2007年の表紙コーナー沙汰!


2007年12月20日更新の表紙

ああ アリスが聴きたい! アリスが!・・・と急にアリスが聴きたくなった訳ですが
アリスってゆーのはチンペイ ベーヤン キンチャンの3人組のあのアリスの事ですよ。
しかし悲しいかな現在手元には音源が無くて聴く事ができないという厳しい状況なのです。

特に聴きたいのは「冬の稲妻」「ジョニーの子守唄」「チャンピオン」「秋止符」などのヒット曲を放っていた
後期のいかにものニューミュージックな時代のアリスでは無くて 初期〜中期のあまり洗練されていない
時期の「走っておいで恋人よ」「走馬灯」「黒い瞳の少女」あたりのポップ・フォークな曲が聴きたいのさ!
アルバムでいくとアリスI〜アリスIVくらいまでだね。 まあ後期でも草の香り漂わせる名曲
「夢去りし街角」とかは聴きたいなぁ・・・こーいったカントリー・タッチの曲はベーヤンの得意技だったね。

で いまどきアリスのアルバムってちゃんと売っているのかなぁとHMVのサイトで検索してみたら
何種類か紙ジャケCDで再発されているみたいでした。 ついでに試聴もしてみたけど
2〜30秒しか流れない試聴では楽曲の良さがよくわからんよ!

仕方ないので手持ちのアルバムで 最もアリスにサウンドが似ているのではないか?と
斉藤哲夫のベスト盤CDを聴いてみましたが うーん全然違う・・・やっぱりアリスが聴きたい!

でも斉藤哲夫も素晴らしいよなぁ。 たまに声が裏返ってしまう甲高くてすっとんきょうな歌声が良いぜ!
ただ僕は幼稚園〜小学生の頃に吉田拓郎や斉藤哲夫や加川良や岡林信康なんかを
親戚のあの人から無理矢理(でもないけど)聴かされるという環境だったので
ここら辺のフォーク系のヤツって何か久々に聴いてもレコードに合わせて一緒に歌ってしまって
良いとか悪いとか判断する前に懐メロ状態に陥っていますけどね。
 
GoldenJPopTheBest.jpg
 
それでもこのベスト盤にはすこぶる名曲の「さんま焼けたか」や
すこぶる名曲の「吉祥寺」も入っていて素晴らしいのです。
両曲とも途中でバンジョー・ロールが切り込んでくるという
僕好みの演出がニクい すこぶる名曲になっていますよ。

いやぁ「吉祥寺」は聴くと用事は無くても吉祥寺に
行きたくなる事うけあいのすこぶる名曲だよなぁ。
チキチキチー キチジョージ チキチキチー キチジョージ
チーチキチキチー キチジョージ・・・まあ行かないけどね。

しかしこのベスト盤CDのタイトルが
「ゴールデン・Jポップ・ザ・ベスト」ってなモンだ!
・・・「Jポップ」って! オエェー! さあ皆でオエェー!
 

2007年10月20日更新の表紙

ちょっと ちょっと こんな事ではもうプッツンですよ!
何がプッツンかって 遂にコンパクト・ディスクの収納棚が満杯になって入らなくなったのです。

紙ジャケCDはちょっと前に収納スペースが無くなったのでレヴュー第126号
燃やす事を決意しましたがプラケースのCDの収納スペースも無くなるという
ハプニングが発生して現在はそこら辺に10枚くらい平積みになっているという状態です。

収納スペース確保のため入れ替えるとプラケースCDの厚みが約3分の1になるという
フラッシュ・ディスク・ランチ社製のソフト・ビニール・ケースへの入れ替え作業もしていたのですが
それをもってしても収納棚に収まらないというハプニングにはもうプッツンするしかありません。

