。
 
TheBlackSwan.jpg
 
 ・・・とこの「The Black Swan」は最も最近の購入だけど
 購入した日が11月12日なんだよなぁ。
 うわぁ 1ヶ月以上音楽ソフト未購入の日々ですよ。
 これでいかに趣味の時間がとれていないか
 データ上からも明らかになりました。
 
 やっぱりレコード屋行ってねぇーなーと
 考え出したらまたイライラしてきたので
 とりあえず笑っておくかなぁ。 ガハハ・・・。
 あ ガハハ笑いしている僕は
 気持ち悪いので近付かなで下さい。
 ホントびっくりする程気持ち悪いんだから!
 


2006年11月1日更新の表紙

北浦和に住む知人の家へ遊びに行ってきました。
京浜東北線の北浦和という駅は初めて降りる駅で 今後行く用事もまあ無さそうだし
せっかく行くので何か面白いスポットでも無いかしら?と調べてみたら
ディスク・ユニオン北浦和店なんてモノのがあるじゃないですか!
これは面白いスポットだ! 面白くて面白くて大爆笑級の面白いスポットです。
という事で知人の家にお邪魔した後ディスク・ユニオンに侵入し大爆笑してみました。

あまり客が入っていなかったのが理由でゆったりした感じがあったのかも知れないけど
店内の陳列棚もゆったりととってあり 商品も見やすくて中々良い店でしたねぇ。
その陳列ぶりや店のサイズはディスク・ユニオン下北沢店と近い感じがありました。
後は欲しい商品がナイスな価格で発見できればすっげー良い店になるのだけれど
1時間くらいじっくりと見て それ程欲しい商品はありませんでしたよ。

でも北浦和に行った記念に中古LPを2枚も購入してしまったのです。
これは 浮かれ気分のため それ程欲しくもない商品を購入してしまうシリーズで
旅行に行って気分が大きくなり無駄遣いしてしまうのと同じ現象で・・・ああいけません。

SunshineSuperman.jpg

InnerThoughtZone.jpg
 

購入したのはドノヴァンの「Sunshine Superman」の
UKヴァージョン。 英BGO社からの再発LPで
税込840円でした。 これは「メロー・イエロー」と
「サンシャイン・スーパーマン・USヴァージョン」を
持っていれば音源的には全曲聴けるけれど
USヴァージョンよりも幻想的なフォーク度高くて
内容はバツグンです。 この時期のドノヴァンの曲で
僕が最も好きな「Celeste」も入っていて・・・名盤です。

もう1枚はチェリー・レッド時代のフェルトのギターの
モーリス・ディーバンクの1984年のソロ作
「Inner Thought Zone」を税込368円で購入。
全曲ギターを中心にしたインストで
初期のフェルトのアルバムにもギターのインスト曲が
入っているけれどそれらの曲と同じ路線の
儚げな雰囲気の曲が並び まずまずの内容でした。

しかしこのジャケットはあまりにもヒド過ぎですねぇ。
こんなカスみたいなジャケットだとカス盤扱いされて
368円のカス盤価格での販売も納得というモンです。

ジャケットは大事だなぁとあらためて認識させられた
そんな北浦和にて大爆笑の1日でしたとさ。
チャンチャン。
 


2006年10月1日更新の表紙

レヴュー第104号でCD2枚組プラスDVDというボリュームのアメイジング・ブロンデルの
未発表音源集「Going Where The Music Takes Me」を書いたのですが
このCDを入手して以来 僕の中でのアメイジング・ブロンデルの浮上ぶりはかなり激しく
英国フォークの人たちの中でも常に上位入賞の常連さんの仲間入りを果たしました。

そんな上位入賞常連さんのアメイジング・ブロンデルですが
古楽器を多用した独特の響きが美しい初期〜中期の作品はCD化されているけれど
ロック色が強まったDJMレーベル時代の後期の作品は未CD化という状況ですねぇ。

