これを聴いて死ね〜ブリティッシュ・フォーク・ナウ〜2012年更新の表紙


2012年12月12日更新の表紙

最近は図書館を利用してCDを借りて聴いているのですが、まあ、図書館に置いてあるCDで
聴きたいヤツなんてほぼありません・・・と言いながらけっこうな枚数借りているのですよ!
では以下、借りたCDの感想をアーティスト名・アルバム名の徹底したカタカナ表記でお届けします。

まずはリトル・フィートのディキシー・チキン、ドゥービー・ブラザーズのキャプテン・アンド・ミー、
ジミ・ヘンドリックスのエレクトリック・レディランド、デレク&ザ・ドミノスのレイラ、
エリック・クラプトンの461オーシャン・ブルーバード・・・など、ここら辺の1960〜70年代のロックは、
ヒット曲などは聴いた事はありましたが、アルバムとしてはじめてちゃんと聴いてみたのです。
どれも名盤と言われているだけあって良かったです。 が、どれもいわゆるオヤジ・ロックではあります。

次はエルトン・ジョンの最高傑作と言われているグッバイ・イエロー・ブリック・ロード・・・
今までエルトン・ジョンをちゃんと聴いていなかったのは彼のルックスと声がどうも苦手で
聴いていなかったけど・・・うーん、良い曲が並んでいますが、やっぱり彼の声がどうもダメでした。

続いてエマーソン・レイク&パーマーの展覧会の絵・・・プログレは苦手なのですが、その中でも
特に厳しそうな内容のこのアルバムを敢えて借りて、どれだけ厳しいかチャレンジしてみたのです。
うわあぁ!これは僕がイメージする典型的なイヤーな感じのキーボード系プログレだぁ!オエーッ!
でもこれだけ典型的だと、プログレという伝統芸かのようで、なんだか逆に好きになってきました!

今度は1980年代のを聴いてみます。 ポリスのシンクロニシティ、ロキシー・ミュージックのアヴァロン、
ワム!のメイク・イット・ビッグ、カルチャー・クラブのベスト盤・・・どれもきっちりと作られた印象で
完成度が高いですね。 有名なヒット曲も入っているので楽しめたけれど、やはりここら辺のヤツは
1980年代っぽい音色が商業ロックを感じさせ、どうも完成度の高さや良さがボヤけてしまいますね。
ポリスはもう1枚「白いレガッタ」も借りましたが、こちらの方がスリリングで断然良かったです。

他に借りたのはイエスのこわれもの、ボズ・スギャッグスのシルク・ディグリーズ、
ブルース・スプリングスティーンのリヴァー、クイーンのベスト盤、エア・サプライのベスト盤、
ブラッド・スウェット&ティアーズ、ジェスロ・タル、ギルバート・オサリヴァン、ホール&オーツ、10cc
スパークス、エコー&バニーメン、スリッツ・・・日本のフォーク、ロック、ポップスもたくさん借りました。
モップス、浅川マキ、赤い鳥、トワ・エ・モワ、大滝詠一、かぐや姫、RCサクセション、甲斐バンド、
チューリップ、サザンオールスターズ、柳ジョージ&レイニーウッド、中島みゆき、アリス、竹内まりや、
井上陽水、佐野元春、シュガー・ベイブ、YMO、ジュディ&マリー・・・あと何か借りたかな?
あれもこれも全部語りたいけれど、文章が長くなってきたので続きは次回の更新で!

ちなみに今後もまだ借りますよ! 最終的にバリー・マニロウとか、リチャード・クレイダーマンとか、
フリオ・イグレシアスに辿り着くまで借り続ける予定です。 さすがにここら辺のヤツになると
あまりにも恥ずかしくて店で購入するのは絶対無理!だけど、図書館で借りるのであれば大丈夫!
いや、バリー・マニロウあたりは、図書館で借りる時でもホント恥ずかしいけどね。
 

2012年10月9日更新の表紙

最後の頑固オヤジことヴァン・モリソン2012年の新作「Born To Sing: No Plan B」が出ましたね。
この新作はブルー・ノート・レーベルからの発売で、以前ヴァンがブルー・ノートから2003年に
出したアルバム「What's Wrong With This Picture?」同様にLPでの発売はされないようなので
CDで入手しなければいけなくて・・・うーん、CDかぁ・・・ちょっと購入を躊躇・・・でも購入するけどね!

