これを聴いて死ね〜ブリティッシュ・フォーク・ナウ〜2009年の表紙コーナー騒ぎ!


2009年12月2日更新の表紙

長年に渡り音楽ソフトを買い続けているとどんどん枚数が増えて行き収納場所に困ってしまいます。
聴かないモノは売り飛ばしたり人にあげたりして枚数を減らし収納場所を確保する訳ですが
欲しいモノは出続けて 出たら買ってしまうので 結局減る枚数よりも 増える枚数の方が多いですよ。

それでも何とか収納しなければいけません。 プラスチック・ケース入りのコンパクト・ディスクは
スリム・ケースへ入れ替えにより 今までの収納場所に更に多い枚数を入れる事が可能ですが
スリム・ケースへの入れ替えなどできないLPとなると新たに収納場所を拡張するしかないのです。

まあLPでも数枚であれば隙間に無理矢理押し込むという古典的な方法が可能ではありますね。
しかしこの方法は もう入らないだろうと思われた所にピッチピチになるまで入れに入れまくるので
次 取り出す時 あまりにピッチピチで指が痛くなるほどの力を使って引き抜かないと取り出せない
という副作用も伴ってしまいます。 気軽に万人にオススメできるような手法ではありませんね。

このようにLPの収納に困っている方々が全国に数千万人はおられると想像できるというのに
最近のLPはやたら幅が太いヤツが多くて 全国数千万の困っている方を更に困らせているのです。
 
この間購入したスフィアン・スティーヴンスの「BQE」も
3面見開きジャケットで幅が1センチもありました。
右の写真の真ん中の赤いヤツがその「BQE」で
盤は1枚しか入っていないというのに無駄に太いですねぇ。

その左隣の青いヤツ「イリノイ」も3面開きジャケットで
同じ位太いけどこちらは2枚組なのでまあ納得・・・としても
この2枚で2センチの幅をとっていて シングル・ジャケLPの
5〜6枚分くらいは場所を占拠してしまっているのです。

このような最近の無駄に幅の太いLPシリーズは
LP自体がマニア向けのコレクターズ・アイテムとして
機能し出してきたという事でしょうか。 音楽が一切場所を
とらないただのデータとして流通し始め そちらが主流に
なってもおかしくない時代に逆行した幅の太さですものね。

実際 収納に困る幅の太さで困った困ったと言いながら
3面開きジャケットなんて そりゃー嬉しいじゃないですか。
うーん やはり幅が太くて嬉しいとか言ってしまうマニア向けに
LP自体がコレクターズ・アイテム化してきていますねぇ。

なお「BQE」にはA4くらいのサイズの40ページもある
コミックが付録で付いていて こんなモンが付いてるから
無駄に幅をとるんだよ! でも付録付きで凄く嬉しいけどね!
このコミックはフラフープで悪を倒すという内容です・・・たぶん。
 
RecordDana.jpg

SuperTeenageHooperHeroes.jpg
 

2009年10月18日更新の表紙

以前2009年2月5日更新の表紙で発表したのですが 元モンキーズの鋭利なもみあげ大将こと
マイケル・ネスミス・プロデュースの英国フォーキーのアルバムを信じられないほど大量に並べて
レヴューを書くという 壮大なロマンに満ちた世界初の試みが行われるはずでした。

しかし「ネスミスvs尾崎紀世彦 鋭利なもみあげ10番勝負! 真のもみあげ王は誰だ?」という
レヴュー・タイトルに無理があったのか 司会進行役で登場していただこうと思っていた
金ピカ先生のもみあげは でかい事はでかいけど 鋭利ではない事が判明してしまったので
この試みは頓挫してしまい・・・いや本当はレヴューする作品がイアン・マシューズの1973年作
「ヴァレー・ハイ」1枚だけしか用意できなかったというだけなんだけどね!

そんな中 はやくCD化して欲しいと全員が願っていたマイケル・ネスミス・プロデュース作品
バート・ヤンシュの1974年作「LA・ターンアラウンド」がやっとCD化されたので入手しましたよ。
ヤンシュのアルバムは地味で暗くて何かパッとしなくてとっつきにくい作品が多いけれど
「LA・ターンアラウンド」は穏やかで聴きやすいシンガー・ソングライター作品の趣で凄く良かった!

