ここのところ訳あってアメリカン・カントリーやブルーグラスを多く聴いています。
カントリーといっても1950〜60年代の「どカントリー」ではなくて
ロック・ファンでもすんなり聴けるカントリー・ロック以降のヤツですけどね。
いや カントリー〜ブルーグラス系のアルバムは以前熱中していた時から熱も醒めて
けっこう処分してしまったのですが それでもまだある程度所有はしていて
あらためて色々聴いていたら何かどれもヒジョーに良くてビビりましたよ。
またカントリー〜ブルーグラス熱が再燃しそうなビビり方です。 あービビった ビビった。


HisFamilyAndFriendsAndNashvilleAirplane.jpg
FLATT & SCRUGGS
「EARL SCRUGGS/HIS FAMILY AND FRIENDS」 (1971)
「FLATT & SCRUGGS/NASHVILLE AIRPLANE」 (1968)

米 COLLECTABLE COL-CD-6475/SONY A-30780 (CD/2000)
His Family And Friends
 1 Nine Pound Hammer (with Gary Scruggs)
 2 Lonesome Ruben
 3 My Home's Across The Blue Ridge Mountains (with Joan Baez)
 4 Love Is Just A Four-Letter Word (with Joan Baez)
 5 The Last Thing On My Mind (with Doc Watson)
 6 Streamlined Cannonball (with Doc Watson)
 7 Nashville Skyline Rag (with Bob Dylan)
 8 Foggy Mountain Breakdown (with Gil Trythall)
 9 You Ain't Going Nowhere (with The Byrds)
10 Nothin' To It (with The Byrds)
11 Salty Dog Blues (with Morris Brothers)
12 On Top Of Old Smokey (with Morris Brothers)
13 Black Mountain Rag (with Randy Scruggs)
14 Foggy Mountain Breakdown
   (20-Second Excerpt From His Moratorium Appearance)
Nashville Airplane
15 Like A Rolling Stone
16 Folsom Prison Blues
17 Gentle On My Mind
18 If I Were A Carpenter
19 Frieda Florentine
20 I'll Be Your Baby Tonight
21 Rainy Day Woman #12 & #35
22 Catch The Wind
23 Long Road To Houston
24 The Times They Are A-Changin'
25 Universal Soldier

レスター・フラットとアール・スクラッグスはブルーグラスという音楽スタイルを開発したとされる
ビル・モンローのバンドに在籍していた人たち・・・それも在籍していたのは1940年代(!)で
つまり彼らはビル・モンローと共にブルーグラスの歴史そのものの大物のオヤジ達ですよ! 

そんなブルーグラス業界では神様級のオヤジ2人なのだけど1960年代末〜1970年代には
時代の波に逆らえなかったのか ヤングな芸人の楽曲を取り上げ共演もするというありさま。
本作はそんな激動の時代のアルバム2枚を合体させた2in1のCDになっています。

前半の「His Family And Friends」はバンジョー奏者のアール・スクラッグス単独名義で
テレビ番組のサントラ盤として発表された作品。 セッションの模様を何となく録音しました的な
曲間に会話が入っていたり 録音状態の悪い曲もあったりしますが これがすっげー良い!

ヤング芸人のバックでバンジョーを弾いているだけじゃないか!という聴き方もできるけれど
スピード違反の速いロールより のどかに流れる心地良いバンジョー・ロールが多く登場するし
ジョーン・バエズの4曲目やバーズの9曲目なんか それぞれのオリジナル・アルバムに
収録されているヴァージョンとはまた違った魅力が爆発する素晴らしきヴァージョンですねぇ。
そして7曲目にはボブ・ディランが登場だぁ!・・・このインスト曲でディランはリズム・ギターを
弾いているのかしら? これはハーモニカも入ったオリジナル・ヴァージョンの方が好きですね。

8曲目は映画「俺たちに明日はない」でも使われたフラット&スクラッグスの代表曲ですが
ムーグ・シンセサイザーが入った変態的なヴァージョンになっていて面白いぞ!