そーなると後期の作品が聴きたい場合は中古LPで入手しないとダメですが
アメイジング・ブロンデルあたりはカス盤価格で転がっているはずもなく
中古LPにそんなに出費する気のない僕にとってはキビシー事になっているのです。

だいたい中古LPなんて元の持ち主が垂らしたあんな液やこんな汁がジャケットに
染み込んでいる率95パーセントだし その上まさかそれは無いだろうと思われるあんな事も
やっている率90パーセントなので中古LPは1000円までしか出さない事に決めました。

そんな中1977年のラスト作「Live In Tokyo」をゲット!税込約1700円でゲット!やった!
中古LPは1000円までしか出さないと言ったけれど そんなモンは急遽撤回ですよ。
輸入盤の新品CDを購入してもだいたい2000円〜2500円くらいはするので
中古LPも1700円だったら出してもいいじゃないですか。 ああ いいじゃないですか。

で この「Live In Tokyo」が素晴らしかった! 後期の曲を中心に選曲したライブ盤で
ドラムレスでアコギとオーケストラによる演奏で美しいメロディーを持った曲が連発され
アメイジング・ブロンデル最後の輝きが炸裂する室内楽フォークの名盤になっています。

タイトルが「Live In Tokyo」だし 千歳飴と風船を持った兄弟(かな?)の表ジャケと
日本庭園の裏ジャケが「東京での思い出」的ですが アメイジング・ブロンデルは
来日した事が無く これはジョークであって東京で行われたライブでは無いのです。

しかし何かしょーもないジャケットに見えるけれども これは古き良き昭和のかほり漂う
素敵なジャケットと解釈しましょうね。 ほら 表ジャケの兄弟は2人とも前髪がピッチリ
切り揃えられていて 七五三という大イベントのため前日に散髪しに行ったのですよ。
これぞ正しく「美しい国日本」の理想の姿なので あなたも何かイベントのある前日は
散髪に行って前髪を真っ直ぐピッチリ切り揃えましょうね。
 
LiveInTokyo.jpg LiveInTokyoBack.jpg
 


2006年9月6日更新の表紙

ここのところあまりレコード屋に出動していなくて購入枚数も激減していました。
といっても出動していたけど・・・そんなんで禁断症状が出てきたので出動してみました。

やっぱりレコード屋はいいね! 果たしてどんな音が出てくるのか想像もできない
初めて名前を見るバンドや これは素晴らしいに違いない!と思わせる良い雰囲気の
ナイスなジャケットのLPとか 明らかにカス盤を感じるカス盤価格の中古盤とか
レコード屋ってゆーのは色々なレコードが死ぬ程並んでいる凄い場所なのです。
まあ レコード屋なのでレコードがたくさん並んでいるのは当たり前だけどね!

他にもエレクトロニカやヤングなロック専門だと思っていたあの店ににはヴァシュティの
7インチ付き再発LPが今頃入荷していて それも税込1900円程度のお買い得価格!
高額商品が並んでいるあの店を覗いたら3ヶ月くらい前に訪れた時も置いてあった
ヘロンの2ndのLPはまだ売れていなかったなぁ。 それにしても高い! ああー高い!
・・・と レコード屋に出動すると面白い風景を色々見る事ができますよ。

しかしこれだけ聴いた事の無いレコードが並んでいるのを目の当たりにしてしまうと
あれもこれも聴いてみたくなり チャレンジ購入のひとつもしてしまうというモノで
中古LP2枚 中古7インチ・シングル1枚 新品CD1枚の計4枚も購入してしまいました。

その中の1枚 中古LPでゲットした「The Incredible Blondes/Where Do I Stand ?」は
なぜか全く同内容のCDがオマケで付いていて LP1枚の価格でCDも買えるという
お買い得品でした。 いや CDのオマケにLPが付いているのが正解かもね。
 
WhereDoIStandLP.jpg

WhereDoIStandCD.jpg
 
上の写真がLPのジャケットで
下の写真がCDのジャケットになります。
同じに見えるかも知れないけれども
律儀に両方ともちゃんと写真を撮ってますからね!
スンゴく細かく見れば きっとビミョーに違うのです。