今回のCD化はボーナス曲4曲に加え レコーディング風景を中心にした約13分の映像が付き
この映像がまた素晴らしくてよぉ。 古そうな民家でリラックスした雰囲気でレコーディングしていて
もちろんマイケル・ネスミスとバート・ヤンシュが絡む場面も数々登場して興奮しますねぇ。

ただこの映像でのネスミスのもみあげはヒゲと繋がっていて あらゆる物を切り裂く鋭利なもみあげは
見る事はできません。 そこはヒジョーに残念で 鋭利なもみあげが切り裂いてくれないので
ペダル・スティール奏者のレッド・ローデスの割れたアゴに目が行くしくみの映像になっています。
 
LATurnaround.jpg
Bert Jansch
「L.A. Turnaround」 (CD)

 
 そう マイケル・ジャクソンも整形までしてアゴを割った訳ですから
 これからは割れたアゴが注目の的になっても
 何らおかしくない時代に突入した事にみんな気付きましょう。

 よーし 「ネスミスvs尾崎紀世彦 鋭利なもみあげ10番勝負!
 真のもみあげ王は誰だ?」のレヴューが頓挫してしまったので
 「紅白対抗 割れたアゴ歌合戦! 真のアゴ割れ王は誰だ?」
 のレヴューを計画しなければ! また壮大なロマンに満ちた
 世界初の試みがはじまりましたよ。 忙しくなるぞぉ。
 でも 金ピカ先生の登場は無いなぁ・・・アゴ割れて無いし。
 

2009年8月17日更新の表紙

未CD化だったアメイジング・ブロンデル後期のDJMレーベル時代の4作品がやっとCD化され
未所有だった1975年作「インスピレーション」と1976年作「バッド・ドリームス」を聴く事ができました。
これでアメイジング・ブロンデル全制覇だぜ! やったぜ 父ちゃん! 明日はホームランだ!

今回のCD化は 輸入盤は英トーキング・エレファント社からでフツーのプラケース仕様。
日本盤はエアー・メイル社からのボーナス・トラックも入った紙ジャケCDという体制でした。
最近は紙ジャケでもプラケースでもどっちでも良い気分なので ポイントはボーナス曲なのですが
経済的問題から価格の安い輸入盤を入手する結果になってしまい このボーナス曲が気になって
もう気になって気になって このままだとその内 ボーナス曲が夢に出てきて夜中うなされそうですよ。

ヒジョーに気になるのでエアー・メイルさんのページをしょっちゅう訪れて「ボーナス・トラック」の文字を
指をくわえて見ている毎日で・・・ちきしょー 父ちゃん! 恵まれない僕にボーナス曲の愛の手を!

で 指をくわえて見ていたら 今回同時にCD化された1974年作の「Mulgrave Street」の
カタカナ表記は「マルグレイヴ・ストリート」なのですね。 いや 以前この作品のLPを紹介した時
読み方適当シリーズで「ムルグレイブ・ストリート」と読んでしまって また読み方間違いが発覚!

またやっちまった・・・と思っていたら しかーし! ライブ盤の「ライブ・イン・ジャパン」を聴くと
この曲の演奏前に「ディス・イズ・コールド・ムルグレイブ・ストリート」と言っているじゃないですか!
まあ 英語の発音なのでカタカナ表記自体が無理があるっちゃー 無理があるのだけど
俺 読み方適当シリーズで正解を出したよ。 やったぜ 父ちゃん! 明日はホームランだ!

そんなんで ここのところ 入手した「インスピレーション」と「バッド・ドリームス」はもちろん
他の作品も激しく聴きまくっていて ホント良いっす 素晴らしいっす アメイジング・ブロンデル。
アメイジング・ブロンデル・・・略したらアメブロだね。 アメブロといったらアメーバブログの略
というのが世間一般には浸透してしまってるけれど そんな世間一般なんか信じてたまるか!
近い将来アメブロといえばアメイジング・ブロンデルと言わせてみせるぜ! 父ちゃん!
俺 頑張るよ! だから父ちゃん! 恵まれない僕にボーナス曲の愛の手を!

