紙ジャケCDなんて燃やしてしまえ! そんなモンいらねー! そんなモン捨てちまえ!
・・・いやねぇ 紙ジャケCDを収納していた場所が満杯になってしまって
まったく余裕が無くてピッチピチで次の1枚がもう入らないという深刻な状態なのです。
だからLPが収納できなくなったらLPなんて燃やしてしまえ!となるし
プラケースCDが収納できなくなったらプラケースCDなんて燃やしてしまえ!となり
例えそれが「大切なあれ」でも収納不能なら「大切なあれ」でも燃やしてしまえ!と言いますよ!
しかし所有している紙ジャケCDを見てみたけれど燃やしてもOKなカス盤は見当たらず
今後も聴いてみたいのが紙ジャケで出たら購入するだろうから次の収納場所を考えないと。
となると遂に「大切なあれ」を燃やして そこに収納するしかないのかぁー?


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PICKETTYWITCH 「PICKETTYWITCH」 (1970)
ビクターエンタテインメント VICP-61439 (CD/2001)
1 Please Bring Her Back Home
2 (It's Like A) Sad Old Kinda Movie
3 Take Away The Emptiness Too
4 Then It Will Be
5 Shame Shame
6 Sound Of Silence
7 I'll Say Bye Bye
8 Days I Remember
9 Two Hearts Are Better Than One
 10 There He Goes
 11 Maybe We've Been
    Loving Too Long
 12 This Day
 bonus tracks
 13 You Got Me So I Don't Know
 14 Solomon Grundy
 15 That Same Old Feeling
 16 Times
 17 Baby I Want Let You Down
 18 Waldo P. Emerson Jones
 19 Summertime Feeling
 20 Dreamin'
 21 Bright A Little Light Into My World
 22 Dream World
 23 Nomber Wonderful
 24 Point Of No Return
 25 Living By THe Gun

まだCD棚に紙ジャケCDが数枚しか無かった頃に購入した英国ポップスのピケティウィッチ。
あの頃は棚がピッチピチになって燃やすCDを探す日が訪れるなんて思いもよりませんでしたよ。

本作との出会いはレコード屋でサイモンとガーファンクルのカバー6曲目がかかっていたのを聴き
何だこれ?良いなぁ・・・とナウ・プレイングで飾ってあったのを見てこのグループを知ったのです。

その6曲目は元曲が元曲なのでアコースティックな響きの歌謡フォーク・タイプになっていますが
全体のサウンドは明るく楽しく健康的なポップスで どーでも良い音楽といえばどーでも良いです。
ただ地味なフォークなんかを多く聴いていると時折こーゆーポップスが聴きたくなるんだよね。
だからピケティウィッチは燃やせませんね。 やはり「大切なあれ」を燃やすしかないのかぁー?

ポップスといってもカーペンターズのような歌い上げのピアノ系ポップスでは無く
ロックっぽさもあり そこにストリングスやホーンやコーラス・ハーモニーが乗っかるタイプです。
男性がメイン・ヴォーカルの曲と 女性がメイン・ヴォーカルの曲が半々くらいで入っていて
女性ヴォーカルのポリー・ブラウンは場末のスナックでシャチョーさんのデュエットの相手を
しちゃうような下世話な雰囲気の歌声だけれども ふっと可愛らしく響いたりして中々良いです。

そして このテの音で最も大事な 一緒に歌いたくなってしまう曲自体のキャッチーさがバツグン!
男性がメイン・ヴォーカルで歌う1曲目からもう覚えやすく良いメロディーのオン・パレードですよ。
当時シングル・ヒットもしたという 2 15 17曲目といったところが彼らの代表曲なのだろうけど
その他の全曲がシングル・ヒットしてもおかしくないキャッチーさがある楽しいアルバムです。

ボーナス曲もドッカーンと入っているし ライナーには加藤ひさし氏と小松崎健郎氏の
英国ポップスについての対談も載っていて けっこう良いつくりの1枚ではないでしょうか。
バンド名のピケティウィッチは英国のローカルな地名でジャケットはその場所の地図との事。
明るく楽しく健康的な歌謡ポップスだけど そんなバンド名自体が英国臭! たまらんよ!
 


