凶悪少年犯罪多発! すぐキレる少年・少女を作らないために
幼いうちからいい音楽を聴かせるべき。
そこの おとーさん おかーさん あなたの子は大丈夫ですか?
なになに大丈夫じゃないって? えーい仕方ない。
これを聴かせときゃ間違いなしのとっておきのレコードを教えてあげましょう。



 
MIKE & PEGGY SEEGER
「AMERICAN FOLKSONGS FOR CHILDREN」
米 ROUNDER CD 111543/4 (CD/1987)

これはキッツーい。 全94曲 2枚組。
子供にはこういうのを聴かせないとダメなんだな。
あなたの息子・娘が嫌がろうものなら
ヘッドホーンをガムテープで耳にグルグル縛りつけて
ボリューム最大で強制的に聴かせてあげましょう。

94曲も入っているので当然1曲の演奏時間も短く
一番短い曲は8秒だって。 かっこいいー。
これは日本でいったら「お前の母さんでーべーそー」
「見ーちゃった見ーちゃったせーんせに言ってやろ」
くらいのレベルの歌とみたけど
実際のところは全く知りません。

完全にシーガー兄妹2人だけの演奏・歌で
かなりのどかな演奏とコーラスが聴かれますが
ギター バンジョー マンドリン ダルシマー
オートハープ フィドル などなど楽器を
とっかえひっかえやっているので楽しんで聴けます。
このテにありがちな資料的なアルバムにはならず
充分鑑賞に値します。

マイク・シーガーはアメリカのブルーグラス
〜マウンテン・ミュージック界では大御所のオヤジで
「花はどこへ行った」で有名な
フォークの大御所ピート・シーガーの弟です。
オリジナルのLPは3枚組で
そのLPの発表年は分かりませんが
CD化されたのは1987年のようです。
disc1

 1 Yonder She Comes
 2 Down Came A Lady
 3 Who's That Tapping
   At The Window ?
 4 Such A Getting Upstairs
 5 Toodala
 6 How Old Are You ?
 7 Jimmy Rose He Went
   To Town
 8 What Shall We Do
   When We All Go Out ?
 9 Goodbye, Jjlie
10 Goodbye, Old Paint
11 Oh, Oh, The Sunshine
12 Sweet Water Rolling
13 The Wind Blow East
14 Rain, Come Wet Me
15 It Rained A Mist
16 Rain Or Shine
17 One Cold And Frosty Morning
18 By'm Bye
19 Jim Along Josie
20 There Was A Man
   And He Was Mad
21 Riding In The Buggy,
   Miss Mary Jane
22 Billy Barlow
23 The Juniper Tree
24 Old Joe Clarke
25 Down By The Greenwood
   Sidey-O
26 Roll That Brown Jug
   Down To Town
27 As I Walked Out One Holiday
28 She'll Be Coming Round The
   Mountain When She Comes
29 Juba
30 Run, Chillen, Run
31 All Around The Kitchen
32 I'm Going To Join The Army
33 Scraping Up Sand In
   The Bottom Of The Sea
34 Old Mister Rabbit
35 Old Molly Hare
36 Oh, John The Rabbit
37 The Little Pig
38 Bought Me A Cat
39 Hop, Old Squirrel
40 My Horses Ain't Hungry
41 Did You Go The Barney ?
42 Have A Little Dog
43 Frog Went A-Courtin'
44 Little Bird, Little Bird
disc2

 1 Free Little Bird
 2 Poor Old Crow
 3 Ducks In The Millpond
 4 Jim Crack Corn
 5 Eency Weency Spider
 6 Dog Tick
 7 Who Built The Ark :
   Noah, Noah
 8 Mary Wore Her Red Dress
 9 Pretty Little Girl With
   The Red Dress On
10 This Lady She Wears
   A Dark Green Shawl
11 Walk Along, John
12 Do, Do, Pity My Case
13 Hanging Out The Linen Clothes
14 Lula Gal
15 Old Aunt Kate
16 What Did You Have For
   Your Supper ?
17 Baby Dear
18 Johnny, Get Your Hair Cut
19 I Got A Letter This Morning
20 Rose, Rose, And Up She Rises
21 What'll We Do With The Baby ?
22 Hush, Little Baby
23 Pick A Bale Of Cotton
24 This Old Hammer
25 The Train Is A-Coming
26 The Little Black Train
27 When The Train Comes Along
28 John Henry
29 Every Monday Morning
30 Going Down To Town
31 Sailing In The Boat
32 Blow, Boys, Blow
33 Fire Down Below
34 Sally Go Round The Sunshine
35 This Old Man
36 Skip-A To My Lou
37 When I Was A Young Maid
38 The Closet Key
39 Built My Lady
   A Fine Brick House
40 Where Oh Where Is
   Pretty Little Susie ?
41 Jingle At The Windows
42 Adam Had Seven Sons
43 Here Sits A Monkey
44 Go To Sleepy
45 Monday Morning Go To School
46 Hush 'n' Bye
47 Turtle Dove
48 Mary Had A Baby
49 Jesus Borned In Bethlea
50 The Cherry Tree Carol