アメブロのレヴューはこちら・・・第9号 2000/3/17 エドセル・レコードのナイスな再発
                   第76号 2003/10/14 美しい英国の音で秋の切なさを更に満喫
                   第104号 2005/8/25 テリー・ウィンコットのヒゲの爆発ぶりに驚け
                   第128号 2007/6/6 もっとアメイジング・ブロンデルを語らせろ!
 
Inspiration.jpg
Amazing Blondel 「Inspiration」 (1975)
英 TALKING ELEPHANT TECD140 (CD/2009)
 
BadDreams.jpg
Amazing Blondel 「Bad Dreams」 (1976)
英 TALKING ELEPHANT TECD145 (CD/2009)
 

2009年7月25日更新の表紙

出たぁ! メアリ・ホプキン・ミュージックが放つネット限定販売の未発表曲集第3弾「ナウ&ゼーン」!
第1弾「ヴァレンタイン」は2007年に出て 第2弾「リコレクションズ」は2008年に出て
そして2009年の「ナウ&ゼン」ときたら 年1枚というハイペースなリリース体制じゃないかあぁぁ!
こんなに毎年メアリ様の歌声を届けてもらえるなんて 今という時代は何て凄い時代なんだあぁぁ!

年1枚というリリース・ペースからいくと来年・再来年・その翌年・更にその翌年も未発表曲集が出るな。
つまり あと100年で100枚の未発表曲集が出る計算になるぜ!・・・よし 完璧だ!俺の計算能力!
もちろん100枚とも聴きたいのであと100年生きなければ・・・これは気合いで生きるしかないぜ!

そんな今回の「ナウ&ゼン」は歌謡フォークな趣きの曲が多くてナイス!な事になっていて
バート・ヤンシュのギターをバックにメアリが歌うバートの書き下ろし曲(なのでしょか?)とか
B.J.コールのペダル・スティールが入るカントリー風味が心地良い曲があったりと聴き所満載です。
未発表曲を寄せ集めた編集盤なのでアルバムとしての完成度を求めてはいけませんが
それでもメアリ様の清楚な歌声自体が全体に統一感をもたらしていて 1枚のアルバムとして聴けます。

相変わらず各曲の録音時期のクレジットは無いですが全14曲中トニー・ヴィスコンティが絡んでいる
13曲は1970年代の録音でしょうね。 残りの1曲はギャラガー&ライルのベニー・ギャラガーが
プロデュースしているので1989年のアルバム「スピリット」と同時期の録音だと思われます。
そうそう こういう未発表曲集も有難いけれど 早いところ「スピリット」を再発して欲しいですねぇ。
 
NowAndThen.jpg
Mary Hopkin 「Now And Then」 (2009)
 
 「スピリット」はLPからCDへの移行期の1989年作って事で
 当時はLPとCD両方発売されたようですが
 マイナー・レーベルからの発売による流通の問題だったのか
 市場にはあまり出回らず 今やけっこうなレア盤ですからね。

 ねえ メアリ・ホプキン・ミュージックさん!
 僕はメアリ・ホプキン・ミュージックさんが放った5枚の作品を
 高額品にもかかわらず全部購入している上得意さんなので
 ひとつくらいリクエストに応えてくれないかい?
 そう 「スピリット」の再発を是非お願いしますよ。
 もし今すぐ出なくても 僕はあと100年生きる事にしたので
 100年間は待てます。 そんなんで100年以内に是非!
 

