これを聴いて死ね〜ブリティッシュ・フォーク・ナウ〜2015年更新の表紙


2015年9月27日更新の表紙

以前使用していた160ギガバイトのアイ・ポッド・クラッシックには3万曲くらいブチ込んでいて、
俺、いつでもどこでも3万曲!俺ってサイコーだぜ!と、3万曲にウヒョウヒョしていたのですが
ある日突然画面に赤いバツ・マークが表示され、まったく動かなくなってしまったのでした。

この赤バツ・マークが出る現象はハード・ディスクが壊れているからとの事で、残念ながら終了らしく、
せっせと取り込んだ3万曲が終了!俺、ショック!俺、大ショック! アイ・ポッドをガンガン叩いたり
凄いスピードで激しく振ったり、最終的に投げつけたけど、やっぱり動かず・・・終了したのでした。

ところがこの前、1年ぶりくらいにこの終了したアイ・ポッドを触ってみたら、あれ?起動するよ。 
ブチ込んでいた3万曲は消え、出荷時の状態になっていたけど、再び曲を取り込んでみたら
あれ?ちゃんと動くよ。 ホントに復活したのかどうなのか半信半疑のまま、また少しずつ曲を増やして、
気が付いたら取り込んだ曲は現在1万曲!俺、いつでもどこでも1万曲!俺ってサイコーだぜ!

で、このアイ・ポッド・クラッシックに曲を入れるため使うソフトがアイ・チューンズってゆーヤツで、
CDをセットするとデータ・ベースから曲名が取得されるのだけど、ライブ会場の物販コーナーだけで
売ってます的な、まともな流通に乗っていなさそうなCDもちゃんと曲名表示されて、びっくりしますねぇ。

そんな中、曲名が取得できなかったアルバムがありまして、これは誰も曲名を送信していないって事で、
ライブ会場の物販コーナーだけで売ってます的なCD以下の不人気なマイナー盤という事でしょうか?
うーん、曲名が取得できなかったこの2枚は、レア・フォークの再発、発掘で一斉を風靡した
天下のキッシング・スペル社のCDだし、所有しているイカれたマニアの人も多そうなのだけどなぁ・・・。
なお曲名が取得できない場合、各曲はこのように「トラック01」「トラック02」と表示されます。

LooseRoutesOne.jpg HOLYGROUND: THE WORKS VOL.10 - LOOSE ROUTES: ONE (2001)
英 KISSING SPELL KSG 008 (CD)

1 トラック 01
2 トラック 02
3 トラック 03
4 トラック 04
5 トラック 05
6 トラック 06
7 トラック 07
  8 トラック 08
  9 トラック 09
 10 トラック 10
 11 トラック 11
 12 トラック 12
 13 トラック 13
 14 トラック 14
 15 トラック 15
 16 トラック 16
 17 トラック 17
 18 トラック 18
 19 トラック 19
 20 トラック 20
 21 トラック 21
 22 トラック 22
 23 トラック 23
 24 トラック 24
 25 トラック 25
 26 トラック 26

LooseRoutesTwo.jpg HOLYGROUND: THE WORKS VOL.11 - LOOSE ROUTES: TWO (2001)
英 KISSING SPELL KSG 009 (CD)

1 トラック 01
2 トラック 02
3 トラック 03
4 トラック 04
5 トラック 05
6 トラック 06
  7 トラック 07
  8 トラック 08
  9 トラック 09
 10 トラック 10
 11 トラック 11
 12 トラック 12
 13 トラック 13
 14 トラック 14
 15 トラック 15
 16 トラック 16
 17 トラック 17
 18 トラック 18
 19 トラック 19
 20 トラック 20
 21 トラック 21
 22 トラック 22

内容は、ホリーグラウンド・レーベル(というか、マイク・レヴォンというオヤジ)によって録音された
アンタ一体誰なんですか?な、アマチュアに毛の生えた人やバンドの演奏が大量に入ったオムニバス盤。
録音は1960年代中頃から〜1970年代前半で、地味な弾き語りのフォークから、暑苦しいロックまで
色々あって楽しめる・・・かというと、こんなモン楽しめるか! こんなモン20曲以上も聴いてられるか!
・・・といったレベルなので、アイ・チューンズで曲名が取得できないのもミョーに納得の2枚なのでした。
 

2015年6月6日更新の表紙

これを聴いて死ね〜ブリティッシュ・フォーク・ナウ〜は無事に「hageteimasen.web.fc2.com」へ移動しました。 
もうブリティッシュ・フォーク・ナウというページは消滅させてもいいかなぁとも考えたりしたのですが
新アドレスへの移植作業をちょっとしてみたら、割とすんなりとできたので、ページを残す事にしたのです。