しかしその入れ替えをしたソフト・ビニール・ケースにもプッツンを増長させるハプニングが発生!
ジャケットにビニール・ケースが張り付いて印刷が剥がれて大変な事になるという現象が発生!
紙質のせいなのか米ラウンダー社と米サンデイズド社と英BGO社のみに発生!
特にラウンダー社に大量発生中! それもなぜかジョン・ハートフォードに大量発生!
・・・といってもジョン・ハートフォードで剥がれたのは2枚ですけどね。
なお サンデイズド社とBGO社はそれぞれ1枚づつ印刷の剥がれが発生しました。
 
AereoPlain.jpg

SteamPoweredAereoTakes.jpg
 
 印刷が剥がれたジョン・ハートフォードの2枚のCDは
 1971年のプッツン・ブルーグラスの傑作「エアロ・プレイン」。
 そしてその時のセッションの未発表曲や別ヴァージョンを
 ブチ込んだ「スチーム・パワード・エアロ・テイクス」です。
 「スチーム・パワード・エアロ・テイクス」は彼が
 2001年に亡くなった後の2002年に出たヤツです。

 しかし どーですか これ。
 「エアロ・プレイン」の方は点々と剥がれて見方によっては
 ヴィンテージ感が増して味のあるジャケットとして
 見られますが・・・って見られるかっつーの!

 「エアロ・テイクス」の方は豪快に剥がれて見方によっては
 豪快な剥がれを上手く利用した世界で唯一のアートとして
 見られますが・・・って見られるかっつーの!

 ラウンダー社の他の人のCD アリソン・クラウスや
 ジョナサン・リッチマンは今のところ大丈夫だけれども
 これは危険なので再びプッツンする前に
 ソフト・ビニール・ケースから出してしまわないといけません。

 「エアロ・プレイン」はレヴュー第75号で書いていて
 印刷が剥がれる前の正しいジャケット写真が載っています。
 久々に聴いたらやっぱりこれはプッツンした傑作でした。
 プッツンも悪くないなぁ。 僕ももう暫くプッツンしとくか。
 

2007年9月4日更新の表紙

アイルランドから登場したスリルスの3rdアルバム「ティーンエイジャー」が出ました。
1stと2ndはLPで購入したので そうなると3rdもLPで揃えたいじゃないですか。
そんなんでLPの発売待ちをしようと思ったのですが とにかくはやく聴きたかったし
何かLPは出そうに無い雰囲気もあったのでレコファンで輸入盤CDを購入してしまいました。
いやぁこれがブッ飛ばしの輝ける青春ポップスが炸裂して期待以上にバッチグー!でしたねぇ。

スリルスが今まで出した3枚のアルバムはどれもバッチグー!な内容になっているのだけど
デビューからずっとテンションが落ちていないバンドって近年中々無いんじゃないかなぁ。
ただ彼らは1stで小ブレイクした感はあるものの その後はブレイクせず人気も平行線でしょうか。
これだけバッチグー!な3rdでもブレイクしないんだろうなぁ。 いやブレイクしなくてもいいけど
人気も無いと来日もしないじゃないですか。 ちっきしょー!・・・ライブで見てみたいバンドです。

ところでスリルスは「スリルズ」だとずーっと思っていたのですがレコファンに購入しに行って
スリルス・コーナーに並んだ日本盤CDの表記を見て「スリルス」が正解だとはじめて知りました!
更に最近発覚した読み方の間違いが発覚したシリーズは
サフジャン・スティーヴンスは「スフィアン・スティーヴンス」が正解!
リンダ・ドラッパーはどうやら「リンダ・ドレイパー」が正解のようです。

スフィアン・スティーヴンスに関しては本当に発音がわからなかったので過去のレヴューでも
読み方適当シリーズですと書きましたが スリルスとリンダ・ドレイパーは素で間違っていました。
悔しいのでこれからも色々な事を素で間違っていく予定なのでよろしく! ・・・いや 夜露死苦!