2009年6月9日更新の表紙

高田馬場のレコファンが閉店してしまうらしいので 最後にレッツ思い出作り!で行って参りました。
レコファンという店は 新品・中古・国内盤・輸入盤・CD・LP・DVD・・・と色々なアイテムを
オールジャンル扱っている便利な店で 店内の照明も明るく 小学生でも入りやすい感じですが
それなりにマニアックな商品も置いてあり 輸入盤が安いのでけっこう利用しております。
また都内に何店舗か展開しているので高田馬場店が無くなっても他へ行けばいいのですが
高田馬場地区からレコード屋がまたひとつ消えてしまうというのが何とも悲しいじゃないですか。

高田馬場で最もお世話になったのはディスク・ファンという店でしたが ここも数年前に閉店し
後はレコファンの隣りに昔からあるタイム・・・そしてハリー・・・もうこれだけしか残っていないのかな?
欲しい商品がインターネットを使って世界中から購入できる時代になってしまったし
ヤングな若者が音楽ソフトを購入しないという深刻な時代に突入しているので
実店舗でのレコード店の経営なんてそりゃー壮絶に大変なんだろうけれど
両店とも中古レコード屋らしい中古レコード屋なので 今後も頑張って欲しいものです。 

で レッツ思い出作り!で レコファンの店内をひととおり見ましたが中古品で欲しいモノは無く
新品でボブ・ディランの新譜のLPが出ていたので2580円で購入して参りました。
このLPは全10曲を A面3曲 B面2曲 C面3曲 D面2曲 と無理矢理2枚組にした逆2in1LPで
同内容のCDまで封入されていて さすがディラン! サービスが良いですねぇ。

それもCDは2枚入っていてサービス良過ぎ! トータルするとLP2枚CD2枚で計4枚入りだぁ!
この最新のサービスは逆2in1 又は1in2を超えた 逆4in1 あるいは1in4です。
いやCDは元々1枚で10曲収録されているヤツが2枚入っているので1in1by2でしょうか。
更にこれに逆2in1のLPを足すので 1in2with1in1by2on4で 何だか分かりません。
だいたい無理にinとかoinを使って表示する必要があるのかと思いますが
せっかくなので無理に表示しておかなければいけません。

いや もちろんCDが2枚入っているというのは 間違えて2枚入れちゃっただけだろうけれど
地球に優しい人格者である僕の日頃の行いが良いのでCD2枚入りを掴む事ができたのでしょうね。
でも同じCD 2枚もいらねーよなぁ。 ・・・まあ ちょっとした思い出作りにはなりましたよ。

レコファン高田馬場店は6月末に閉店のようなので最後にもう1回 思い出作りしに行こうかなぁ。
 
TogetherThroughLifeLP.jpg TogetherThroughLifeCD.jpg TogetherThroughLifeCD.jpg
Bob Dylan 「Together Through Life」 (2009) (2枚組LP&オマケCD2枚入り!)
 

2009年5月13日更新の表紙

さあ 遂に始まりました 永遠のテーマ・シリーズ! その第1弾はもし自分に子供がいたら子守唄に
何を歌ってあげるかという永遠のテーマにチャレンジ! 第1弾にふさわしい素晴らしいチャレンジだ!

子守唄というのは多少音痴の人でも歌えるような 覚えやすい素直なメロディーが必要ですねぇ。
また 子供を寝かすための歌なので ゆったりとした可愛らしいメロディーであればなおよろしいし
おとぎ話のような素敵な歌詞がくっついていれば申し分無いですよ。

そんな永遠のテーマに挑んで思いついた曲は・・・やはりあれしか無いな。 僕は決めました!
メアリ・ホプキン様の「Post Card」に収録されている ドノヴァン作のおとぎ話フォークの決定版
「Voyage Of The Moon」で決定だぁ! 早速インターネットで歌詞を検索してみたら出てきました。
この曲は早口で歌う感じでは無いので英詞でもこれは歌えそうだぁ。 よーし これはいける!

更にギターの弾き語りで歌ったりすると きっと子供も大喜びで 大爆笑しながら寝てくれそうですよ。
そんなんでコードをとってみたら 割と簡単なコード進行で弾けそうだぞ。 よーし これはいける!
・・・と弾き語りで歌ってみたら この歌詞ってどうなんだ?と思ってきました。 恋愛の歌かも知れないし
NASAのアポロ計画の歌かも・・・果たしておとぎ話フォークかどうか分からなくなってきましたねぇ。

それよりも明らかなおとぎ話フォークであるピーター・ポール&マリーの「Puff, The Magic Dragon」や
「Autumn To May」とかの方がいいかなぁ。 とっても有名曲である「Puff, The Magic Dragon」は
タイトルどおり魔法の竜の歌だし「Autumn To May」も不思議な動物が続々と登場して この2曲は
明らかにおとぎ話フォークです。 そしておとぎ話フォーク業界の中でも傑作中の傑作ですよ!