このバンドは1980年代にシングルを1枚出して消えた
ネオアコ・バンドという情報を知っていたので
ある程度音の想像のできる安心商品ではありましたが
こーゆー1980年代のマイナーなバンドの発掘音源も
平気で売っていて それも中古で安く買えるなんて
やっぱりレコード屋はいいね!
レコード屋へはどんどん出動すべきですよ。

あれ? でもこれって本当に発掘音源なのかな?
新録かも・・・知らねー・・・まあいいや。
 


2006年8月6日更新の表紙

気に入った曲やアルバムはしつこく これでもか!これでもか!と何度も何度も繰り返し聴く
というのは基本中の基本ですが(って何の基本だ?) ここのところ繰り返し聴いているのは
マイケル・ネスミス&セカンド・ナショナル・バンドの「Wax Minute」という曲です。

いやぁこの曲ホント良いわぁ。 「Wax Minute」は少々切ないメロディーに胸キュンなくせに
カッチョ良くブッ飛ばすカントリー・ロック曲で 聴いているととにかく気分が盛り上がり
ユンケルの一番高いヤツを飲んだ時と同じくらい興奮します。 ・・・って実は
ユンケルの一番高いヤツどころかユンケル自体飲んだ事無いですけどね!

間奏でペダル・スティールとオルガンが大爆発して疾走感バツグンで ホント最高峰!
この世のすべてのカントリー・ロック曲を並べてもベスト3入り確実な名曲ですねぇ。
・・・とこの曲を収録している「Nevada Fighter」と「Tantamount To Treason」の2in1CDは
第92号でレヴューも書いていてその時も大絶賛しましたが なぜか最近急に再浮上。
激しく連続で聴きまくって もう2〜3週間ハマりっぱなしで毎日聴いているのです。

レヴュー第92号ではCDジャケットの写真とネスミスのあらゆる物を切り裂いてしまう
ナイフ野郎なもみあげ部分のアップ写真も載せたので今回はそのCDのブックレット内の
写真を載せてみましたよ。 でもこの写真はファースト・ナショナル・バンドでの演奏風景で
「Wax Minute」のセカンド・ナショナル・バンドではありません。 あしからず。

NevadaFighter&TantamountToTreasonInner.jpg

ところで「Wax Minute」の作者は「Stekol」ってクレジットされているけれど
この人 一体誰なのでしょうねぇ。 気になります。 いつもはこーゆーのって
気になっても調べずにほったらかしですが・・・たまには調べるかな。 
 


2006年6月24日更新の表紙

ふぅ・・・という事で予定どうり引越しました。
予定どうりと言っても別にどこにもそんな告知はしていなかったけどね!

考えたらこの10年間で4度目の引越しとなってしまい 引越しマニア状態ですねぇ。
引越しには莫大な出費がつきものなので ああ一体何やってんだ?とも思うのですが
4度の引越しにはそれぞれ理由があるので大目に見てやって下さい。

しかしこれだけ引越しをしていると 引越しにまつわる色々な事も慣れてしまって
今回はレコードの箱詰め作業もスーイスイで開梱もスピーディーに終了しましたねぇ。
といっても やっぱり どこに何を置くか配置を決めて 梱包を開けて収納するまでの
作業はけっこう大変なので 荷物が片付くまで音楽を聴く時間もありませんでしたよ。

で 今日やっとゆっくりとアルバム1枚をじっくり耳を傾けて聴く事ができました。
ふっと1枚取り出して聴いたのはミスターつけっ鼻(もちろん勝手にそう呼んでいます!)
ことビリー・ブラッグ(Billy Bragg)の1988年作「Workers Playtime」というLPです。

いやぁ これはホントに良いアルバムだねぇ。 飾り気の無いフォーク・ロックだけど
楽曲の粒の揃い具合は彼のアルバムの中でも一番だと思いますよ!
1988年作だけど1980年代を感じさせるイヤーな音では無いのもまた良いです。
ただ歌詞は1980年代の彼の傾向から行くとたぶん政治批判や共産主義賛美的な
事を歌っていそうなので 英詩がわかる人が聴いたらケッ!って思うかもね。

