2002年の日記



2002年12月23日
(月曜日)
(天皇誕生日)
 この日記も1ヶ月に1回ペースになってしまっていますね。
 ・・・まあいいか 誰も見ていないし。

 ゆっくりとゆっくりとふたつ折りサイフを作っていたのですが
 完成したので写真を載せておきます。
  

 これは使い勝手悪いですねぇ。
 カードとか沢山入れると2つに折れ曲がりません。
 中身を入れたまま寝押しでもして気合いで曲がるようにしようかしら。
 まあそれ程やる気も無くなんとなく作っていたので
 そんな風になっちゃったのでしょうね。

 気合いの寝押しで型がつくまで実戦デビューはひかえます。


2002年11月17日
(日曜日)
 ウエスタン・ブーツをゲット。 もう履かないからと人から貰いました。
 自分では絶対に手が出ないトニー・ラマ社製の高級品です。

 これは大事に履かないといけないのでさっそくカカトに金属を打ち付け。
 まあブーツを入手したら激安だろうが高級品だろうが
 全部金属打ち付け処理はしていますけどね。
 
 履いてみたらフィット感がイマイチだったので敷革も敷こうと思いましたが
 まともな敷革ってけっこういい価格で売っているので(800円くらい?)
 これも手が出ない高級品という事で余り革で作っておきました。

 しかしこの自作の敷革。
 その名の如く敷革には間違い無いですが
 ただの革なので脱臭効果とか無いだろうし
 果たして大丈夫なのでしょうか。
 フィット感はよくなりましたけどね。



2002年10月15日
(火曜日)
 ロバロバカフェのカバン展が終了したので作品の搬出に行ってきました。
 法外価格がネックだったのか 作品自体に魅力が無かったのか
 結局売れませんでしたよ。
 どーしよっかなー やっぱり自分で使おうかなぁ。

 今後の革細工の予定としてはフツーに財布でも作る予定です。


2002年9月15日
(日曜日)
 ビジネス・バッグ完成。
 これが正面の写真です。
 写真には写っていませんが
 肩掛け部分もちゃんとあります。

 どうです?
 ビジネスにはぴったりのバッグでしょ?
 ちょっとした書類もちゃんと入るという
 スグレモノに仕上がっております。
 サイズはディランのLPと一緒に並べた
 比較対照写真で確認して下さい。
 

 で このビジネス・バッグとその前に作った緑色のポーチを
 10月3日(木)〜15日(火)の期間ロバロバカフェという店で
 行われるバッグ展で展示販売する事になりました。
 販売価格は両方とも値札を見た瞬間ブチ切れ覚悟の価格になる予定。
 作品だけ眺めて出るのもOKですが
 コーヒーもおいしいのでぜひ飲んでおきましょうね。

 ロバロバカフェの最寄駅は小田急線の経堂駅です。
 とても分かりやすい地図を書いておきました。
 駅から徒歩5〜6分かな?
 昼1時から夜9時までやっています。
 最終日は4時に終了。
 水曜は定休日です。
 


2002年9月11日
(水曜日)
 さて又新たにバッグを製作しています。
 今度はサラリーマンも平気で会社に持って行けるビジネス用のバッグです。
 実はもう完成間近なので裏側の写真を撮っておきました。

 ビジネス用らしく全体の色も渋いグリーンで模様も押さえ気味に彩色。
 ・・・と地味地味な仕上がりなのでこれを持っているだけで
 勤勉なサラリーマンをアピールできるっていうモンです。

 このバッグも無駄にカシメを打ち付けてみましたが
 前回のバッグと同様にやっぱり200個位しか打っていないので
 金属マニアへのアピール度は低いですね。
 
 毎度毎度の後ろのLPは遂に登場!ボブ・ディランの 「バイオグラフ」
 5枚組LPなので全部通して聴くと半日がかりですねぇ。


2002年8月15日
(木曜日)
 緑色のバッグの肩掛け部分も完成して これで出来上がりです。
 サイドと下側の写真を撮っておきました。
 

 結局 一切糸で縫わずに作り
 無駄にカシメも打ってあるので
 ちょっと重たい本牛革バッグです。
 本牛革バッグ・・・イヤーな響きですねぇ。
 その言葉には高級品のかほりがします。

 後ろのLPはフライング・バリトー・ブラザーズ
 解散後の1974年に発表された2枚組
 クローズ・アップ・ザ・ホンキー・トンクス。
 グラム・パーソンズ時代の未発表曲満載の
 素晴らしいベスト盤ですが
 その収録曲は今やCDで簡単に聴ける
 ・・・のかどうかは知りません。


2002年8月11日
(日曜日)
 新たに制作しているバッグがある程度出来上がったので
 写真をアップしておきます。
 左が表側 右が裏側でパーツの組み立てはオールカシメ止めです。
 サイドと下側にも模様が入っているのでその内その写真もアップしましょう。

 バッグ大きさが分かるように毎回恒例の背景をLPにするシリーズ。
 今回はケイト・ブッシュのネヴァー・フォー・エヴァーという
 最も彼女が気が狂っている時期のアルバムです。
 相変わらず大きさが分かりづらいですが
 レコード・コレクターズ誌が入る大きさです。(A5サイズ?)