後半「Nashville Airplane」はフラット&スクラッグスのバンド フォギー・マウンテン・ボーイズと
ナッシュビルの腕利きセッションメン達が参加していて ずばり!カントリー・ロックな音ですね。
今となってはベタな選曲ですが ボブ・ディランの曲を4曲 後は ジョン・ハートフォード
ティム・ハーディン ドノヴァン バフィ・セント・メアリー・・・他と 1960年代フォークの
鋭い曲をこれでもか!と とりあげて演奏していて これがまたすっげー良いんだ!

15曲目の「ライク・ア・ローリング・ストーン」からしてこんなヴァージョン聴いた事ないよ!な
軽やかさで迫るし ジョン・ハートフォードの代表曲17曲目がまた滅茶苦茶良いぞ!
続々と耳馴染みのある有名フォーク曲が連発されるのですーっと耳にメロディーが入ってくるし
全体的にブルーグラス臭の薄い軽やかなカントリー・ロック・サウンドで聴きやすさもあります。

バンジョー奏者のアール・スクラッグスはこの後もヤングな連中と交流をして行く事になりますが
純潔ブルーグラス(?)を守っていきたかったレスター・フラットと意見対立があったのでしょうか。
20年以上も一緒にやってきた2人のコンビは解消されそれぞれ別の道を歩む事になります。
レスター・フラットは1979年に亡くなりましたがスクラッグスはまだ現役! 80歳超えています!
 


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JohnHartford.jpg

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JOHN HARTFORD
「JOHN HARTFORD」 (1969)
「IRON MOUNTAIN DEPOT」 (1970)
「RADIO JOHN」 (1971)

欧 BMG/CAMDEN DELUXE 74321 924782 (CD/2002)

disc1
John Hartford
 1 Dusty Miller Hornpipe And Fugue In A Major For Strings, Brass And 5-String Banjo
 2 I've Heard That Tearstained Monologue You Do There By The Door Before You Go
 3 The Collector
 4 A Short Sentimental Interlude
 5 Mr. Jackson's Got Nothing To Do
 6 Open Rode Ode
 7 Little Piece In D
 8 The Poor Old Prurient Interest Blues
 9 The Wart
10 Railroad Street
11 Another Short (But Not So Sentimental) Interlude
12 Orphan Of World War Two
13 The Little Old Lonesome Little Circle Song
14 I Didn't Know The World Would Last This Long
Iron Mountain Depot
15 Like Unto A Mockingbird
16 Meanwhile You Sit By My Banjo
17 I Won't Know Why I Went, Till After I Get Back
18 Maybe
19 Go Home Girl
20 Natural To Be Gone
21 Before They Tow My Car Away
22 To Say
23 Frustrated Bird
24 Hey Jude

disc2
Radio John
 1 Skippin' In The Mississippi Dew
 2 Self Made Man
 3 In Tall Buildings
 4 And The Band Played On
 5 Orange Blossom Special
 6 Bed On My Mind
 7 Waugh Paugh
 8 White Lightning
 9 Sunshine Lady, You Really Know How To Slow A Man Down
10 I Don't Love Nobody
11 California Earthquake (bonus track)
12 Mouth To Mouth Resuscitation (bonus track)

彼も子供の頃にラジオから流れてくるフラット&スクラッグスを聴き これだ!と思ったのでしょうか。
ブルーグラス・バンジョー系シンガー・ソング・ライター ジョン・ハートフォードのRCA時代の
5th&6th&未発表アルバムが合体した2枚組CDです。  カムデン・デラックス社からは1st〜4thも
2in1のCDで出ていて 全部揃えると彼の初期音源がすべて揃うというかっこ良い事になっています。

5th「John Hartford」 6th「Iron Mountain Depot」は彼のアルバムの中でも最も聴きやすい音で
基盤にブルーグラスがあるので もちろんバンジョー・ロールなんかも頻繁に登場するけれど
ホーンやストリングスも入ってポップさもあるし フツーにフォーク・ロックな音の曲もけっこう入っていて
ギターのかわりにバンジョーを弾くシンガー・ソング・ライター作品といったところでしょうかねぇ。