またダブル・ベースでダニー・トンプソン スティール・ギターでB.J.コールが
参加していたりもするので1970年代の英国フォーク〜ロックが好きな人にも
アピール上手なアルバムになっているので 見つけたらとりあえず買っとけ的ですね。
 
WorkersPlaytime.jpg
 
そして部屋の大きさやオーディオの配置の関係なのか
スピーカーから出る音が引越し前の部屋よりも
温かみと深みのある響きになって
前の部屋で聴いていた時も 良いアルバムだなぁと
思って聴いていたけど 更に良く感じましたよ。

よし! このオーディオの配置は過去最高峰だね。
やった!・・・まあ音の良し悪しは僕の腐りかけた
耳で判断しているので 他の人が聴いたら
何じゃ?このしょーもない響きは!と思うかもね。
 


2006年5月17日更新の表紙

ああ恐るべき試聴機マジック!
レコード屋の試聴機で聴くと何であんなに良く聴こえるのでしょう。
ヘッドホンで大音量で聴くと良く聴こえてしまうの法則はわかっちゃいるけど
いつもこの試聴機マジックってゆーヤツには踊らされっぱなしで
もう踊らされないぞ!と心に誓うのですが また踊ってしまいましたよ。

試聴機マジックで購入してしまったのはJenny Lewis With The Watson Twinsの
Rabbit Fur CoatというLP。 もしCDしか売っていなかったら購入しなかったかなぁ。
赤いドレスのジェニーちゃんがもうたまらん!なジャケットがたまらん!なので
LPの大きなジャケットだとたまらん!も含めてこれは欲しいと思った訳です。
レヴュー114号でもちょっと書きましたが「そこに山があるから登る」と同じ論理で
「そこにLPがあるから買う」というヤツで・・・ビョーキもビョーキ 末期症状です。

で 試聴機で聴いた時はポップで心地良いカントリー・ロックと認識したのですが
家に帰ってきて聴いたら ヒット・チャートにも登場しそうなスンゴイ王道の
メジャー系ルーツ・ロックに聴こえてアレレ?てなモンですよ。
まあ試聴機マジックであまりにも良く聴こえてしまったためのギャップなのですが
フツーに良い作品ではありますよ。 トラベリング・ウィルベリーズの
「Handle With Care」のカバーも入っていてナイス!じゃないですか。

ジャケットに貼られたステッカー情報によるとこのアルバムはRilo Kileyという
バンドのヴォーカリストの初ソロ作という事です。 Rilo Kiley・・・知らねーなぁー。
「With The Watson Twins」部分の双子のワトソン姉妹はコーラスをしています。
裏ジャケのワトソン姉妹はセレブですね。 ある意味シロガネーゼです。
Rilo Kileyはリロ・キレイと読むのかしらん? ジャケットの赤いドレスの
ジェニー・ルイスちゃんを見るとリロ・キレイというよりロリ・キレイといった感じです。
・・・とこんな事言ってしまうセンスって最悪ですね。 もう僕は死刑でいいです。
 
RabbitFurCoat.jpg RabbitFurCoatBack.jpg
 


2006年4月13日更新の表紙

急にビートルズの「レット・イット・ビー」が聴きたくなったので連続聴きしました。
同タイトルのアルバムではなくて「レット・イット・ビー」1曲のピンポイント聴きです。

「レット・イット・ビー」はあまり音楽に興味の無い人も知っているような有名曲だし
色々なところで流れてくるこの曲の使われ方が とにかくあらゆる意味でベタで
ベタベタのベッタベタなので 普段激しく色々な音楽を聴いている人にとっては
「レット・イット・ビー」って曲名を口に出す事さえ恥ずかしそうではありますよね。