 で これは販売する予定ですが色々費用を考えると
 販売価格は3万円程度になってしまいますねぇ。
 カシメはたったの200個しか打っていないので
 カシメ・マニアにもアピールできない価格設定ですよ。
 販売計画については詳細が決定したらお伝えします。
  


2002年7月26日
(金曜日)
 LPバッグ ポーチと大物(でもないか・・・)を作ってしまったもので
 暫く革細工をしていませんでした。
 そしてこの日記も暫く書いていませんでしたね。

 ひょんな事から作品を展示販売する場を見つけたので
 又革細工を再開する事にしました。
 大きめのバッグだと材料費だけで1万円もしてしまうので
 販売するとなると凄い高級品な価格設定になってしまいます。
 もし3〜4万円の値札だったら自分では絶対買いませんが
 その値札でも購入してくれる人はいるのでしょうか。
 と そんな事を考えるよりかっちょいーバッグを作るのが先ですね。


2002年6月12日
(水曜日)
 バッグが完成しました。
 前回の写真に肩掛け部分が
 ついただけなんだけどね。
 という訳で裏側を撮ってみました。

 イングランドがワールドカップ
 予選を突破したのを記念して
 背景はイングランド国旗がデザインされた
 ビリー・ブラッグの2002年最新盤
 「イングランド、ハーフ・イングリッシュ」 です。

 赤と白のシンプルなジャケットだけど
 これはかっちょ良いジャケなので
 ぜひ皆様LPでゲットしましょう。

 バッグ制作費はトータル4000円程度でした。
 このバッグは全然誕生日じゃないけど
 強引に誕生日プレゼントとして
 人にあげちゃう予定です。

 それにしても相変わらずバッグのサイズが
 分かりにくい写真になってしまいましたねぇ。



2002年6月5日
(水曜日)
 製作中のバッグの本体が完成したので写真を撮ってみました。
 写真だと実際の大きさが分かりにくいですよね。
 比較対照のためにタバコの箱を横に並べた写真など よくありますが
 あれはタバコを吸わない人にはヒジョーに分かりにくい不親切写真です。

 僕はピート・タウンゼンドとロニー・レインの連名LP 「ラフ・ミックス」 を
 バックに撮ったので とっても分かりやすい事になっていますねぇ。
 それも見開きジャケットを開いたところで撮っているので
 更に分かりやすくなっているというスペシャル親切写真なのです。

 

 もっと誰でも知っているアルバムにした方が分かりやすかったかなぁ。
 仕方無いので次回写真を撮る時はビートルズのLPでもバックにします。
 ん?そんな問題じゃ無いってか?
 写真撮る時 たまたまこれを聴いていたもんでねぇ。

 さて後は肩掛け部分を制作して完成ですが
 この部分はまだ一切手をつけていません。
 まだフィニッシュには時間がかかりそうです。


2002年6月1日
(土曜日)
 小型バッグはなかなか完成に至りません。

 じっくりと時間をとれる時じゃないと
 作業が中途半端になってしまうので
 30分とかチョコチョコっとやるのはイヤなんだよね。
 そしてじっくり時間がある時はレコード屋へ出動したりしてるしね。
 ワールド・カップも始まったのでテレビ観戦もしなきゃいけないし
 果たして決勝戦までに完成するのでしょうか。

 本日はじっくりと時間がとれたのでだいぶ進みました。
 ヘロンとウォーター・イントゥ・ワイン・バンドという
 素晴らし過ぎの英国フォークのCDを聴きながらやったので
 気分良く作業できました。


2002年5月12日
(日曜日)
 
 新作小型バックは各パーツの
 切り出しに成功。
 模様付けと着色の段階に入りました。

 で適当にフニャフニャと
 模様を彫っていたら
 こんなのになっちゃいましたよ。

 これはバッグのフタの部分になる所。
 まるで焼きたてのパンのような色艶で
 食欲を煽るデザインです。

 下の方の止め金具がくる部分に
 今回はじめて刻印を打ってみました。
 1本だけ試しに購入したのですが
 刻印ってゆーのは色々種類が無いと
 使いにくいアイテムですね。