そんなんで、新作はLP発売はないのかなぁ・・・と、色々とネット上のレコード店などを徘徊し
ヴァン・モリソンのCDやLPを見ていたら、何だか1960年代のバング・レーベル時代の音源が
激しく乱用され、同じような内容の編集盤が各種リリースされていて、おかしな事になっていますね。

バング・レーベル時代ってそこまで何種類も編集盤が出るほど人気があるとは思えないし
各種編集盤の収録曲はだいたい一緒だし、こんなにたくさん出ていて誰が買うのですか?
もちろん真のファンなら全種類購入して並べて、収録曲を比較したりして楽しみたいところですが
ジャケット写真なんかもテキトーなのを使っている感じだし・・・ファンでも中々手が出ないよなぁ。

僕はこの時代の編集盤は1枚だけ「Bang Masters」というCDを所有していますが・・・と思って
CD棚を探しましたが、あれ?そんなCDは棚にありません。 売り飛ばしてしまったのでしょうか?
元々所有していなかったのかな?・・・あれぇー? ああ、自分のCDの管理がうまくいっていません。
CDの管理がまったくできないので、新作「Born To Sing: No Plan B」もCDで購入してしまうと,
所有しているか、していないのか、わからなくなってしまいそうです・・・そんなわけないか!

ちなみにバング・レーベル時代のオリジナル・アルバムは、写真の「Blowin' Your Mind!」1枚だけで
英シンプリー・ヴィニール社からの再発盤LPが今、まさしく手元にあるので、確実に所有しています。
どこをどう斬っても、どう転がっても、確実に所有していて、つまりLPの管理に関しては完璧ですよ。

CDの管理は最低、最悪だけど、LPの管理の他、ヴァンの事を書いた文章の管理も完璧でして
以前ヴァンの事を書いた文章のすべてを用意し、リンクできるようにしました。 うーん、管理が完璧!
見た目も、頭に番号ふってあってわかりやすいし、文章を書いた時系列に並んでいてわかりやすい!
やっぱり俺って完璧! 管理能力高過ぎで自分自身に惚れ惚れ! かっこ良過ぎ!
そしてなによりもヴァンのアクが強くて存在感バツグンの歌声に惚れ惚れ! かっこ良過ぎます。
 
BlowinYourMind.jpg
Van Morrison
「Blowin' Your Mind!」 (1967)

 

1 第26号 2000/12/14 ナルシスト・オヤジのジャケットを見て興奮しろ
2 第41号 2001/7/21 麗しき英国の森への誘い
3 第76号 2003/10/14 美しい英国の音で秋の切なさを更に満喫
4 第85号 2004/4/16 1988年、僕の心はアイルランドへ
5 2006年3月10日更新の表紙
6 第139号 2008/5/15 最後の頑固オヤジはもう来日しないのか
7 2009年3月20日更新の表紙
8 2009年4月10日更新の表紙
 

2012年8月28日更新の表紙

1980年代に活躍した英国の重要グループ、デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズが「Dexys」の名で復活し、
アルバム「One Day I'm Going To Soar」を出しました。 LPも出たのでLPで欲しかったけれど価格が高く、
悩んで悩んで、2ヶ月くらい悩み抜いて、結局1300円くらいの価格で販売していたCDを入手したのです。

まあ、LPも3000円程度の価格で売っていたので、いい大人がそれくらいの価格で2ヶ月間も悩むのか?
と苦笑されてしまいそうですが、3000円と1300円の差はでかく、1円単位の切り詰め生活をしている
僕のような負け組の人間にはこの価格差は生死に関わる重要な問題なので、大いに悩みまくりですよ!