GOLDEN BOUGH 「CELTIC SONGS FOR CHILDREN-KIDS AT HEART」 (1996)
英 ARC EUCD 1348 (CD)

  1 Frog In The Well
  2 Rain And Thunder
  3 Fair Haired Child/Garden Of Butterflies
  4 The Rattlin' Bog
  5 Dilly, Dilly/Sir Sidney Smith's March
  6 Little Lizzy
  7 Wee Jack
  8 Monday, Tuesday
  9 Crabs In The Skillet
 10 The Tailor And The Mouse
 11 The Fiddler/Dalamarsch
 12 All God's Creatures

ゴールデン・バウは女性2人男性1人のアメリカのグループ。
アルバムも多数発表されていてキャリアも長いのですが
なかなかアイリッシュ〜ケルティック・トラッド界で浮上しないグループでもあります。

ジャケットのハープを無理矢理弾かされている少女の服装に興奮して
更にバックには菜の花畑ときたもんだ。
これはたまらねーって事で購入してしまった1枚です。

このアルバムでの彼らは 歌のお兄さんお姉さんと化しており
子供のコーラス隊と一緒に歌われる4や7や12なんかを聴いていると
「おかあさんといっしょ」状態に陥っていますね。
実はその教育テレビ系の曲が一番良かったりもするのです。

アイルランド スコットランド スゥエーデンなどのトラッド曲に混じって
彼らのオリジナル曲も入っているのですが
これがトラッドなのかそうでないのか分からない位統一感があります。
派手さはないですが演奏も歌唱も丁寧で なごむアルバムです。

使用楽器はギター ハープ ホイッスル フィドル アコーディオンなど。
しかしこのハープの音色の美しさ・・・今すぐあなたの子供に聴かせなさい。
感受性豊かな大人に成長する事間違いなしでしょう。



THE PASTELS 「SONGS FOR CHILDREN」 (1989)
英 OVERGROUND OVER 06 (7'')

 A1 Heavens Above !
  2 Tea-Time Song

 B1 Something Going On
  2 Till Morning Comes

「ソングス・フォー・チルドレン」シリーズの最後を飾るのは そのまんまずばり
パステルズ初期音源4曲収録の「ソングス・フォー・チルドレン」です。

スコットランド出身のパステルズ。
アノラック派の代表格という事になっていますが
アノラック派って一体何だ? かなり意味不明なジャンル分けですね。
パステルズを聴く限りでは 学園祭系のへなちょこギター・バンドの事ですね。

彼らのライブを見に行った事があるのですが レコード以上に本当にヘタクソでした。
歌の音程がとれていないし リズムは不安定。
ギターはコードをジャンジャン弾くだけ。
最近のレコードでもへなちょこさは相変わらずで
キャリア15年を超えても 演奏が上手くならないっていうのは凄い芸風です。

しかし彼らの魅力は へなちょこサウンドが醸し出すミョーななごみの感覚で
パステルズを幼いうちから子供に聴かせておけば
わびさびの分かる バスジャックをしない17歳になります。
・・・かなり無茶苦茶なこじつけだねぇ・・・もう知らんよ。

A面の2曲は彼らの1982年のデビュー・シングルの曲(らしい)。
B面は1983年の録音で その後再録音されクリエイション・レーベルから
シングルとして発表された曲です。
このB面の2曲は名曲なのでクリエイション盤もゲットしましょう。
たぶん価格はすっげー高いと思うよ。

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