しかし ピーター・ポール&マリーなんてのは1960年代中盤まではスタイリッシュでかっちょ良い
グループだったんだろうけれど 1960年代後半のロックの時代以降は若いヤングからしたら
ピーター・ポール&マリーだとぉ? モダン・フォークかよ! オエェー! ってなモンでしょう。

若いヤングがモダン・フォークに拒否反応を示すというのに 究極の若いヤングである子供からしたら
子守唄にピーター・ポール&マリーなんか歌われた日にゃー オエェー! どころじゃないですね。
そうなると 親の歌う子守唄に対して赤ん坊が チッ! と舌打ちをしてしまう事態もおこりかねません。
いや 舌打ちする赤ん坊なんてそうそう見られるものじゃないので 子守唄に何を歌ったらいいか悩む
幼な妻の皆さん! 団地妻の皆さん! この機会に是非ピーター・ポール&マリーを歌って下さい!
 
PeterPaulAndMary.jpg
Peter, Paul And Maryの1stアルバム
「Peter, Paul And Mary」(1962)
「Autumn To May」を収録!

 
Moving.jpg
Peter, Paul And Mary
2ndアルバム「Moving」(1963)
「Puff, The Magic Dragon」を収録!

 

2009年4月10日更新の表紙

またヴァン・モリソンなのですが「Astral Weeks Live At The Hollywood Bowl」がねぇ。
この2009年最新作のライブ盤・・・やっぱ良いわぁー 凄く良いわぁー 只今興奮中! 
よーし こうなったらヴァンの事を「ヴァン・モリさん」とあだ名で呼ぶしかないな!
あだ名をつけられちゃうという事は人気のある証拠なので 只今僕の中で大人気のヴァンに
あだ名をつけない理由はありません。 そうなんです 不人気者はあだ名で呼ばれさえしないので
変なあだ名で悩んでいる学生諸君! それは君が人気のある証拠! もう悩む事はありません!

そんな「ヴァン・モリさん」のライブですが 昔 映画館でレイトショーで観た「ラスト・ワルツ」で
ボブ・ディランやニール・ヤングやエリック・クラプトンなどの強力なメンツが揃った全出演者の中でも
最も興奮したのがヴァンで ラメ入りのジャケットを着てピョンピョン飛び跳ねながら必殺の名曲
「キャラバン」を歌い その圧倒的なエナジーに完全にやられ大感動したのが思い出されますよ。

最新のライブ盤「Astral Weeks Live At The Hollywood Bowl」でも「ラスト・ワルツ」の頃と変わらない
圧倒的なエナジーを放っていて 歳をとっても誰も止める事ができないノンストップ・トレイン状態!
本当に凄いオヤジだ! もう最高だぜ! だからあだ名をつけずにはいられない「ヴァン・モリさん」!
 
もし奇蹟の来日公演があるならば「キャラバン」は
当然やってくれるよね! みんな絶対聴きたいぞ!
アルバム「Moondance」からの曲は「キャラバン」の他に
「ムーンダンス」と「クレイジー・ラブ」も当たり前のように
やって欲しいし あと1979年作の「Into The Music」に
入っている「Bright Side Of The Road」とか
1990年作「Enlightement」に入っている「Real Real Gone」とか
ヴァンにしては妙にポップな曲も是非やって欲しいなぁ。

ホーン ストリングス コーラス隊も従えた豪華な演奏陣で
東京国際フォーラム A席15000円といったところかな。
チケット代はこれ位がいい所。 ・・・うーん もっと高いかなぁ。
・・・と妄想はどんどん膨らんでいくのですが
ヴァン・モリソンは最後の頑固オヤジなので
そう簡単に来日はしないというのは知っています・・・グスン。

ところで「ヴァン・モリさん」のパターンでいくと
もっと色々あだ名がつけられそうですね。
ドアーズの「ジム・モリさん」 ビートルズの「ジョージ・ハリさん」
インクレディブル・ストリング・バンドの「ロビン・ウイリアムさん」
フェアポート・コンヴェンションの「リチャード・トンプさん」
マッギネス・フリントの「デニス・クールさん」
マーマレード〜ブルーの「ヒュー・ニコルさん」
・・・と まだまだいくらでもつけられる事が発覚!