5th「John Hartford」の方はホーンとストリングスが頻繁に絡んできてポップな仕上がりですねぇ。
半分くらいの曲はカントリー〜ブルーグラス臭も薄く すんなり聴けるフォーク・ロックになっているし
ジョン・ハートフォードをカントリーとかブルーグラスの枠の中で語ってしまうが為に多くの人の耳に
届かないのが残念なアルバムですねぇ。 彼はバンジョー以外の楽器も演奏をしていて
ギターはもちろんフィドルもかなりの腕前です。 このアルバムではシタールのクレジットもあり
14曲目にちょっと入っていますね。 曇り空の荒野に佇むジャケもかっこ良いナイス・アルバムです。

6th「Iron Mountain Depot」の方はスティール・ギターが多く入りカントリー・ロック風味ですねぇ。
前作でけっこう過剰でもあったホーンとストリングスが後退し 前作と比べると地味ではあるけどね。
15曲目は後半「ヘイ・ジュード」のメロディーも飛び出すバンジョー・ロック! かっこ良い!
最後の「ヘイ・ジュード」はインスト・バンジョー・ロック! ダサいカウベルが入るのが逆にかっこ良い!
そして19曲目や22曲目といったしみじみと良い曲がさりげなーく入っていて泣きそうになりますよ。

そして問題(?)の「Radio John」ですがドラムスは入るものの ストリングスやホーンは入らず
バンジョーを基調にした曲が多くなり けっこうブルーグラス度高いフォーク・ロックになっています。
ワーナーに移籍して発表する次作「エアロ・プレイン」のブルーグラス基本楽器で演奏はするけど
何か変な響きがあって凄い!というサウンドの原型も見え隠れする音でこれは興味深いですねぇ。

RCA社から せっかく「Iron Mountain Depot」が時代の流れに乗ったカントリー・ロック路線の
聴きやすい作品だったのに 何でこんな変な響きのヤツを作るんだ! こんなモン出せん!
お前はRCA社はクビだ!・・・と言われて結局未発表に終わったかどうかは知りませんが
僕にとってはじわりと彼のワールドへ引きずり込まれてしまう魅力的な作品ですよ。

特に「髪を切って街へ働きに行くんだ。 太陽に 露に 花に そして君に さようなら。」と歌われる
3拍子の3曲目は後のアルバムにも収録される大名曲で・・・ちっきしょー! 泣けるー!・・・グスン。
なおボーナス曲2曲は1968年リリースの編集盤「Gentle On My Mind」に収録されていた曲です。

えーと あと付け加えると ジョン・ハートフォードは2001年に亡くなっております・・・グスン グスン。

「Aearo-Plain」のレヴュー・・・第75号 2003/9/30 ヒゲはロック芸人だけのモンじゃないぞ
 


ChickinPickinGood.jpg
JIMMY CRAWFORD AND RUSS HICKS 「CHICKEN PICKIN' GOOD!」 (1977)
ヴィヴィッド・サウンド VSCD-141 (CD/2002)
1 Rocky Top
2 Fool Such As I
3 Fowl Play
4 A Little Bit More
5 
If You Love Me
  6 Shake Your Bootey
  7 Jean
  8 Roastin' The Rooster
  9 Lovin' You
 10 Lets Sing Our Song

いやぁ これは滅茶苦茶良い! ジミー・クロウフォードとラス・ヒックスという人が演奏する
2台のペダル・スティール・ギターによるインスト作品です。 鈴木カツ氏による解説を読むと
2人ともバンドの一員だったりセッションに参加したりの活動をしていて カントリー業界では
けっこう名の知れた実力者みたいです。 そんな2人のスティール・ギターが主役の本作は
曲調もカントリー風だけでなく色々飛び出すやりたい放題の楽しいアルバムになっています。