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PILOT 「TWO'S A CROWD」 (1977)
BMGファンハウス BVCM-37614 (CD/2005)

1 Get Up And Go
2 Library Door
3 Creeping Round At Midnight
4 One Good Reason Why
5 There's A Place

6 The Other Side
  7 Monday Tuesday
  8 Ten Feet Tall
  9 Evil Eye
 10 Mr. Do Or Die
 11 Big Screen Kill

そして英国ポップスの最右翼(?)といえばパイロットでしょう。 本作は彼らの4thアルバムで
紙ジャケ仕様にて世界初CD化って事で発売された時は各方面で大騒ぎされていた1枚です。

定価で税込2100円の納得価格だったし僕もこの紙ジャケCDを迷わず購入した訳ですが
その後更に安価のプラケースCDが出て 紙ジャケCD収納に困っているというのに何だよ!
燃やすぞコノヤロー!状態です。 燃やしてプラケースに買い替えるのもひとつのテですが
燃やすとダイオキシンが発生すんじゃないかと心配で・・・ほら僕は地球に優しいじゃないですか。
そんな心優しい僕には燃やせません。 やはり「大切なあれ」を燃やすしかないのかぁー?

本作からメンバーが2人になってしまったものの その音は相変わらずバカみたいにポップで
楽しくて時に切ない素敵なメロディーが満載です。 1曲目からハンド・クラップが入る楽しい曲で
ディス・イズ・パイロット・サウンド!と思ったら2曲目にミディアム・テンポの優しげなバラード。
そして3曲目はシンセサイザーがベース・ラインをダサいフレーズで弾いちゃう楽しい曲で
4曲目はまたまたミディアム・テンポの優しげなバラードですよ・・・いやぁ 素晴らしい!

3曲目のように何かダサいフレーズが飛び出すシリーズはパイロットには最初からあった事で
1stの「マジック」のダサいギターとか 2ndの「55°North 3°West」のダサいシンセ・インストとか
何かダサいのだけれど 実際のところダサいが故に楽しくてホント最高としか言いようがありません。
なおもっとロック色が強まっているという3rdアルバムは聴いた事がありません。

5曲目以降はポップに楽しい曲とミディアム・テンポのバラードがほぼ交互に出てくる構成で
素敵なメロディーとヴォーカル・ハーモニー そしてダサいフレーズで・・・良い曲ばっかりですよ。
1977年というAORに行ってしまいそうな時代ながらギリギリ留まっている感じもありますね。

ジャケットは小さなドットが集まって顔になっているのですがこのドット自体も顔でできていて
面白いです・・・だまし絵ですね。 つまりエッシャーと福田繁雄とパイロットは同義語ですよ!

1st「From The Album Of The Same Name」のレヴュー・・・第19号
 


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KEVIN LAMB 「WHO IS THE HERO」 (1973)
エアー・メイル・レコーディングス AIRAC-1238 (CD/2006)

1 Who Is The Hero
2 Road To Antibes
3 Last Farewell
4 Who Stole The Ice
5 It's You And I

  6 Frost On The Pasture
  7 All Change Now
  8 Don't Sing Me No Love Songs
  9 It's All Over Now (Baby Blue)
 10 Far Between The Morning
 11 Sad Lady

所有している紙ジャケCDを発売レーベルで見てみると一番多く所有しているのは英国フォーク〜
英国シンガー・ソング・ライターなんかを多くリリースしているエアー・メイル社ですねぇ。

エアー・メイル社が紙ジャケCDを色々と出してくれたおかげで はじめてその音に触れる事ができた
デイヴ・エリスやクリス・ブリットンやジョン・キリュグリューなどの知られざる英国シンガー・ソング・ライターは
どれも素晴らしくて もうエアー・メイル社さんには足を向けて眠れないほど感謝しています。
・・・やべっ!足を向けて寝ているかも。 エアー・メイル社の方角を調べないと・・・まあ調べないけどね!

そしてこのケヴィン・ラムも知られざる英国シンガー・ソング・ライターの素晴らしい作品の仲間入りです。
本作はブリティッシュ・カルト・レーベル・コレクションというシリーズの内の1枚で オリジナルLPは
バースというレーベルから出ていて 赤いブラウスを着た兎の絵のレーベル・デザインが可愛らしいです。

カルト・レーベル・コレクションとなっているけど内容はストリングスも入る聴きやすいフォーク・ロックで
決してカルトな音ではありません。 これはむしろメジャー系の音かも知れませんねぇ。
またヴォーカルは真面目にしっかりと歌い上げるので このアルバム全体からどことなく
クリフォード・T・ウォードの1st「シンガー・ソングライター」に似た香りも漂ってきます。