これ程悩んだ挙句、どうしてCDを購入したかというと、原点に戻って冷静に考えてみた結果なのです。
果たしてアルバムを入手する目的は何なのか? モノとして所有する事が目的ではなく聴く事が目的です。
聴く事が目的であれば、LPでもCDでも同じ音源を聴くのだから、価格の安いCDで充分じゃないですか。

・・・と、言い聞かせてCDを入手しましたが、やっぱりジャケットの大きいLPをモノとして所有したいよなぁ。
でもどうしても買えません。 LPは高くて買えません。 くっそー!この悲惨な僕の経済状況、
何とかならんですかねぇ。 勝ち組の皆さん、何か浮上のヒントを教えて下さい。

さて、そして写真はデキシーズの新しいアルバムではなくて、デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ時代の
代表曲「カモン・アイリーン」の日本盤シングルです。 まだ僕がピッチピチのヤングだった頃、
アルバムは高くて買えないので、シングルを買ったという、今思うと何とも微笑ましい思い出の1枚。
いや待てよ、微笑ましいっていうか・・・昔も今も本当に欲しいものは高くて買えていませんね。

「カモン・アイリーン」という曲、楽しげにフィドルやバンジョーとか入って、当時聴いていたロックやポップスと
まったく違うテイストの曲調に、何だこれは!世界にはこんな凄い音楽があるんだ!とびっくりしました。
そしてここからすでに30年!・・・も前の曲なんだ、でもいまだに輝きを放つ名曲ですね。
アルバムに入っているヴァージョンの「カモン・アイリーン」は曲がフェード・アウトした後に、ヴォーカルの
ケヴィン・ローランドが無伴奏でトラッド曲の一節を歌って終わりますが、このシングルでは曲の出だしに
フィドルの演奏で同曲の一節が入りますね。 僕は思い出のシングル・ヴァージョンの方が好きですよ!
 
ComeOnEileen.jpg
 
Dexys Midnight Runners & The Emerald Express 「Come On Eileen」 (1982)
日本フォノグラム 7PP-83 (7")

シングル・チャートで全英1位、そして全米でも1位になった1980年代を代表する大傑作曲。
バンド名に入っている「エメラルド・エクスプレス」はフィドル・チームで、このシングルの時点では
ゲスト参加扱いだったのでしょうか? ジャケット左上には「マイッタなぁー」の文字があり、
曲の大ヒットにケヴィン・ローランドは参ってしまったようです。
B面は無駄に変な邦題が付いた「ライアーズAカラE」で、アルバム「Too-Rye-Ay」の
邦題も「女の泪はワザモンだ!」と無駄に変な邦題が付いています。
けっこうヤケクソ気味な邦題の感じが、今となってはけっこうそそります。
 
 

2012年7月25日更新の表紙

最近、1980年代末のLPからCDへの完全移行の時期が気になって仕方ないので調べました。 
欧米の場合は、アメリカはCDへ完全移行したレコード会社も多かったですが、イギリスやドイツなど
ヨーロッパではCDと平行してLPも出続けたまま現在に至る・・・といった印象があります。
なので欧米では完全移行の時期が判別不可能なので、日本の音楽界を調べてみました。

日本盤の場合は、世界的に見ても最も速くCDへの完全移行が行われたのではないでしょうか。
そして今、CDが終わってしまいそうな昨今において、世界で最もCDが売れているという、
世界に誇るCD王国であり、世界に誇るCD愛に溢れたエキゾチック・ジャパンなのです。

では、各レコード会社1枚ずつ、アルバム・チャート上位になるような有名人を並べてみました。
もし間違いがあっても指摘しないで下さい。 びっくりする程打たれ弱くて、落ち込んでしまうので。