そんな読み方間違いが発覚した人たちのレヴューは以下のページで書いています。
スリルズ・・・「So Much For The City」→第73号 「Let's Bottle Bohemia」→第107号
サフジャン・スティーヴンス・・・「Seven Swans」→第98号
リンダ・ドラッパー・・・「One Two Three Four」→第121号

そして下の写真は彼(女)らのまだレヴューで書いていないアルバムです。
リンダ・ドレイパーの「Keepsake」は最初「キープサケ」と読んでしまうという間違いもあったし
今後レヴューで書くかも いや書かないかも。 登場した時はよろしく! ・・・いや 夜露死苦!



※その後、やはり「スリルズ」が正解である事が発覚しました!
 
Teenager.jpg 
The Thrills
「Teenager」 (CD/2007)

 
Illinoise.jpg
Sufjan Stevens
「Illinoise」 (LP/2005)
 
Keepsake.jpg
Linda Drasper
「Keepsake」 (CD/2007)

 

2007年7月22日更新の表紙

メアリ・ホプキン様のネットのみで販売しているコンパクト・ディスクを2枚ゲット! ひゃっほーい!
1枚はライブ盤で 1枚は未発表音源集ですが 両作とも内容もたまらないったらありゃしないです。
しかし僕のようなチンピラがこんなに簡単に憧れの海外通販ができるなんて
つくづくインターネットって便利ですねぇ。 裏返すとインターネットは危険でヤバいですけどね。
LiveAtRoyalFestivalHall1972.jpg
Mary Hopkin
「Live At The Royal Festival Hall 1972」 (CD)
 Valentine.jpg
 Mary Hopkin
 
「Valentine」 (CD)

で メアリ・ホプキンといえばアグネス・チャンとくるのが世界的にも当然ですよね! そーですよね!
アグネスの1975年のライブ盤「ファミリー・コンサート」では 曲間でたどたどしい日本語で
色々と喋っているのですが みんな私が「メリー・ホプキンス」に似ているって言うという話しをして
「今日ワタシ歌うの曲は 皆あまり知らないかもしれないげど とてもいい曲です」と紹介して
メアリ・ホプキンのカバー「Knock Knock Who's There」を歌うのです。 ひゃっほーい!
このライブ盤 他にも英語曲のカバーが数曲入っていて 演奏はムーンライダースときたモンだ。

まあアグネスは そのようなナイスな英語曲のカバーも歌っていて 日本語で歌う曲でも
フォーク〜カントリー風味が炸裂するスンバラシー曲もあるけれど基本的にアイドル歌謡ですよ。

うーん・・・アイドル歌謡かぁ・・・という人のためには 英語の歌のみで編集された2枚組CD
「ベスト・オブ・アグネス・チャン」というのも用意されています(香港盤です)。
あまり洋楽に詳しく無い人でも聴けば あーこの曲どっかで聴いた事あるといったレベルの
有名曲のカバーがズラーっと並んでいて もちろんフォーク〜カントリー風味の曲もあります。

ただこの2枚組は香港で発表したアルバムからの編集盤のようで バックの演奏が何かショボいし
ジャケットも「ひなげしの花」のシングルの写真を勝手に流用しました的で 香港的な訳です。
ん? よく聴くとメロトロンらしき音が入っている曲もあるじゃないですか。
これは その内プログレ・ファンが飛びつく事確実だな! そんな訳無いか・・・。
FamilyConcert.jpg
アグネス・チャン
「ファミリー・コンサート」 (LP)

 
 TheBestOfAgnesChan.jpg
 Agnes Chan
 「The Best Of Agnes Chan」 (CD)
 

2007年6月14日更新の表紙

元ゴーキーズ・ザイゴテック・マンキのリチャード・ジェームスの
1stソロのLPが発売されていたので必死で購入!
CDを持っているというのに必死で購入!