しかし久々に聴いた「レット・イット・ビー」は滅茶苦茶良くて泣きそうにさえなりました。
もしかしたらビートルズの曲の中で一番好きかもしれないなぁ・・・と ビートルズの
他の好きな曲を考えてみたらやっぱり「レット・イット・ビー」が一番好きなようです。
いかん! こんなベッタベタでいいのでしょうか? でも好きなのはしょーがないよね。

そしてトンがった音楽ファンはビートルズの曲の中ではジョン・レノンの曲が
好きでなければいけない説もありますが 考えてみた他の好きな曲は
ほとんどがとっても分かりやすいポールの曲でしたよ! いかん! ベッタベタだぁ。

こーゆーベタな有名曲ってたまーに聴きたくなります。 「レット・イット・ビー」は
アルバムを所有していたから聴きたいと思った時にすぐ聴けて良かったです。
 
LetItBe.jpg
 
 しかしノーランズやアラベスクやガゼボや
 スキャットマン・ジョンやシャンプーや
 「ネバー・エンディング・ストーリー」が急に
 聴きたくなったら僕はどうしたらいいのでしょう。

 やっぱり聴きたい曲を聴きたい時に聴ける体制が
 最も好ましいので それらのレコードも
 揃えておかないといけないのでしょうかねぇ。
 
 なお「ネバー・エンディング・ストーリー」は
 リマールの歌っているヤツでは無くて
 羽賀研二ヴァージョンの事ですからね!
 
 

2006年3月10日更新の表紙

ヴァン・モリソンの2005年作「Magic Time」もまだ購入していないというのに
早くも2006年の新作「Pay The Devil」が発売されているじゃないですか!

ボブ・ディランのブートレグ・シリーズも「ローリング・サンダー・レヴュー」以降を
購入していないので早いとこそれ以降も購入して聴きたいなぁと思っているし
1980年代組のウォーターボーイズとゴー・ビトウィーンズのライブ盤も絶賛発売中。
ヤング世代ではノラ・ジョーンズがヴォーカルの「リトル・ウイリーズ」も聴きたいし
エセックス・グリーンの新譜が出るという情報もキャッチしてしまいました。

そしてブリティッシュ・フォーク方面も気になるヤツが続々と再発されているし
ジジババ世代 ヤング世代 新譜 再発・・・とあれもこれも手を出していると
聴いてみたいヤツはどんどん増えて行き もう購入が追いつきません。
色々な音楽に手を出しすぎると金銭面問題で購入できないってゆーのもあるけど
それ以上に何が発売されたのか訳がわからなくて脳味噌大混乱なのです。

仕方無いのでヴァン・モリソンの「Magic Time」のひとつ前のアルバム
「Down The Road」を聴きますかね。 CDは1枚物ですが僕はLPで所有していて
収録時間の関係で強引に2枚組にした1in2タイプのLPです。
このタイプは片面がすぐ終わってしまい盤を裏返すのが面倒臭かったりしますが
「Down The Road」はA面4曲 B面4曲 C面4曲 D面3曲で まあ良い方ですね。
いやむしろ15曲も一気に聴かされるCDよりもこっちのLPの方がいいのかもね。

・・・とヴァン・モリソンのアルバムを調べていたら「Down The Road」の後に
「What's Wrong With This Picture ?」というアルバムも出ているじゃないの!
知らなかった・・・もうホント何が発売されたか訳わからなくなっています。
 
DownTheRoad.jpg
 
こうなったら「What's Wrong With This Picture ?」
Magic Time」「Pay The Devil」の3枚一気買いかぁ?
いやそれは危険だなぁ。 ヴァン・モリソンはどれも
同じような曲が並んでいるから3枚も同時購入したら
内容がこんがらがって更に混乱するのは確実です。
1枚ずつコツコツとこなしていきましょう。

で結局 次に購入するアルバムは
今 名前を挙げた芸人さんのではなく
まったく別の物になったりするんだよなぁ。
そしてより一層脳味噌大混乱に拍車がかかるのです。
 
 

2006年2月9日更新の表紙


2006年2月7日 代官山のUNITへ出動してヤングなUKロックの
マジック・ナンバーズ(The Magic Numbers)を見てきましたよ!