1発でガツーンとくるスンゴい曲は入っていませんが ストリングス入りの大らかなフォーク・ロック曲の
1 2 3 7 曲目が基本路線で ストリングスが入らないフォーク・ロック曲が 6 8曲目。
その他 ドラムレスのフォーク曲 4 10 11曲目。 カントリー・ロック風味の 5 9曲目となっていて
聴けば聴くほどしみじみ沁みてくる良い曲ばっかりで 燃やす訳にはいかないアルバムなのです。

6〜7曲目のちょっと切ないメロディーで迫る流れが良くて ストリングスが大げさに入って歌い上げる
7曲目が本作のハイライトでしょうか。 それに続く8曲目はちょっと投げやりに歌うヴォーカルと
バックの音の感じがリンディスファーンを思わせてくれて もちろん良いったらありゃしないです。

しかしエアー・メイル社って ハニーバス〜コリン・ヘア〜ピート・デロも出しちゃったし
G.T.ムーア&レゲエ・ギターズも出しちゃったし 次から次へと聴いてみたいヤツを出しちゃうので
紙ジャケCDなんて燃やしてしまえ!と言っても また何か出たら購入せずにはいられませんよ。
やはり「大切なあれ」を燃やして空いた場所に紙ジャケCDを収納するしかないのかぁー?
 


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MEDICINE HEAD 「NEW BOTTLES, OLD MEDICINE」 (1970)
ユニバーサル・ミュージック UICY-9439 (CD/2004)

1 When Night Falls
2 Ooee Baby
3 Next Time The Sun Comes 'Round
4 This Love Of Old
5 Home's Odyssey
6 Oh My Heart To Peace
7 Do It Now

  8 Be It As We Are
  9 Fire Under Mountain
 10 Two Men Now
 11 Crazy 'Bout You Baby
 12 Goin' Home
 13 His Guiding Hand
 14 Walkin' Blues

フォーク〜ブルース色の強いサウンドの英国の2人組 メディスン・ヘッドの1stは
この日本盤紙ジャケCDが出る以前にも輸入盤で出回っていましたがなぜか購入せずにいて
紙ジャケCD化されたのに合わせて購入しました。 オリジナルLPはジョン・ピールの
ダンデライオン・レーベルからでダンデライオンらしいアングラ臭が香ってくる素晴らしい作品です。

メンバーの2人は 歌いながらギターを弾いて足でドラムスを叩くジョン・フィドラーと
ハーモニカのピーター・ホープ・エヴァンスで この楽器構成だけ見てもちょっと特殊ですねぇ。
おかげでドラムスは ドン ドン と隙間だらけだし全編にハーモニカ(曲によってマウス・ボウ)
が必ず入るし ヴォーカルはエフェクトがかかっているのか何なのか不明瞭な感じの渋い声で
不思議なアンサンブルになっている&アングラ臭が漂って 何だかわからないけれど凄いです。

1曲目から哀愁のメロディーが淡々と流れて行く地味な曲でデビュー・アルバムの冒頭の曲が
これでいいのか?的ですが これがじわじわと染みてくる良い曲なのですよ。
この1曲目と同様の哀愁のメロディーが淡々と流れて行く 4 6 8 10 13 曲目とかは
ホントどれもじわりと良いなぁ。 このタイプの曲はギターもアルペジオで弾かれ 隙間の多い音で
フォーク色も感じますが ギターはすべてエレキ・ギターを使っているので
メディシン・ヘッドを英国フォークと言ってしまうのはちょっと違うかも知れません。

その他の曲はブルース色が強くて これも隙間だらけの演奏ですが何か凄みがありますね。
そしてブルース・タイプの曲にハーモニカっていうのはホントよく合っていますよ。

この1stは2007年になって英チェリー・レッド社からボーナス曲を追加したヤツが出たようなので
紙ジャケCDを燃やしてチェリー・レッド盤に買い換えたらいいじゃないとも思うのだけれど
本作と同時に発売された2nd「Heavy On The Drum」と3rd「Dark Side Of The Moon」も
紙ジャケCDで購入してしまったので3枚揃っているのに1枚だけ抜け落ちるって気持悪いよね。
ああ そんなこんなで燃やせません。 やはり「大切なあれ」を燃やすしかないのかぁー?
 