バンジョー・ロールも炸裂する1曲目からダッシュしまくりのスピード感に気分も盛り上がります。
それに続くミディアム・テンポの2曲目ではひたすら心地良ーくさせてくれてクール・ダウン。
唯一ヴォーカルも入る6曲目はファンキーでディスコティックでアルバムの中で浮いているし
こんなフィーバーな曲は僕の好みでは無いけれど 流れの中で良い変化球になっています。

そして決定的なのが9曲目のミニー・リパートンの「ラヴィン・ユー」のカバーですねぇ。
どこまでも広がる青い海・・・誰もいない白い砂浜・・・何もせず ただゆったり過ぎて行く時間
・・・そんなプライベート・ビーチでのバカンスのような贅沢な光景を思い起こさせてくれます。
もちろん傍らにはハイビスカスの花で飾ったカクテルが置いてある訳ですが
僕はそんな光景を太陽の陽が射さないじめじめしたカビ臭い部屋で想像しているんですよ!

収録曲にはどれも覚えやすいメロディーがあって ジャケットの絵で描かれている
ギター ベース キーボードの他にドラムスも入るので聴きやすくなっています。
また収録時間も約30分なので一気に聴け もう1度聴きたくなるという心地良い名盤です!
えーい! 面倒臭ぇ! もう一度聴いて心地良くなってみるか。
 


Duets.jpg
EMMYLOU HARRIS 「DUETS」 (1990)
ワーナー・パイオニア WPCP-3516 (CD)
1 The Price I Pay (with Desert Rose Band)
2 Love Hurts (with Gram Parsons)
3 That Lovin' You Feelin' Again (with Roy Orbison)
4 We Believe In Happy Ending (with Earl Thomas Conley)
5 
Thing About You (with Southern Pacific)
6 Star Of Bethlehem (with Neil Young)

  7 All Fall Down (with George Jones)
  8 Wild Montana Skies (with John Denver)
  9 Green Pastures (with Ricky Skaggs)
 10 Gulf Coast Highway (with Wilie Nelson)
 11 If I Need You (with Don Williams)
 12 Evangeline (with The Band)

これはエミルー・ハリスのデュエット曲を集めた編集盤でタイトルもズバリ「デュエッツ」です。

彼女の1970年の1stはフォーク〜カントリー風味の地味な作品で まあイマイチな訳ですが
グラム・パーソンズの2枚のソロ作のヴォーカル・パートナーとして名を上げ再ソロ・デビュー。
その後は順調にソロ作も発表し 更に他の芸人さんへのゲスト・ヴォーカル参加と大忙し。

このアルバムが発表された1990年頃にはすでに大物感もあり 米カントリー女性ヴォーカル界の
女帝と言ってもいいような地位にいた訳ですが エミルーのソロ作を聴いていると
何か真面目すぎて疲れるんだな・・・表現力も豊かで上手い歌手だなぁとは思うのだけど
彼女のアルバムを聴いていると 1枚最後まで聴くのもけっこう辛くなってくるんだよねぇ。

そんなんで男性ヴォーカルとのデュエット曲を集めたこの編集盤を登場させてみました。
色々なタイプのヴォーカルが絡んできて 彼女の真面目さを和らげ ちょうど良い塩梅ですよ。

1曲目はデザート・ローズ・バンドの魅力がすべて詰まったような曲で スピード違反で迫る
カントリーでブルーグラスでロックな爆裂曲にエミルーが歌って花を添えるという大判振る舞い。
デザート・ローズ・バンドを率いるクリス・ヒルマンはバーズ〜フライング・ブリトー・ブラザーズ〜
ステファン・スティルス・マナサスなどなど色々なバンドで影の実力者的な存在だったけど
デザート・ローズ・バンドではフロント・マンとしてカントリー界で大成功しましたねぇ。

グラム・パーソンズとの切ないバラードの2曲目はもう何も言う事の無い絶品曲! 凄い名曲!
ロイ・オービソンとのアコースティック・ポップな3曲目も良いなぁ。 ロイ・オービソンの歌声って
優しげで情けない感じもするくせに存在感があってホント素敵です。 そのロイ・オービソンと
同系列の情けない歌声のニール・ヤングが6曲目に登場するけれど 僕はどうもイマイチ
ニール・ヤングってダメなんだよなぁ。 何ででしょう。 誰かおせーて!