あと バーズ〜フライング・ブリトー・ブラザースの
「グラム・パーさんズ」というのも ちょいと小粋じゃないですか。
いや いくらなんでも「パーさんズ」って!
売れない漫才コンビみたいで 頭も悪そうなあだ名ですが
あだ名がつくというのは人気のある証拠なので
まったく問題ありません。 一切問題ありません。
そう 変なあだ名をつけられて悩んでいる学生諸君!
君は大人気! もうあだ名で悩む事はありませんよ!
 
TheLastWaltz.jpg
The Band 「Last Waltz」 (CD)
IntoTheMusic.jpg
「Into The Music」 (LP)
Enlightenment.jpg
「Enlightenment」 (LP)
 

2009年3月20日更新の表紙

気が付いたらいつの間にか2000年代も2009年になっていて びっくりする訳ですが
1960年代は60s 1970年代は70s・・・と この方式で行くと2000年代は「00s」ですね。
という事は 何と! 00sも今年限りですよ。 これは大変だぁ! あたふた あたふた。
2009年末になったら皆さんこぞって00sの音楽界10大ニュースとかやってしまうんだろうなぁ。
これは皆さんこぞってやってしまう前にやっておかないと! 今の内にやったら俺が一番乗りだ!
俺凄い! 俺って天才! って事で考えてみました 00sの音楽界ニュース・ベスト10。

第10位 コリン・ヘア奇蹟の来日公演(2008年)
第9位 ブリジット・セント・ジョン奇蹟の来日公演(2001年・2006年)
第8位 ヴァシュティ・バニヤン奇蹟の来日公演(2007年)
第7位 イーダ奇蹟の来日公演(2009年)
第6位 アメイジング・ブロンデル奇蹟の来日公演(2009年)
第5位 ヴォーカルにアン・スチュワートのチューダー・ロッジ奇蹟の来日公演(2009年)
第4位 リンダ・パーハックス奇蹟の来日公演(2009年)
第3位 メアリ・ホプキン奇蹟の来日公演(2009年)
第2位 G・T・ムーアも入ったヘロン奇蹟の来日公演(2009年)
第1位 ヴァン・モリソン奇蹟の来日公演(2009年)

10位〜8位はホント奇蹟の来日公演でしたねぇ。 00sに実際に行われた奇蹟の来日公演は
その他にもデイヴ・ルイスだとかイアン・マシューズ&アンディ・ロバーツだとかパイロットだとか
フランキー・アームストロングだとか・・・まだあるのだろうけれども10位までには入りませんでした。

そして残りの7位〜1位は全然思いつかなかったので万が一起きるかも知れないニュースを
勝手に想像して期待を込めて順位をつけました。 そうなんです。 まだ2009年も8ヶ月程
残っているので可能性アリじゃないですか! ・・・っつーか「00sの音楽界ニュース・ベスト10」
とか言って全部奇蹟の来日公演になってしまいました。 実現したらどれもホント奇蹟的だけど
全部語るのは面倒なのでベスト3の人のライブ音源についてだけちょっとふれておきましょうか。

LiveAtRoyalFestivalHall1972.jpg FirstFinale.jpg AstralWeeksLiveAtTheHollywoodBowl.jpg
Mary Hopkin 「Live At The Royal Festival Hall 1972」 (CD)
Heron 「First Finale」 (DVD)
Van Morrison 「Astral Weeks Live At The Hollywood Bowl」 (LP)

第3位のメアリ・ホプキン様はネット限定販売の1972年のライブ音源CD。 ・・・と言いながら
フツーに店舗で売っていたりもします。 とにかく内容もさる事ながらジャケットもたまらん!
第2位のヘロンは2005年のライブの映像。 カラー・コピー・ジャケットに盤もDVD−Rという
体制のネット限定販売DVD。 ・・・と言いながらこれもフツーに店舗で売っていたりしますね。