もしCDを持っていてもやっぱりジャケットの大きいLPが
欲しい欲求は抑えられず LPを発見したらLPも購入する
という狂った行為は以前からやっていたのだけど
以前は同じアルバムを2枚持っててどーするの?の法則
に従いLPを入手したらCDは必死で処分していました。

ところが最近はLPを入手してもCDを処分しないという
体質に変化中。 この体質変化は危険です。
その内 英国盤 米国盤 日本盤 その他各国盤とか
平気で揃えちゃうような体質変化への前兆でしょうか。

リチャード・ジェームスに関しては内容もバツグンだし
LPとCDでジャケットが違うので 見た感じも違うし
両方持ってて当たり前!という気分ですよ。
・・・とあれこれ理由をつけてCDを処分しない体質を
何とか肯定して 自分自身を納得させようと必死なのです。

リチャード・ジェームスはLPが出てめでたしめでたしですが
元ゴーキーズ・ザイゴテック・マンキのもう一人の中心人物
エイロス・チャイルズのソロ2nd「ボレ・ダ」は今のところCDしか
出ていませんねぇ。 仕方ないのでCDで聴いていますが
これもLPが出たら必死で購入シリーズ確定ですよ。

1stの「チャップス」はLPも出たモンで所属レーベルの
ウイチタは偉い!偉い!と以前書きまくったのですが
2ndの「ボレ・ダ」のLPが出ないので 手の平を返すように
ウイチタ何やってんだ!コノヤロー!と抗議しておきます。

で 1stの「チャップス」はまるでデモ音源集みたいな
テキトーな雰囲気のアルバムだったけれど
2nd「ボレ・ダ」はもう少ししっかりと作り込まれています。
また「ボレ・ダ」は全編ウェールズ語で歌われており
ウェールズ魂炸裂のアルバムになっていますよ。

なおエイロスくんのページでは「ボレ・ダ」の次のアルバムも
夏にリリース予定との情報が載っています。
・・・リリース・ペース早っ! ホントに出るのかいな?

あとゴーキーズ関連でLPが出たら必死で購入シリーズは
ゴーキーズのラスト・アルバム「スリープ/ホリディ」ですねぇ。
これは2003年の作品なので 発売から既に何年か経ち
今さらLPが出るとも思えない訳ですが
ベックの2002年作の「シー・チェンジ」は2006年に
LPが出たので必死で購入したという特殊な例もあるので
「スリープ/ホリディ」もLPが出るのを必死で待ち続けます。

今さら出るとも思えないLPが出るのを待つという
危険な体質については もう10年以上前から
その体質だったので何ら問題はありません。
・・・いずれにせよ必死です。
 

TheSevenSleepersDenLP.jpg
Richard James
「The Seven Sleepers Den」 (LP)

TheSevenSleepersDenCD.jpg
Richard James
「The Seven Sleepers Den」 (CD)

BoreDa.jpg
Euros Childs 「Bore Da」 (CD)

Chops.jpg
Euros Childs 「Chops」 (LP)
 
SleepHoliday.jpg
Gorky's Zygotic Mynci
「Sleep/Holiday」 (CD)

 
SeaChange.jpg
Beck 「Sea Change」 (LP)

2007年5月14日更新の表紙

このページは全世界65億人に向けて発信しているモンで
毎日毎日 電子メールがだいたい2〜30通は来て 多い日になると4〜50通は来ます。
1日メール・チェックをしないとメールの件数が100通を超えていたりして
その量の多さに反応できなくて困っていますよ。 ああ困った困った。

特に英語のメールを多くいただいていて 本当はちゃんと読んで返事を書かなければ
いけないなぁと思うのですが 英語は苦手なので読むのが大変じゃないですか。
そんなんで せっかくメールをいただいているのに全部読まずに捨ててしまっています。

例えば本日いただいた英語のメールのタイトルはこんな感じですよ。

「Full of health? Then don't click!」
「Best Price, CialisXanaViagra\/aliun, A-Z pills, ship all countries aj」
「She will love you more than any other guy」
「Separate yourself from other men」
「Customers alert, new pharma site is realised!」
「Women will love your new figure」
「 She wants a better sex? All you need's here!」

これはほんの一部で その他30通ほど 申し訳ないですが読まずに捨ててしまいました。
これらのメールを出していただいた方々にこの場を借りて謝りたいと思います。 スマン!