彼らのCDは持っていなかったので予習も無いままライブを見てきました。
曲を知っていればもっと楽しめたのだろうけど 知らなくても十分楽しめましたよ。
彼らのヤバい風貌を間近で確認できただけで見に行った価値アリですね。
ああ・・・肉が揺れている! 特にベースのあの娘がボヨーン ボヨーン。
グロッケンスピールも大活躍で ボヨーン ボヨーン。 ああ・・・肉が揺れている!

実は彼らのアルバムは以前試聴して男女のヴォーカル・ハーモニーが心地良い
ポップなギター・サウンドで こりゃー良いじゃないか!とは思っていたけど
出回っているCDは輸入盤も日本盤もコーピーコントロールCDとかゆーヤツで
そんなモンには金を出したくないので未購入のままだったのです。

で 来日記念盤として価格も安く新装再発された非コピーコントロールのCDが
会場で売っていたのでやっと購入できました。 まあ僕は1枚もCCCDを
所有していないので 色々言われているようにCDプレイヤーが壊れるとか
音飛びするとかが風説なのか本当なのかどうかわからないけれど
そんな話が出てしまう事自体怪しいのでCCCDには金を出したくありません。

前座には初来日のソンドレ・ラルケ(フロム・ノルウェー)が登場しました。
セミ・アコ1本で演奏し初期のビリー・ブラッグあるいはロドニー・アレンを思わせ
カッティングとメジャー7thを多用したコード進行がネオ・アコ度高かったですね。
 
TheMagicNumbersAtUnit.jpg
 
なおマジック・ナンバーズは同時期に
来日のフランツ・フェルディナンドの
前座としても絶賛演奏中のようです。
僕はフランツ・フェルディナンドは
いまいちピンと来ないんだ・・・

写真は今回の来日公演のチラシです。
本物はもっと太っているので要注意!
ほら揺れてる! ボヨーン ボヨーン。
 


2006年1月15日更新の表紙


大阪は心斎橋にあったシフト・レコード。 ページが表示されないので
どうしたんだろうとずっと思っていたけど どうやら閉店してしまったのですね。
シフト・レコードはヤングなロックを中心に扱う店だったけどCDよりも
LPや7インチを多く扱っていたので この閉店は残念でなりませんよ。
・・・と残念とは言ってみたものの僕は東京に住んでいるので
シフトには2度訪れた事があるだけなので それ程感慨も無かったり・・・。

2度しか訪れていないのでシフトで購入した商品もヒジョーに少なくて
写真のジャズ・ブッチャーの1st「The Jazz Butcher In Bath Of Bacon」が
購入した唯一の商品。 このLPは東京のレコード屋でもあまり見かけないし
価格も1200円程度だったのでとっても納得して購入しましたねぇ。

作品の内容は2nd以降の作品と比べるとまだ未整理な部分もあるけれど
ジャズ・ブッチャー・サウンドと呼んでもよい 軽やかさと妖しさが同居した
ギター・ポップになっていて 中々楽しめる作品になっておりました。

しかしシフトが閉店してしまったら大阪ではヤングなロックのLP(特に新品)を
購入しようと思ったらどこへ行けばいいのでしょう。 関西レコード屋事情は
詳しく知らないので他にも良い店があるのかも知れないけど
タイム・ボムとか 京都まで出てジェット・セットとか・・・くらいしか無いでしょう。
ヤングなロックのLP業界は 関西は相当危機的な状況と見ました。
 
TheJazzButcherInBathOfBacon.jpg
 
それよりも皆ヤングなロックはCDで購入していて
LPなんか購入している人は少ないんだろうなぁ。
東京でもなーんか近年ヤングなロックの
LPの品揃えに危機的状況がじわじわと
迫ってきているのを感じていますよ。

なおこのジャズ・ブッチャーの1stは1983年作で
どこがヤングなロックだよ!という感じです。
英GLASSレーベルのレコード番号002かぁ。
まだCDなど存在しない時代のアルバムでした。
 

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