2002年5月6日
(月曜日)
 ロデオの恋人カバンは常時使用するカバンとして使っています。
 そしてもちろんレコード狩りにも大活躍しております。

 こんなLPサイズのカバンを作ってしまったせいなのか
 ここのところレコード屋に行ってもCDの並んでいる棚は素通りして
 LPをサクサクしまくりです。 特に欲しい盤も無いというのにね。

 最近入手したLPでスンバラシかったのはこれ 「ジェントル・ソウル」
 男女の柔らかいコーラスがたまらないアメリカ産必殺室内楽フォーク。
 
レコファンにて新品1380円プラス税
と納得の価格設定。
1969年の作品らしいです。

しかしこれってLPしか
再発していないのかしら。
CDは見た事無いです。
というかCD棚自体見ていないのよね。

 次はポーチ(のような物)を作る事に決定。
 すでに新たに革も仕入れました。
 これは完全にプレゼント用に制作するので
 出来上がり次第あげちゃうつもりです。


2002年4月24日
(水曜日)
 「ロデオの恋人」 のカバンが完成しました。
 さっそく明日から使用するつもりです。

 使用した革は牛革で厚さ2ミリのものと1.5ミリの物を使用。
 それにカシメや塗料や様々な金具も入れると
 トータルで1万5千円程度かかっている高級品となりました。
 でもこのカバンは完成品を購入したら10万円級でしょう。
 と 見かけはすっげーかっちょ良いのですが使い勝手は非常に悪いです。
 そんな訳で(どんな訳なのか・・・)完成品の写真はナシです。

 今まで作った物はほとんど人にあげちゃっっているので
 この 「ロデオの恋人」 も飽きたら誰かにあげちゃうのでしょうか。
 ・・・そう この日記の一番最初に書いているニットのシャツも
 記念すべき服作り第1号でありながらあげちゃったしねぇ。

 次はもうちょっと小さいバッグを作るつもりですが
 大物が完成したので暫く革細工は休む事になるかなぁ。


2002年4月18日
(木曜日)

 制作中のカバンのパーツの組み合わせにてこずっています。
 やっぱりこーゆー物はちゃんと設計図を描かないとダメですね。
 でも なんとか形にはなってきています。
 LP20枚収納可能の大きさなので かなりデカいですよ。


2002年4月1日
(月曜日)
(エイプリル・フール)
 で 予定どうり 「ロデオの恋人」 に着色。
 なかなか良い出来でかなりかっちょいいです。

 着色に使用したのはリキテックスという絵の具で
 リキテックスは気合いで塗ればどんな物でも
 無理矢理塗れるという素晴らしい絵の具です。
 その代わり気合いで塗らなきゃダメなんですよ!

 そして全体の着色も完了したので
 次はパーツを組み合わせてカバンのかたちに
 組み上げる作業に入ります。

 このかっちょいいカバンが完成したら
 タダはちょっと惜しいので
 3千円で欲しい人へ譲っちゃいますよ。
 ・・・おっとこれはウソなんですけどね。
 せっかくのエイプリル・フールだから
 ウソ言っておかないともったいないからねぇ。



2002年3月21日
(木曜日)
(春分の日)
 
カバン作成でバラの模様に続き
こんな図柄を彫ってしまいました。
バーズの傑作カントリー・アルバム
「ロデオの恋人」 のジャケットの絵です。
この部分はカバンの裏側になります。

「ロデオの恋人」 はその昔
初めて購入したバーズのアルバム。
爽やかなフォーク・ロックを期待したのに
どカントリーな音が出てきたので
てめーふざけんじゃねー金返せー
と怒り狂った1枚です。

今やバーズの全アルバム中
最も好きなアルバムですけどね。


2002年3月17日
(日曜日)
 遂に大物作品制作へ着手。
 制作する物はLPが収納できるサイズのカバンです。
 
 今までに作った物はカバンを作るための
 予行練習といった感じでしょうか。

 僕はスーパーなどで買い物をした際
 購入商品が手持ちのカバンに入る物であれば
 「袋はいりません」 とビニール袋を拒否しているので
 このカバンが完成したあかつきには
 レコード店でも袋いりません発言をしようと思います。

 まずは模様を彫ってみました。
 このバラの模様はカバンの側面になる部分。
 スーベル・カッターという専門用品を使い彫りました。

 まともな設計図も作らず勢いで作っているので
 完成予想図が全く見えないという危険な状態ですが
 何とかなるさと思いながら作り始めました。

 模様を彫り終わったら着色もする予定です。


2002年3月14日
(木曜日)
(ホワイトデー)
 しかしホワイトデーっていうのも元々無理矢理なイベントではありますが
 定着はしているものの 実際にホワイト・デーだからという事で
 女性に贈り物をしている人はほとんどいないような気がします。

