HMP CD-001 (CD/1999) PRESENCE 「PRESENCE」 (1976)
| |||
001・・・プレゼンスは第22号でレヴュー済み。 うつろな女性ヴォーカル&ポコポコ・パーカッション入りのフォークです。 ポップな側面もあり聴きやすいです。 これは良いなぁー。 | |||
HMP CD-002 (CD/1999) THE ABSTRACT TRUTH 「SILVER TREES」 (1970)
| |||
002・・・アブストラクト・トゥルースは南アフリカ出身のプログレッシブ色濃いバンドの1st。 フルートとサックスをメインにしたジャージーなサウンドが特徴ですが ドロドロのジャズ・ロックという感じでもなくどことなくのどかなので僕でもギリギリ聴けます。 4人のメンバー中3人がフルートを吹くという必殺ぶりに感動しておきましょう。 彼らにはあと2枚アルバムがあるようでブックレットに2nd 3rdのジャケ写も載ってます。 | |||
HMP CD-003 (CD/1999) WATER INTO WINE BAND 「HILL CLIMBING FOR BEGINNERS」 (1974)
| |||
003・・・ウォーター・イントゥ・ワイン・バンドは第22号でレヴュー済み。 英国の田園風景を思わせる素晴らし過ぎのフォークです。 このアルバムは英Kissing Spellから米国ヴァージョンと英国ヴァージョンを収録した 2枚組CDが出たので価値は下がってしまいましたが僕はまだ買い替えていません。 2枚組とはいえ輸入盤で3500円とか3800円とか・・・これは手が出ねー。 | |||
HMP CD-004 (CD/2000?) HUNGRY WOLF 「HUNGRY WOLF」 (1970)
| |||
004・・・ハングリー・ウルフはフリーキーなオルガンが印象的なロック。 ホーン・セクションも入りジャズ色が強いですが素直なリズムのおかげで聴きやすいです。 これはクラブ・ジャズとしても有効でしょう。 お前も若者ならこれで踊り狂えって感じです。 ヴォーカル入りの曲もありますがインスト中心です。 ジャケットはキーフ。 このアルバムには発表年がどこにも印刷されていませんが店頭に並んだのは2000年です。 | |||
HMP CD-005 (CD/2001) BIG SLEEP 「BLUEBELL WOOD」 (1971)
| |||
005・・・ビッグ・スリープはアイズ・オブ・ブルーがバンド名を改名して出した作品。 全員ビンラディンみたいな立派なヒゲを蓄えたメンバーの5人はけっこう有名人らしいです。 詳しくは「英国ロックの深い森」でも読んで勝手に確認して下さい。 1曲の中で次々と曲調が変わる展開はプログレッシブ・ロックと言っていい内容ですが どの曲も英国独特の陰影が感じられ 美しくも哀しげなストリングス入りなのも良いですね。 | |||
HMP CD-006 (CD/2001) BREAD LOVE AND DREAMS 「BREAD LOVE AND DREAMS」 (1969)
| |||
006・・・ブレッド・ラブ&ドリームスは第43号でレヴュー済み。 うつろでありながらポップ度も高いという絶句せずにはいられない素晴らしいフォーク。 | |||
HMP CD-007 (CD/2001) EVENSONG 「EVENSONG」 (1973)
| |||
007・・・イーブンソングは男性2人組。 柔らかな歌声と薄いコーラスで 美しいフォーク・ソングと爽やかで軽快なフォーク・ロックを聴かせてくれます。 大げさにストリングスが被さる曲が多く歌謡フォーク路線でしょうか。 またこの歌謡曲っぽいのがたまらないのです。 良いなぁ。 |
と2001年10月末現在まで7枚のリリースを確認しています。 フォーク系とプログレッシブ・ロック系のリリースになっていますがどれもいい雰囲気を 出している作品ばかりでヒューゴ・モンテス・プロダクションのセンスの良さを感じます。 ブックレットには解説文みたいな物は書いてありませんが歌詞が印刷されています。 例外としてアブストラクト・トゥルースとウォーター・イントゥ・ワイン・バンドだけ 短い解説がついていてブレッド・ラブ&ドリームスには歌詞が印刷されていません。 ではヒューゴ・モンテス・プロダクションの怪しさについて語りましょう。 まず元音源が盤起こしっぽいですね。 ブチブチとノイズが入ったりします。 CDには所在地の住所とか Made In 〜とかどっこにも印刷されていません。 バーコードもないのでバーコードの頭の番号から制作国を読み取る技も使えません。 そんな訳でどこの国で出しているか分からないし海賊盤っぽい香りもプンプンします。 出しているアイテムのオリジナルはすべて英国盤LPのようなので 英国のレーベルであると考えるのが妥当な所なのですが Kissing Spellがウォーター・イントゥ・ワイン・バンドをCD化した事によって 同じ英国のレーベルとは思えなくなって来たのです。 002のアブストラクト・トゥルースのブックレットにのみヒューゴ・モンテスの スタッフとおぼしき人名が載っていたのでここに紹介しておきましょう。 Re-issue Supervisor : Hugo Montes Re-issue Design : Miguel Cielo うーんブラジル人でしょうか あるいはイタリア人の名前でしょうか。 ブラジルとイタリアでは全然違いますが名前の感じがブラジルかイタリアっぽいでしょ? 僕の想像を膨らますと実はブラジルでもイタリアでもなく日本で作っている説なのです。 それもディスク・ユニオン絡みで制作されているんじゃないかなーと思ったりしています。 ディスク・ユニオンにおける各盤のプッシュぶりは他店の追随を許さないし 他店と比べて価格設定も安くなっているという調査結果も報告されています。 ・・・調査なんかしてないけどね! でもユニオンの2190円が一番安いと思うよ! | |
各CDの裏ジャケには次のような文字があります。 Royalties reserved for the artist 儲け(印税?)はアーティストに払うために 貯めておきまーすっていう文章ですね。 こんな良心的な文章があるおかげで ますます怪しさは増すばかりです。 だって今はなーんにも払ってないという事でしょ? つまり勝手に出している宣言じゃないですか。 拍車をかけて海賊盤臭漂う怪しい文章です。 どんなに怪しくても素晴らしい内容のアルバムの 再発は大歓迎なのでこれからも期待してますよ! 特にフォーク系をね ヒューゴ・モンテスさん! | |
これが噂のHUGO-MONTES PRODUCTIONのレーベル・ロゴだ! |