中島みゆきの最後のLP「グッバイ・ガール」(1988年11月16日発売)ポニーキャニオン
ザ・ブルー・ハーツの最後のLP「Train-Train」(1988年11月23日発売)メルダック
ハウンド・ドッグの最後のLP「Gold」(1989年1月11日発売)日本コロムビア
吉田拓郎の最後のLP「ひまわり」(1989年2月8日発売)フォーライフ
岡村孝子の最後のLP「オー・ド・シエル(天の水)」(1989年6月24日発売)ファンハウス
渡辺美里の最後のLP「Flower Bed」(1989年7月1日発売)エピックソニー
中森明菜の最後のLP「Cruise」(1989年7月25日発売)ワーナー・パイオニア
松任谷由実の最後のLP「Love Wars」(1989年11月25日発売)東芝EMI
浜田省吾の最後のLP「Wasted Tears」(1989年9月1日発売)CBSソニー
山下達郎の最後のLP「JOY」(1989年11月10日発売)アルファ・ムーン
サザンオールスターズの最後のLP「Southern All Stars」(1990年1月13日発売)ビクター音楽産業

最後のサザンオールスターズなどはかなりプレス枚数の少ない限定盤LPだったようだし、
こうやってリストを見ると1989年でLPは終了し、1990年代と共にCDに完全移行したのですね。

そして並べたリストでわかった事は、ここに挙げたアルバムは全部所有していないという事です。
じゃあ自分の持っている最後の日本盤LPは何だ?と、レコード棚から引っ張り出して調べてみたら、
たぶんこれ・・・斉藤美和子「Girl Meets Boy」(1988年10月25日発売)徳間ジャパン・・・のようです。

斉藤美和子は一部のマニアには有名な人だろうと思いますが、若いヤングは知らなくて当然です。
最近ではNHKみんなのうた「6さいのばらーど」の作詞(さいとういんこ名義)でブレイク中です!
いやブレイク中かどうかはわからないけれど、「6さいのばらーど」は良いですよー。
 
GirlMeetsBoy.jpg 
 
斉藤美和子 「Girl Meets Boy」 (1988)
徳間ジャパン 28JAL-3171 (LP)

ソロでの1stアルバム。
彼女はアイドルではないけれど、歌詞もけっこう恥ずかしいし
アイドル歌謡と言いたくなる内容のアルバムです。
ちょっと前に紙ジャケCDで再発されていたようなので
ゲットして彼女のロリロリの可愛らしい歌声にやられて
恥ずかしくなってください。
僕も久々に聴いたら、ちょっと恥ずかしかったです。

 

2012年5月27日更新の表紙

あるところにレコードを集めて眺めてニヤニヤして喜んでいるマニアの人がおりました。
ある日彼は急にレッド・ボックスの「フォー・アメリカ」が聴きたくなりレコード棚に手を伸ばしました。
彼のレコード棚に「フォー・アメリカ」は2枚あり その2枚を取り出し眺めてニヤニヤしていたら
ふっと重要なレコードの秘密を発見しました。 何と!レコードには3つのサイズがあったのです。

1つめは12インチのサイズで 彼のレコード棚に並んでいる作品の多くは12インチ・サイズです。
LPというヤツが多く あとは12インチ・シングルというヤツも まあけっこうな枚数ありました。

2つめは7インチのサイズです。 AB面1曲ずつ入ったシングル盤 片面2曲以上入ったEP・・・
片面2曲入ったシングル盤もあるので定義は難しいですが このサイズもけっこうな枚数ありました。

そして3つめは10インチのサイズです。 LPアルバムとしても成立しているような EPでもあるような
片面3〜4曲で10分程度の収録時間のアイテムが多く ミニ・アルバムと呼ぶ場合も多いですね。
また片面に1曲か2曲入ったシングル盤扱いの10インチ・シングルというのもあります。