 巾着袋を作りました。
 ホワイトデーとは全く関係無いですが 女性にプレゼントする予定です。
 あげる人はババアですけど・・・彼女がこの文章を見たら殺されるな。
 
 使用した革は相変わらずバラバラ事件のカバンの革です。


2002年2月26日
(火曜日)
 最初に購入した革工芸基本セットには
 定期入れと小銭入れのパーツが入っていて
 定期入れはすぐ作成したのですが
 やっと小銭入れの方を作ってみました。
  

 元々は定期入れと同じクリーム色の革でしたが
 そのまま作るのも面白く無いので
 模様を彫り 渋ーい緑色に着色してみましたよ。

 本来は縫い合わせて作るタイプなのですが
 サイドはカシメで止めた方がかっこいいかなーと思いやっちゃいました。

 パッと見はけっこうかっちょ良い仕上がりでしょ?
 しかし打ち具とカシメのサイズが合ってないのがバレバレな
 打ち具のへこみ痕がなんとも微笑ましい悲しみの自作系なのです。

 最初に作った定期入れは人にあげちゃったのですが
 これも誰かにあげちゃうつもり。


2002年2月21日
(木曜日)
 カバンのリニューアル作戦が完了して
 暫くは革細工もお休みだねぇ と思っていたのですが
 無意識の内に体が革細工をしているという異常事態発生!

 本日の制作品はかねてから制作予定のあった印鑑入れです。
 使用した革はメガネ・ケースと同じ古いカバンを
 バラバラ事件にしたヤツです。
 2枚の革を縫い付け ボタンを打ち付けました。

 型紙を作るところからトータルの制作時間2時間で出来ちゃいました。
 もちろん指サックとしても利用可能ですね!
  


2002年2月20日
(水曜日)
 しばらくの間 革のカバンのリニューアル作戦を敢行していたのですが
 ある程度出来上がったので その過程を書いた
 新ページ 「革カバンリニューアル作戦」 を作りました。
 うーん そのまんまのタイトルだねぇ。 ヒネリ無し。


2002年1月31日
(木曜日)
 もう何年も使用していなかったベルトを
 押し入れの奥から引っ張り出しカシメを70個程打ち付けました。
 

 腐敗臭漂うクサレ・ベルトだったのが
 素晴らしきヤング臭漂うおしゃれベルトに変身じゃーないですか。
 カシメは20個入り100円の製品を使用したので
 70個で350円というお徳な打ち付け具合です。

 しかし次は印鑑入れを作る 次は防弾チョッキを作ると書きながら
 ことごとく別の物を作っていますねぇ。
 なお次回は現在使用中のカバンに飽きてきたので
 こいつをリニューアルしてやるつもりです。


2002年1月27日
(日曜日)
 
 カシメをガンガン打ち付けてメガネケースを完成させました。
 このおしゃれな革は古いカバンをジョキジョキ切り刻みました。

 メガネを所有していない僕がこれを作った訳は
 てめー革細工始めたんなら メガネケースのひとつでも作って
 私にくれやがれという人がいたからです。
 ちきしょー かなり出来の良い仕上がりだぜ。

 次回は革のベストにカシメを100個くらい打ち付けまくって
 防弾チョッキ気味にしてみるつもりです。
 いや中途半端はいけないのでカシメは2000個にしよう。


2002年1月23日
(水曜日)
 
 昨日作った定期入れに
 模様を彫ってみました。
 それもマイナスの
 ドライバーを使って・・・


2002年1月22日
(火曜日)
 革工芸の基本用具セットを購入。
 そこにパーツが入っていた定期入れを完成させました。
 彩色や刻印とかをしないで制作時間は5時間。
 これは糸で手縫いでやったので一応ソーイングですね。

 本当はカシメ ハトメ とかゆーヤツを
 ガンガン打ち付けて色々作りたいのよ。
 ・・・どれがどーゆー物なのか用語がまだよく分かってないんだけどね。

 次は印鑑入れを作ってみようと思います。
 印鑑入れは基本用具セットには入っていないので
 革を切る所から始めないといけません。
 いらないカバンをバラバラ事件にして切り出すつもりです。


2002年1月19日
(土曜日)
 神田の古本屋街で革工芸の本を購入。
 やっぱりヤングは革製品を作んなきゃダメですよ。
 でもこちらも洋裁と同じくなーんにも用具持っていないのでした。



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