しかしホント読まずに捨ててしまうのは申し訳無いので 英語には反応できません
という事をページに表示しておくのが良いなぁと 色々なサイトを調べてみたら
「ディス・サイト・ジャパニーズ・ヴァージョン・オンリー」と表記するのが良いようだったので
カウンターの下にその表示を入れる事にしました。 もちろんカタカナ表記でね!

ふう・・・これで英語のメールが激減する事が確実となりました。
全世界65億人に向けてページを発信していると色々と気苦労が多いぜ・・・
 

2007年4月22日更新の表紙

これだけ音楽を聴いていると ちょっと良いくらいでは興奮しなくなってくるというのが世の常で
新たに仕入れたアルバムでまあまあ良いなぁーレベルのヤツは激しく繰り返し聴く事も無く
結局今までに出会った相当良いヤツをまた激しく繰り返し聴いて興奮してしまうのです。

自分のレコード棚にレコードが10〜20枚くらいしか無かったレベルの頃は
まあまあ良いなぁーレベルのヤツも興奮最高潮で激しく繰り返し聴いていたし
あんまり良くねーなぁーレベルのヤツでも それなりに興奮して繰り返し聴いていたけれど
今やあんまり良くねーなぁーレベルのヤツなんて0.5秒で処分するレベルですからねぇ。

ヘロンやヴァシュティ・バニヤンやチューダー・ロッジやマーク・フライやコリン・ヘアや
トレイダー・ホーンやサイモン・フィンやアメイジング・ブロンデルやアーニー・グレアムなどなど
非トラッドの英国フォーク系のヤツは何度聴いても興奮してしまう凄いレベルの音楽が多くて
新たに仕入れたアルバムにもこのレベルの音を求めてしまうのもいけません。
ちょっと良いくらいでは興奮しないのは そこにもきっと原因があるんだよね。

フォーク系では無い新しいジャンルに手を出したら ちょっと良いくらいで大興奮できるかなぁ。
例えばブラック・ミュージックとかを聴いてみたら新たな興奮に出会えるかも知れません。
そーいえばそっち方面でも所有しているヤツもあって スプリームスのベスト盤CDと
スリー・ディグリーズのベスト盤CD・・・だけかな? 他にも何かあったかも。

スプリームスは「恋はあせらず」が急に聴きたくなって思わず購入。
スリー・ディグリーズは「天使のささやき」が急に聴きたくなって思わず購入しました。
・・・と両者ともCDに合わせて一緒に口ずさめるレベルの有名なヒット曲が聴きたくて
購入したのですが 両者とも女性3人組みのコーラス・グループですねぇ。
そして両者ともディープなブラック・ミュージックを感じさせないポップで聴きやすいレベルです。

そんなんで久々に両アルバムとも聴いてみたらスプリームスは全編通して良かったです。
スリー・ディグリーズは「天使のささやき」はスンゴい良かったけれど他の曲はイマイチでした。

さて これをきっかけにブラック・ミュージックに手を出すかどうかは・・・気分次第だね。
それにしてもダイアナ・ロスの声は可愛らしいなぁ。 その可愛らしくない顔面との
ギャップがたまりません・・・と音よりも風貌方面でテキトーな事言ってしまうレベルの僕なので
まあまあ良いなぁーレベルのヤツで興奮する前に まずは音楽をきっちり語れるレベルに
ならないといけないなぁと反省できるレベルになる事が先ですね。
 
DianaRoss&TheSupremesAnthology.jpg TheBestOfThreeDegrees.jpg
 

2007年3月11日更新の表紙

ヴァシュティ・バニヤンが来日公演をする日が訪れて それを目撃できる日が来るなんて
ああ 生きていて良かった!と しみじみ思う訳ですが 英国フォーク方面では最も
まぼろし度が高かったヴァシュティが来日する位だからヘロンやアメイジング・ブロンデルも
その内ひょっこりとやってきて来日公演をする日が訪れるかも知れません。