彼はこの3種類について考えました。 まず単位の「インチ」ですが 日本での日常生活では
「センチメートル」が使われているので「インチ」を使う場面は少ないというのに 12・10・7インチが
どれくらいの距離かを知っていて俺って凄い!と思い 俺ってアメリカナイズされているぜ!
俺ってかっこいい!俺ってモテモテ!と グルグル回るターンテーブルに向かって叫ぶのでした。

ただ彼は実際に発音する時は「トゥエルブ・インチ」「テン・インチ」「セブン・インチ」とは発音せず
「じゅうにインチ」「じゅうインチ」「ななインチ」と言うので まったくアメリカナイズされておらず
かっこよくてモテモテどころか 人間性に問題があるため友達もおらず・・・つづく。

以下はこの壮絶な物語の参考資料となります。
ForAmerica12inch.jpg  Red Box 「For America」 (1986)
英 SIRE YZ84T (12")

A1 For America (Bazooka Mix)
B1 Ain't Got No... I Got Life
 2 R'n A


こちらは12インチ盤。 A面のバズーカ・ミックス(意味不明)は
1980年代的なロング・バージョンになっていて意味不明。
しかし内容はB面も含め最高です。 
ForAmerica10inch.jpg  LeanOnMe.jpg  Red Box 「For America」 (1986)
英 SIRE YZ84 SF (10"+shaped picture 7")

record one
A1 For America (Boys Own Mix)
B1 Ain't Got No... I Got Life
 2 R'n A

record two (英 SIRE W8926 P)
A1 Lean On Me (Ah-Li-Ayo)
B1 Stinging Bee
上の写真は2枚組みの10インチ・シングルで見開きジャケットになっています。 ジャケットのトリミングが
12インチとはほんのちょっとだけ違い もちろんそういう場合は並べて眺めてニヤニヤしますよね!

2枚組みの1枚目が10インチ・サイズで A面のボーイズ・オウン・ミックス(意味不明)は
通常ヴァージョンと一緒っぽくて意味不明。 B面の2曲は12インチと同一ヴァージョンです。

2枚目は赤い箱のかたちにシェイプされたピクチャー7インチ。 この「Lean On Me」という曲は
「For America」の1つ前のシングルで その時作ったピクチャー7インチの売れ残りを捌くため
無理矢理2枚組みにしたとしか思えない抱き合わせ商法。 何としてでもピクチャー7インチを
捌くためにわざわざ「For America」の10インチを作ったのかもね! そんな執念を感じる1枚です。

 

2012年5月2日更新の表紙

2012年 音楽ソフトを購入しない日々が続いております。 2012年に購入したのはまだ数枚で
かつては ひと月20枚くらいは購入していたというのに・・・いや 買う物が無い訳じゃありません。
購入しない最大の理由はズバリ!金が無いというシンプルで最もわかりやすい理由です。

しかし「購入しない日々」がこれだけ続くと音楽離れが進みそうで怖いですねぇ。
購入する予定が無いのでレコード屋へも行かないし アマゾンなどのネットの店もたまに覗くだけ。
元々最新の音楽情報に疎いのに更に疎くなり もう 音楽って何?わたしは誰?状態へ突入。
これはまずいので リハビリのつもりで最新の音楽情報をキャッチしにネットの世界へGOしました。

そこでキャッチした最新情報のひとつで マドンナという米国の女性シンガーがいるのですけど
この人の何だか鬼のように安いCD11枚組のBOXセットが絶賛発売中という情報がありました。
いまどき旧譜のCDなどはびっくりする程売れないので 輸入盤などは投げ売りされているし
「例の5枚組み」などは2000円程度で売られており 1枚400円で買える計算になります。
そしてマドンナの11枚組はもっと凄く 1枚300円しない価格で販売しているじゃないですか!