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APPALOOSA 「APPALOOSA」 (1969)
ソニー・ミュージック・ダイレクト MHCP 982 (CD/2006)

1 Tulu Rogers
2 Thoughts Of Polly
3 Feathers
4 Bi-Weekly
5 Glossolalia
6 Rivers Run To The Sea

  7 Pascal's Paradox
  8 Yesterday's Roads
  9 Now That I Want You
 10 Georgia Street
 11 Rosalie

レコード屋の試聴機で何となく試聴したら良かったので購入した米国のグループ アパルーザ。
いや試聴して購入といっても その試聴機に入っていたのは米コレクターズ・チョイス社のCDで
その後本作の存在は忘れていたのです。 で 暫くしたら紙ジャケCDが店頭に並んでいて
そーいえばこれ以前試聴して良かったヤツだ・・・紙ジャケで出たんだぁ。 ソニーの紙ジャケCDは
税込定価1890円と手を出しやすい有難い価格なので買っとくか・・・と購入したのでした。

本作と一緒に紙ジャケ化された作品は ミレニウム サジタリアス チャド&ジェレミー サークル
などで このラインナップから行くとアパルーザはソフト・ロックとして認識されている作品のようだし
帯の文章ではアル・クーパーがプロデュースしているという事が強調されていました。
僕はソフト・ロックという認識も無く アル・クーパー・プロデュースに思い入れも何も無く
色々購入しているCDの内の1枚として聴いたのですが これがホント素晴らしかった・・・傑作です。

4人のメンバーの担当楽器は ギター ベース ヴァイオリン チェロ と特殊な構成で
ほんのちょっとカエル声のヴォーカルは1人で歌っていて ハーモニー・コーラスが入らないし
これはソフト・ロックというよりストリングス入りのポップな室内楽フォークという印象ですね。

ヴァイオリン入りでアメリカのグループで1969年作とくるとカントリー・ロック色がありがちですが
アパルーザの弦楽器はクラッシク系でカントリー色が無くアメリカンを感じさせない音でもあります。
そして4人の担当楽器の他 ピアノやグロッケンスピールや管楽器類などが程よく被さります。
ドラムスが入る曲も数曲あり 同じような曲が続く中 変化をつけてくれて飽きさせません。

そして何と言ってもアルバム全体を貫く柔らかに差し込む朝の日差しの如くな優しい感触が
もうたまらないですよ。 この感触が僕に様々な風景を想起させてくれ傑作の仲間入りという訳です。

1曲目から ギター ベース ヴァイオリン チェロ で特殊な構成宣言して優しげに迫る名曲だし
ゆったりと優しげなヴァイオリンが泳ぐ中 鳥のさえずりの効果音も入り即死するしかない5曲目とか
ドラムス入りでサックス&ピアノ&ギターのカッティングと全曲中最もグルーヴィーに暴れるくせに
やっぱり優しげなところもある9曲目も最高! とにかく全曲最高! 凄いよ母ちゃん! 最高だ!
アパルーザは燃やせない! ああ燃やせない! やはり「大切なあれ」を燃やすしかないのかぁー?
 


APortraitOfJancisHarvey.jpg
JANCIS HARVEY
「A PORTRAIT OF JANCIS HARVEY」 (1976)

韓国M2U M2U-1023 (CD/2004)

1 You And Me
2 My Father's Business
3 Swallow Swallow
4 Man Of Galilee
5 Killing Me Softly With His Song
6 Catch Another Butterfly
7 I'm Gonna Be A Country Girl Again

  8 City Of New Orleans
  9 I Am The Morning Sun
 10 Little Star
 11 Take Two

 12 No Regrets
 13 Nobody Knows You When
    You're Down And Out

CD棚をピッチピチにしている元凶を発見! 輸入盤の紙ジャケCDですよ!
輸入盤も一部では紙ジャケ化が進み僕も適度に色んなレベールのヤツを所有していますが
特に韓国M2U社の紙ジャケCDは棚をピッチピチにしていて こいつらはムダに幅が太い!
M2U社の紙ジャケ1枚で今まで紹介した日本盤紙ジャケの2枚分 いや3枚分の幅な上に
オリジナルLPの再現でも無い変なマチエールの付いた紙質の見開きジャケット仕様で
何じゃ?このつくりは・・・とマニア心をくすぐってくれない事うけあいですよ。

そんなM2U社が仕掛けたのは英国フォークのヤンシス・ハーヴェイのCD化作戦でした。
1st〜5thの5枚がムダに幅の太い紙ジャケCDになり 僕はその作戦にまんまと乗せられて
結局5枚とも購入するハメになり紙ジャケ収納に危険信号がともってしまったのです。

こんな変な紙ジャケCDなんか燃やしてしまいたいけれど ヤンシス・ハーヴェイのCDは
今のところM2U社からしか出ていないようで 彼女の作品はどれもあまりにも素晴らしいので
悲しいかな燃やせないのです。 やはり「大切なあれ」を燃やすしかないのかぁー?