英国フォーク方面の「奇蹟の来日公演」はチューダー・ロッジやブリジット・セント・ジョンが行われ
ジュディ・ダイブルが病欠で実現はしなかったけれどトレイダー・ホーンも計画されたし
みんなで あれが見たい! これが見たい!と 騒げば色々と実現しそうな気もしますよ。

ヴァシュティに関しては35年ぶりの2ndアルバム「ルックアフタリング」が大きな話題となり
それまで英国フォークを聴いていなかった人をも取り込んでいった感があります。
今やフォーキーな音で美しい女性ヴォーカル入りのアルバムを紹介する際の常套句として
「ヴァシュティのような・・・」「ヴァシュティが好きなら・・・」なんて使われるまでになりましたからね。

それを考えると ヴァシュティと同じく1970年に奇蹟的な響きのスンゴい傑作アルバムを出し
2005年に35年ぶりの2nd「マジック・モーメンツ」を出して復活したサイモン・フィンは
新たなファンを取り込む事ができなかったようです・・・たぶん。
 
MagicMoments.jpg
SIMON FINN
「MAGIC MOMENTS」
(2005/CD)

 
 サイモン・フィンの2ndは  ヨレヨレで音程をはずしてしまい
 時に悲痛に叫ぶというかっこいいヴォーカルは健在で
 そんなダメダメ盤では無かったけど 収録曲がとにかく暗くて
 アルバム全体があまり印象に残らないのですよね。

 まあ1st「パス・ザ・ディスタンス」も暗い音ではあったけれど
 2ndには1stが放っていた「何だかわからないけれど凄くて
 聴く者を圧倒する迫力」は感じられませんでした。

 そしてサイモン・フィンは今年 2007年作の
 3rdアルバムも出します。 ・・・と活動は順調のようなので
 起死回生(?)の3rdアルバムでヴァシュティのように
 新たなファンを取り込む事ができるのでしょうか。
 僕はまだその3rdは聴いていないけれど
 どんな音になっているのかヒジョーに楽しみです。
 

2007年1月28日更新の表紙

WomanKing.jpg


VashtiBunyanJapanTour.jpg
 

 2007年1月28日(日曜日) 曇り時々晴れ

 今日は渋谷のタワー・レコードというお店に
 アイアン&ワイン(Iron & Wine)という
 アメリカのグループのインストア・ライブを見に行きました。

 出てきたアイアン&ワインの人は金髪の女性の人と
 立派なヒゲと長髪のおじさんでアイアン&ワインが
 2人組みの男女デュオだと今日はじめて知りました。

 でも他にもメンバーがいるけどインストア・ライブだから
 必要最低限のメンバーしか出てこなかった可能性も
 捨てきれないなぁとも思いました。

 ヒゲのおじさんの囁き系ヴォーカルとアコギの演奏に
 金髪の女性がハモりを乗っけて ブルース色もある
 地味なフォーク曲を 6〜7曲 インストアにしては長く
 約30分くらい演奏してくれました。

 地味なサウンドの割に観客は100人くらいはいて
 けっこう人気あるんだなぁと思いました。
 無料ライブなのでちょっと行ってみようかなぁという
 僕のような人も多かったのかなと思いました。

 そしてアイアン&ワインの立派なヒゲのおじさんの風貌に
 あんたグレイトフル・デッドの人かよ!と思いました。

 写真は2005年の6曲入りミニ・アルバム
 「Woman King」です。 この後にキャレキシコとの
 連名ミニ・アルバム「In The Reins」を出していますが
 アイアン&ワイン単独名義では「Woman King」が
 今のところ最新作ですよね。 そーですよね。

 ついでにヴァシュティ・バニヤンの来日公演のチラシも
 見つけたので持って帰ってきました。 ワクワク。
 

表紙へ戻る

inserted by FC2 system