うーむ これは安い!びっくりしたぜ! でも びっくりしたからってマドンナのCDを買うのか?
だいたいマドンナってダンス・ミュージックな曲ばっかりだし そんな音 別に好きでもないし・・・
と思いつつも あまりのクソ安さに えーい!仕方ない買っとけ!と 勢いで買ってしまいましたよ。

で 全部聴きましたが これがけっこう良いなぁと感じていて 自分でもびっくりしています。
ただCD11枚もあるというのに一番聴きたかった「イントゥ・ザ・グルーヴ」が入ってないでやんの。
「イントゥ・ザ・グルーヴ」はサントラ盤収録曲なんだね。 ちゃんと調べてから買いましょうね。
まあいいや 1st収録の「ボーダーライン」でかなり盛り上がらせていただいたので。

しかし それ程好きでもなくても買ってしまいたくなる 激安BOX商法は恐るべしですね。
他にも激安BOX出ないかな? U2とかXTCとかが出たらいいのになぁ。
 
TheCompleteStudioAlbums1983-2008.jpg
Madonna
「The Complete Studio Albums
(1983-2008)」 (2012)

小さいサイズの紙ジャケが11枚。
クレジット類は曲名のみです。

 
Madonna.jpg
Madonna 「Madonna」 (1983)
今回最も盛り上がった「ボーダーライン」を収録した1st。
1980年代サウンドが大爆発していて
聴いていると恥ずかしくなる事確実なダンス・アルバムです。
しかし逆にその徹底ぶりが気持ち良いです。

 

2012年2月7日更新の表紙

ジョン・セバスチャンの「She's A Lady」という曲のバックに素敵な笛の音が入っていますよね。
この音はリコーダーなのかな?フルートなのかな? どちらにしても僕はアコギ&リコーダー 又は
アコギ&フルートという楽器構成で迫られるともう無条件に降参でハラホロヒレハレーとなってしまう
得意体質の変人なので 当然「She's A Lady」も聴くたびハラホロヒレハレーと昇天中です。

しかしフルートはともかく リコーダーという楽器は何だかダサいイメージってないですか?
何でダサいイメージがあるのかというと リコーダーは小学生が音楽の授業で吹きまくっている楽器で
吹きまくっている結果 ランドセルからひょこりと顔を出していたり 下校中に吹きながら歩いていたりと
リコーダー・イコール・小学生が吹く楽器で 大人の楽器のイメージが無いからではないでしょうか。

更に学校生活でのリコーダー活用法について言うと 好きな女子のリコーダーの吹き口を
こっそり舐めて興奮!なんてのは当然だし 一歩進んだイカしたヤツはチャンスを見つけて
自分の吹き口と好きな女子の吹き口をこっそり交換してスーパー大興奮!していますよね。
その反対にイヤなヤツのリコーダーの吹き口には汚物をなすりつけておくのが定番でしょうか。

つまり今キミが吹こうとしているリコーダーの吹き口は自分の吹き口じゃないかも知れないのです。
気持ちの悪いアイツの吹き口と交換されているかも知れないので要注意! 危険な汚物が
なすりつけられている可能性もあるから 吹く前のチェックは怠るな!と言いたいですね。

さて ところで写真はラヴィン・スプーンフルというバンドでジョン・セバスチャンと一緒に活動していた
ザル・ヤノフスキーの唯一のソロ作「Alive And Well In Argentina」の日本盤紙ジャケCDです。
どうです! ジャケットでリコーダーを吹いていますよ。 こんなのもう無条件でハラホロヒレハレーと
なりそうなところですが 聴いていても中々リコーダーの音が聴こえてこないんだ・・・。

1曲だけ これリコーダーの音かな?と思う部分があるけど ジャケットの図柄が実際に出てくる音に
反映されていないシリーズの1枚なので 小学生諸君に言いたい事はリコーダーの吹き口の
チェックは怠るな!という事に加え 安易にジャケットで判断するな!とも言いたいのです。
小学生の諸君! この言いつけを守って安易にジャケットで判断しない立派な大人になって下さい。
 
AliveAndWellInArgentina.jpg Zalman Yanovsky
「Alive And Well In Argentin
a」 (1968)
 

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