第1位のヴァン・モリソンは2008年に行われた「アストラル・ウイークス」を全曲やったライブを
収録した2009年の新譜です。 このLPはCDより1曲多く「グローリア」が収録されております。
しかし彼の1960年代からの長いキャリアをして ついこの間のライブでこの凄みは何ですか!
「過去の人」とか「懐メロ」とかいった感じはまったく無く 現役感バリバリどころか
新たな若いファンを獲得してもおかしくないような強力なエナジーが漲っています。
ジャケットでは珍しく笑っている事だし これは最も実現の可能性が高いと判断して第1位です。 
来日していない最後の大物ヴァン・モリソン奇蹟の来日公演・・・期待していますよー。
 

2009年2月5日更新の表紙

鋭利なもみあげ業界第1位のマイケル・ネスミスがプロデュースした英国フォーキーのアルバムを
たくさん並べてレヴューを書く事が決定! 登場するアルバムはイアン・マシューズの1973年作
「ヴァレー・ハイ」と バート・ヤンシュの1974年作「LA・ターンアラウンド」の2枚で決定です。

いや たくさん並べるはずが2枚でレヴュー・ページを書くのはいかがなものかと今気付いたけど
ネスミス・プロデュースの英国フォーキー作品はこの2枚しか知らないのでいかんともしがたい!
それはそうと 今気付いたのだけれど バート・ヤンシュの「LA・ターンアラウンド」は
所有してなかった・・・いっけねぇ! 聴いた事無いや。 こりゃーホントにいかんともしがたい!

「LA・ターンアラウンド」ってアルバムは未CD化作品で カリスマ・レーベルからの英国盤LPは
けっこうな価格で出回っているレア盤のようです。 そんなLPは購入できないので7〜800円で
安い米国盤LPがあったら購入するつもりだけど そもそも米国盤が存在するかどうかも知りません。

マイケル・ネスミス・プロデュースだから カントリー・ロック色もあったりするんだろうなぁ・・・と
「LA・ターンアラウンド」の音を勝手に想像して妄想して楽しんでもいますが聴けないので
仕方なくもう1枚の方のイアン・マシューズの「ヴァレー・ハイ」を聴いてガマン作戦です。

マシューズは元々カントリー・ロック色もある米国西海岸サウンドを志向していたので
マイケル・ネスミス・プロデュースの「ヴァレー・ハイ」が他のアルバムと特に違う音だという事も無く
ごく自然に耳にすぅーっと入ってくるカントリー・フレイヴァーが心地良く響く作品になっていますね。

ValleyHi.jpgIan Matthews 「Valley Hi」 (1973)

写真の「ヴァレー・ハイ」は800円くらいで数年前に購入したアメリカ盤LPですが
これを考えると「LA・ターンアラウンド」もアメリカ盤LPなら7〜800円で出回っていそうです。
これはとにかくダッシュで「LA・ターンアラウンド」を800円で入手しないといけないのですが
中古LP購入もいいけど はやくCD化してくれた方がいいな。 もう明日にでもCD化してくれ!
ヤンシュのカリスマ時代の作品のCD化を望んでいる人はけっこう多いと思うんだけど・・・。

そんなんで今のところレヴュー予定アルバムが1枚しか用意できていないという悲惨な状態で
せっかく決定したレヴュー予定なのにこのままだと頓挫してしまうじゃないですか!
もうすでに「ネスミスvs尾崎紀世彦 鋭利なもみあげ10番勝負! 真のもみあげ王は誰だ?」
というレヴュー・ページのタイトルも考えてしまっているので ダッシュで明日にでもCD化してくれ!

そして マイケル・ネスミスのもみあげ情報はこちらのページで絶賛配信中!
第18号 2000/7/29 西海岸のシンガー・ソング・ライターを聴け
第28号 2001/1/8 レコード屋のセールに騙されるな
第92号 2004/11/19 もみあげ業界は今後伸びるので今から株を買っとけ!
2006年の表紙コーナー沙汰(2006年8月6日更新の表紙)
 

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