リンクは全部直したつもりですが、もしまだ以前の「www.d6.dion.ne.jp/~jirowe」のアドレスにリンクしている
箇所があったらごめんなさいね! その時は土下座して謝る勢いですよ! まあ、実際は土下座はしないし、
謝りもしませんけどね! あくまで謝る勢いがあるってゆー事なので、ご理解の程お願いします。

で、ページは残したものの、今後更新するかどうかは問題で、せっかく残したのだから何となくテキトーに
更新する勢いはあるのですが・・・まあ、あくまで勢いがあるってだけで、実際は更新しなかったり・・・ね!
うーん、生きているんだか死んでいるんだか曖昧な、オバケのようなページとしてやっていくかなぁ。
・・・そこで急遽オバケ・ページの応援団として、ジャケットがオバケの作品に登場してもらう事になりましたー。
 
CoastToCoastFever.jpg DAVID WIFFEN 「COAST TO COAST FEVER」 (1973)
ヴィヴィッド・サウンド VSCD-547 (CD/1995)


こちらはカナディアン・シンガー・ソングライターのデヴィッド・ウィフェンというオバケ。
顔色悪っ!真っ白です。 表情も物憂げ、目も虚ろで、オバケ度高くて、うらめしやー。
低音バリトン・ヴォイス&ソウルフルな節回しで、じわりと染みる良い作品です。
なお、彼は元々はイギリス人で、10代の時にカナダに移住した模様で、うらめしやー。

David Wiffen 「David Wiffen」を書いたページ
第51号 2002/2/15 近未来派はCDケースが割れても気にしない、気にしない

 
TheresAnInnocentFace.jpg CURT BOETCHER 「THERE'S AN INNOCENT FACE」 (1973)
イースト・ウエスト・ジャパン AMCY-2830 (CD/1998)

 
このカート・ベッチャーというオバケは、あのミレニウムの中心人物の米国人で
これは唯一のソロ作です。 ミレニウムのような変態的なポップスの要素は薄く、
1973年というシンガー・ソングライターの時代の音になっていますが
とてもビューティフルでドリーミーな響きのある全員必聴作で、うらめしやー。
彼は1987年に若くして病死しています。 ああ、涙・・・。
 
IslandAngel.jpg ALTAN 「ISLAND ANGEL」 (1993) 米 GREEN LINNET GLCD 1137 (CD)

これはアイリッシュ・トラッドのアルタンというグループのアルバム。
ジャケットは写真ではなく絵ですが、ぼやーっと浮かび上がるその顔はオバケだぁ!
リーダーでフルート奏者のフランキー・ケネディはこの作品後亡くなってしまい、涙。
ダンス曲の壮絶な演奏が凄いし、ヴォーカル曲の美しさが凄くて、うらめしやー。
フランキーの追悼作にして、最高傑作。 マジ、これだけは聴いといた方が良いぞ!

アルタンを書いたページ・・・第15号 不覚にもピーター・バラカンの陰謀にはまる
第125号 エンゼル・ヴォイス・チャート第1位は誰だ?
MilkAndKisses.jpg COCTEAU TWINS 「MILK & KISSES」 (1995)
英 FONTANA 514 501-1 (LP)


このオバケは輪郭がボヤけ過ぎて、誰だかわからないシリーズです。
女性っぽい風貌ですが、絶対にヴォーカルのエリザベスではありませんねぇ。
コクトー・ツインズは1980年代はじめから活動するスコティッシュ・グループで、
1980年代の彼らの作品を聴き返すと、現在に繋がる影響力を強く感じますが、
このラスト・アルバムはやけにポップな音が飛び出して、うらめしやー。
えっ?これコクトー・ツインズなの?ってな感じのイマイチな作品なのでした。
 

で、ここで問題が発覚! 輪郭がボヤけて白っぽいヤツは大概オバケなので、オバケ・ジャケだと思っていましたが、
あれ?よく見たら、どれも本物のオバケではないですね・・・これは申し訳ない! もう土下座して謝る勢いですよ!
まあ、実際は土下座はしないし、謝りもしませんけどね! あくまで土下座する勢いがあるってゆーだけですからね!
 

2015年4月15日更新の表紙

昔々、何だか得体の知れない英国レア・フォークを続々と再発してしまうキッシング・スペルという
素晴らしいレーベルがありまして、僕もキッシング・スペル商品を必死で購入して、必死で聴いていました。

今思うと英国レア・フォークっていうのはアマチュア・レベルのどーしよーもない音楽ばっかりだったけれど、
アマチュア・レベルのどーしよーもないフォークっていうのは、へなちょこなのに破壊力はバツグンで、
まるでそれはミッキー・ロークの猫パンチ級! そう、へなちょこなのに破壊力バツグンなものといえば
ミッキー・ロークの猫パンチか、英国レア・フォークしか思いつきませんものね!