本作は彼女の4thアルバムで ギターの弾き語りに2本目のギターやその他の楽器が
ちょっと乗っかる程度の地味な非トラッドのフォークです。 地味っちゃー地味だけど
これ以前の更に地味なサウンドの1st〜3rdを聴いた耳だと2本目のギターが入る程度でも
華やかに聴こえてしまうという症状が出てしまって・・・僕はやっぱりビョーキなのでしょうか。

そして最大の魅力は素朴だけど美しい歌声で 派手さは無いのでヤンシス・ハーヴェイが
名も無き地味な花としてポツリと咲いていても他の派手な花に目がいってしまいがちです。
でもこの名も無き花とじっくりと向き合うと派手な花には無い真の美しさが滲み出してきます。

収録曲も覚えやすいメロディーを持った曲ばっかりの選曲で すんなりと耳に入ってきます。
オートハープがジャラーンと入る4曲目はリチャード&ミミ・ファリーニャのようです。
全曲中最もカントリーっぽい7曲目は僕の大好きなバフィー・セント・メアリーのカバー。
最後の 12 13曲目は何かやたらムーディーで不思議な感触で終わって面白いです。 

3rd「Time Was Now」のレヴュー・・・第99号
 


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MEG BAIRD, HELENA ESPVALL, SHARRON KRAUS
「LEAVES FROM OFF THE TREE」 (2006)

米BO'WEAVIL WEAVIL 16CD (CD)

1 Bruton Town
2 Barbry Ellen
3 Fortune My Foe
4 Willie Of Winsbury
5 The Nightingale

  6 John Hardy
  7 The Derry Dems Of Arrow
  8 Now Westlin' Winds
  9 False Sir John

最も最近入手した紙ジャケCDがこれ。 素晴らしき21世紀型アシッド・フォークを聴かせてくれる
米国のグループ エスパーズの女性陣2人&米国で活動する英国出身の女性フォーキー
シャロン・クラウスの3人によるアルバムです。 けっこう厚めの紙で作られた見開きの紙ジャケで
これを収納棚に入れたとたんピッチピチになり深刻な収納場所不足が大発生!
そんな訳で紙ジャケCDなんて燃やしてしまえ! と言わせてしまったいわくつきの作品です。

シャロン・クラウスのソロ作は聴いた事が無かったのですが エスパーズのメンバーが2人いるので
エスパーズと同じような妖しげでありながら美しく響くアコースティックな音を想像していましたが
これは違いましたねぇ。 全曲トラッド曲という事で地味で暗さも漂うトラッド・アルバムでした。
ただエスパーズにも言える事ですが この音の感触は21世紀の米国で活動する人たちの
音とは思えない1970年代のブリティッシュ・フォークの放つ「あの雰囲気」がありヤバいです。

メグがギター ヘレナがチェロ シャロンがギター&ダルシマーというクレジットになっていて
ヴォーカルは3人とも歌っていますがどの声が誰の声かわかりましぇーん。 たぶん1曲目で
メイン・ヴォーカルのちょっと霞がかった歌声がシャロン 4曲目でメイン・ヴォーカルの
まるで小鳥のさえずりのような可愛らしい歌声がメグだと思われ・・・ああメグの声はたまらん!

チェロのヘレナ・エスピヴァルはコーラス中心ではないかと思われます。 そういえば彼女の
2006年のソロ作「Nimis & Arx」はチェロによる実験音楽アルバムで現代音楽好き以外は
絶対に手を出してはいけない作品でした・・・いかん! 僕は手を出してしまった!
「Nimis & Arx」を聴くとエスパーズの妖しげな部分はヘレナの現代音楽からの影響が大きく
エスパーズというバンド名も彼女の苗字からとったのかなぁと思いはじめてきましたよ。

という事で本作を燃やす前に まずヘレナ・エスピヴァルのソロ作を燃やさないといけないけど
そちらはフツーのプラケースのCDなので燃やす必要が無い事がたった今判明しました。

となるとやはり「大切なあれ」を燃やすのかぁー? だいたい「大切なあれ」が何なのかって
問題もあるけど今回のレヴューではアルバム7枚も書いてしまってすでに容量オーバーなので
「大切なあれ」について説明するスペースがまったく無い事がたった今判明しました。
仕方無いので「大切なあれ」の説明は「あの場所」で行うかぁ。 さあ皆で「あの場所」へ集合!
 

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