権利上の問題なのか エミルーのデュエットの中でも最上級のディランの「欲望」で歌った曲が
入っていないのはちょっと残念です・・・っつーか「欲望」を聴けば聴けるか。 「欲望」聴くか!
 


Flyer.jpg FlyerBack.jpg
NANCI GRIFFITH 「FLYER」 (1994)
米ELEKTRA 61681-2 (CD)
1 The Flyer
2 Nobody's Angel
3 Say It Isn't So
4 Southbound Train
5 
These Days In An Open Book
  6 Time Of Inconvenience
  7 Don't Forget About Me
  8 Always Will
  9 Going Back To Georgia
 10 Talk To Me While I'm Listening
 11 Fragile
 12 On Grafton Street
 13 Anything You Need But Me
 14 Goodnight To A Mother's Dream
 15 This Heart

カントリー系シンガー・ソングライターとしてデビューしたナンシー・グリフィスですが1993年発表の
現代フォークの渋い名曲をカバーした「Other Voices/Other Rooms」で脱カントリーに成功し
更にグラミー賞も受賞し自信に満ち溢れた状態で翌1994年発表されたのがこの「フライヤー」です。

アコースティックな響きで完璧さも感じるルーツ・ロックな音は「Other Voices/Other Rooms」と
同様ですが「フライヤー」はオリジナル曲が並び カバー曲なんかより断然こっちの方が良いぞ!

可愛らしく響くフォーク・ロックの1曲目から凄く良い訳ですが 覚えやすいサビが印象に残る
ルーツ系フォーク・ロックの 3 5 7 9 曲目といったあたりがバランス良く登場して
ピアノとストリングスで歌い上げ系ポップスな曲や じっくり聴かせるフォーキーな曲などが間に挟まり
リズミカルに迫りアフリカンっぽくも聴こえるドタバタ・ルーツ・ロックの名曲 15曲目で締める構成。
15曲入りで収録時間も約56分とちょい長めですが 最後まで飽きさせず聴かせてくれる名盤です!

ナンシーの歌声は鼻詰まり系の猫声で 中〜低音域ではけっこうなババア声でもあるのだけれど
所々覗く可愛らしい歌声の表情が僕は好きなのですよ。 いや可愛らしい歌声も好きだけれども
何といってもこの頬肉がぁ! 彼女の作品の中でも最も頬肉を強調したジャケット写真で
頬肉ファンが喜ぶのは当然なのに加え「フライヤー」の頬肉ぶりは岸田今日子しまくっていて
もういてもたってもいられませんよ! この興奮は岸田今日子の追っかけでもしないと
抑えられそうにないですが岸田今日子はすでに亡くなっているので
頬肉業界で1・2を争う江川卓の追っかけでガマンするかどうか悩むところですね。

この後彼女は 現代フォークのカバー第2弾とか オーケストラをバックに歌うヤツとかを出し
それらのアルバムも凄く良いのだけれど 今 彼女のアルバムを順番に聴き返してみてみると
どんどん声が出なくなってきて 可愛らしい表情も出にくくなってきているのがわかるのです。
また楽曲自体の質も低下しているようにも感じるし 今になって思うと「フライヤー」が
彼女のピークで その後は緩やかな失速状態なのは明らかです・・・悲しいけれど。

2001年の「Clock Without Hands」までしか聴いていないので 最近のも聴いてみたいですね。
カントリー熱が再燃しそうなビビり方の今がチャンスです。 今を逃すともう購入しそうにないよなぁ。

「The Dust Bowl Symphony」のレヴュー・・・第4号 2000/1/29 ナンシーの頬肉に大興奮
 

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