そんな中、あの頃のキッシング・スペル商品で聴きたかったけれど1枚だけ買い逃していたのが
「Moths」というグループのアルバムで、当時、そっち方面をディープに扱っている店舗を回っても売っておらず、
えーっ、どうしてどこにも売っていないのさ! もう泣きそうだぜ! 下北沢のフィルモアかのらの帰り道、
新宿のガーデン・シェッドからの帰り道、新宿のヴィニールからの帰り道、涙をこらえながら帰ったモンです。

英国レア・フォーク熱も醒めた今、「Moths」の存在も忘れかけていましたが、この間新宿のディスク・ユニオンの
アウトレット・コーナーに1500円ポッキリのヤツを発見! それも変な宗教画のジャケットのキッシング・スペルの
じゃなくてスペインのギュエルセン(ローマ字読みの読み方適当シリーズ)の蛾のジャケットのLPだぁぁぁー!
最近はこっち方面を熱心に追いかけていなかったのでこんなイカした再発盤が出ているとは知りませんでした。

Moths.jpg MothsBack.jpg
MOTHS 「MOTHS」 (1970)
スペイン GUERSSEN GUESS137 (2014/LP)


モス! これはイイ! 内容はもちろんミッキー・ロークの猫パンチ級にへなちょこだけど破壊力バツグンだぜ!
ついでに言うと「これを聴いて死ね〜ブリティッシュ・フォーク・ナウ〜」というこのページも
ミッキー・ロークの猫パンチ級にへなちょこなのに破壊力バツグンなページ作りを心がけて15年! キャー!
個人ホームページ全滅の昨今、何とか更新していましたがプロバイダーの契約問題が発生したため終了します。

ページを訪れてくださったそこのアナタ、このページが好きだと言ってくださったそこのアナタ、
僕もアナタの事が大好きです! インターネット上に文章を垂れ流す行為は続けたいと思っているので
またどこかでお会いできると思います。 じゃ! さようなら!
 

2015年3月10日更新の表紙

声が潰れて、痰がからんだジジイが歌う古いポピュラー・ソングなんて、ディープなマニアしか聴く気しないだろ!
2〜3回聴いて、あとはご存知、放置プレイだろ!こと、ボブ・ディラン2015年の新作「Shadows In The Night」。

放置プレイが予想される作品なんていらねー!買わねー!とは思ったのですが、そこはやはりボブ・ディラン。
やっぱり買ってしまった・・・それも高額なLPを。 最近はLPの価格が当たり前のように3〜4千円台という高額で、
低所得者層である僕はもう必死。 必死にクーポンやキャンペーンを利用し、何とか2000円台で購入しました。

で、必死で購入したものの、痰がからんだジジイが歌う古いポピュラー・ソングなどまったく期待はしておらず、
まあ買ったんだから、仕方ないから1回くらい聴いておくか・・・と聴いてみたら、何これ?すっごーく良い!
ゆったりと心地良く流れる曲が連発され、全編を覆うペダル・スティールが心地良さを更に増幅させてくれ、
リピートに次ぐリピート、そしてリピートです。 よし、今、B面を聴き終わったので、またA面を聴くとするか・・・。

そして、ディランの声も良くなっていてびっくり。 前作「Tempest」やその前の「Christmas In The Heart」は
声の潰れ、痰のからみ方がヒドく、「大変お聴き苦しい歌声ですがアーティストの意向によるものです状態」で
「Christmas In The Heart」なんて痰がからんでいるというより、もう痰自体が歌っているような声に大爆笑!
転じて大感動!だったですからねぇ。 これが大幅に改善され・・・っつーか、痰がからんでいないじゃないですか!

このLPは最近の彼のLPと同様に、同内容のコンパクト・ディスク付きなのですが、このコンパクト・ディスクが
まるで1980年代に発売された初期のコンパクト・ディスクかの如く、出てくる音量が小さくて、何じゃこりゃ?
コンパクト・ディスクで聴くと、LPで聴くのと何だか印象が違って、そこまで良いとは感じないし・・・何じゃこりゃ?

ただひとつ言える事は、声が潰れて、痰がからんだジジイが歌う古いポピュラー・ソングは、すっごーく良いので
ディープなマニアでなくても積極的に聴くべきという事です。 さて、A面が終わったので、またB面を聴くか・・・。

ShadowsInTheNight.jpg ShadowsInTheNightCD.jpg BOB DYLAN 「SHADOWS IN THE NIGHT」 (2015/LP+CD)
 

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